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公開番号2024140540
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023051720
出願日2023-03-28
発明の名称構造物形成方法
出願人株式会社大林組
代理人個人,個人
主分類B23K 9/04 20060101AFI20241003BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】所望の形状の構造物を短時間で形成することができる構造物形成方法を提供する。
【解決手段】建設部材10は、溶融した金属材料をノズルの吐出口から吐出させながらノズルを移動させて、ノズルから吐出された材料で構成される層を積み上げることにより形成した曲面部材15を有する。この建設部材10は、平板から構成される平面部材11及び接続部材12を組み合わせた平板構造部を更に有する。曲面部材15は、接続部材12に対して、溶融した材料をノズルから吐出することにより接続部材12に一体化する建設部材10の曲面部分を形成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1領域と第2領域とを備える構造物の形成方法であって、
前記第1領域を平板で構成して配置し、
3次元プリンタにより、前記第1領域に対する前記第2領域の配置に応じて造形材を積層させながら、前記平板に固着させた前記第2領域を形成することを特徴とする構造物形成方法。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
前記第1領域は、複数の前記平板を組み合わせて構成されており、
前記第2領域は、前記第1領域の端部に形成された領域であることを特徴とする請求項1に記載の構造物形成方法。
【請求項3】
前記第1領域は、複数の前記平板を積層して構成されており、
前記第2領域は、前記構造物の形状に対して前記第1領域では不足している部分であることを特徴とする請求項2に記載の構造物形成方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、第1領域と第2領域とを備える構造物の構造物形成方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、3次元(3D)プリント装置(プリンタ)を用いて、構造物を形成することがある。この3Dプリンタにおいては、ノズルから材料を吐出させながらノズルを移動させて層を形成する。この場合、金属を吐出させて構造物を形