TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024140692
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-10
出願番号
2023051984
出願日
2023-03-28
発明の名称
化粧材の補修用シートおよび化粧材の補修方法
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B32B
27/00 20060101AFI20241003BHJP(積層体)
要約
【課題】施工性に優れる化粧材の補修用シートを提供する。
【解決手段】化粧材の補修用シートであって、補修用シートは、化粧シートと粘着剤層とを備え、化粧シートは、基材層としての熱可塑性樹脂シートと、意匠層と、透明性樹脂層と、をこの順に備え、粘着剤層は、基材層における意匠層に向かう面とは反対の面上に設けられており、補修用シートは、JIS K6732:1996の試験方法に準拠して測定される上降伏点荷重が、25N/10mm以上80N/10mm以下であり、補修用シートは、JIS Z0237:2022の試験方法の方法1に準拠して、剥離角度180°、剥離速度300mm/分の条件で測定される、SUS-BA板に対する貼り付けから24時間後の粘着力が、40N/25mm以下である、化粧材の補修用シート。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
化粧材の補修用シートであって、
前記補修用シートは、化粧シートと粘着剤層とを備え、前記化粧シートは、基材層としての熱可塑性樹脂シートと、意匠層と、透明性樹脂層と、をこの順に備え、前記粘着剤層は、前記基材層における前記意匠層に向かう面とは反対の面上に設けられており、
前記補修用シートは、JIS K6732:1996の試験方法に準拠して測定される上降伏点荷重が、25N/10mm以上80N/10mm以下であり、
前記補修用シートは、JIS Z0237:2022の試験方法の方法1に準拠して、剥離角度180°、剥離速度300mm/分の条件で測定される、SUS-BA板に対する貼り付けから24時間後の粘着力が、40N/25mm以下である、
化粧材の補修用シート。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記補修用シートが、SUS-BA板に対する粘着力が25N/25mm以上である、請求項1に記載の化粧材の補修用シート。
【請求項3】
前記補修用シートが、前記粘着剤層における前記化粧シートに向かう面とは反対の面上に、剥離層をさらに備える、請求項1に記載の化粧材の補修用シート。
【請求項4】
前記粘着剤層が、前記粘着剤層における前記化粧シートに向かう面とは反対の面に、空気抜きパターンを有する、請求項1に記載の化粧材の補修用シート。
【請求項5】
前記化粧シートが、表面保護層をさらに備える、請求項1に記載の化粧材の補修用シート。
【請求項6】
前記透明性樹脂層と前記表面保護層との間に、プライマー層をさらに備える、請求項5に記載の化粧材の補修用シート。
【請求項7】
補修対象である化粧材の一部を除去して、露出面を形成する第1工程と、
前記化粧材の前記露出面上にプライマー層を形成する第2工程と、
請求項1~6のいずれか一項に記載の化粧材の補修用シートを、該シートの粘着剤層が前記プライマー層と接するように、前記化粧材に貼付する第3工程と、
を有する、化粧材の補修方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、化粧材の補修用シートおよび化粧材の補修方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
外装用化粧材は、耐久消費財であって、一定の耐久性、耐傷性および耐候性を有することが通常は求められている。しかしながら、外装用化粧材の長期間に及ぶ使用および想定以上の環境下での使用、その他外的要因等により、外装用化粧材の意匠または機能が劣化することがある。この問題に対して、化粧材の補修用シートが提案されている(例えば、特許文献1および2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-127291号公報
特開2000-094566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
化粧材の補修用シートは、通常は、基材層と、基材層の一方の面上に設けられた意匠層と、を備える。化粧材の補修用シートにおいては、基材層の他方の面上にあらかじめ粘着剤層を積層しておくことにより、補修用シートを被着体(補修対象である化粧材)に貼り付ける際の施工性を向上させた形態が知られている。
【0005】
従来の化粧材の補修用シートは、被着体からの浮き・剥がれに対して充分な粘着力を有する一方、被着体に対する位置合わせ性、被着体の形状に対する追従性、および施工時の意匠性の低下などの施工性の面で問題を有している。本開示の目的は、施工性に優れる化粧材の補修用シートを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の化粧材の補修用シートは、化粧シートと粘着剤層とを備え、化粧シートは、基材層としての熱可塑性樹脂シートと、意匠層と、透明性樹脂層と、をこの順に備え、粘着剤層は、基材層における意匠層に向かう面とは反対の面上に設けられており、補修用シートは、JIS K6732:1996の試験方法に準拠して測定される上降伏点荷重が、25N/10mm以上80N/10mm以下であり、補修用シートは、JIS Z0237:2022の試験方法の方法1に準拠して、剥離角度180°、剥離速度300mm/分の条件で測定される、SUS-BA板に対する貼り付けから24時間後の粘着力が、40N/25mm以下である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、施工性に優れる化粧材の補修用シートを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、化粧材の補修用シートの一実施形態を示す模式断面図である。
図2は、化粧材の補修用シートの一実施形態を示す模式断面図である。
図3は、補修対象である化粧材の一実施形態を示す模式断面図である。
図4は、補修された化粧材の一実施形態を示す模式断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本明細書において、あるパラメータに関して複数の上限値の候補および複数の下限値の候補が挙げられている場合、そのパラメータの数値範囲は、任意の1つの上限値の候補と任意の1つの下限値の候補とを組み合わせることによって構成されてもよい。一例として、「パラメータBは、好ましくはA1以上、より好ましくはA2以上、さらに好ましくはA3以上であり、また、好ましくはA4以下、より好ましくはA5以下、さらに好ましくはA6以下である。」との記載について説明する。この例では、パラメータBの数値範囲は、A1以上A4以下でもよく、A1以上A5以下でもよく、A1以上A6以下でもよく、A2以上A4以下でもよく、A2以上A5以下でもよく、A2以上A6以下でもよく、A3以上A4以下でもよく、A3以上A5以下でもよく、A3以上A6以下でもよい。
【0010】
以下、本開示の実施形態について、詳細に説明する。本開示は多くの異なる形態で実施することが可能であり、以下に例示する実施形態の記載内容に限定して解釈されない。図面は、説明をより明確にするため、実施形態に比べ、各層の幅、厚さおよび形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本開示の解釈を限定しない。本明細書と各図において、既出の図に関してすでに説明したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
東レ株式会社
積層体
5か月前
東レ株式会社
積層体
4か月前
東レ株式会社
積層体
1か月前
東レ株式会社
積層体
5か月前
東レ株式会社
積層体
4か月前
東レ株式会社
フィルム
1か月前
東レ株式会社
多層成形品
6か月前
個人
生地
7か月前
アイカ工業株式会社
化粧板
2か月前
東レ株式会社
積層フィルム
7か月前
アイカ工業株式会社
化粧板
1か月前
東レ株式会社
積層フィルム
6か月前
三菱ケミカル株式会社
積層体
7か月前
東洋紡株式会社
離型フィルム
6か月前
東洋紡株式会社
離型フィルム
6か月前
セーレン株式会社
導電性編物
7か月前
三菱製紙株式会社
離型フィルム
6か月前
日本バイリーン株式会社
表面材
4か月前
ダイニック株式会社
ターポリン
3か月前
株式会社カネカ
ポリイミド積層体
6か月前
株式会社エフコンサルタント
面材
6か月前
株式会社 スワコー
光学フィルム
6か月前
三洋化成工業株式会社
複層硬化膜
6か月前
東レ株式会社
サンドイッチ構造体
1か月前
株式会社カネカ
ポリイミド積層体
5か月前
株式会社カネカ
保護フィルム積層体
2か月前
東洋紡株式会社
包装用積層フィルム
7か月前
平岡織染株式会社
遮熱性複合体シート
5か月前
個人
積層体
2か月前
DICデコール株式会社
化粧板
4か月前
株式会社エフコンサルタント
被覆方法
5か月前
豊田合成株式会社
積層体
1か月前
株式会社エフコンサルタント
被覆方法
5か月前
中京油脂株式会社
積層体
27日前
DICデコール株式会社
化粧板
4か月前
株式会社日本触媒
積層フィルム
5か月前
続きを見る
他の特許を見る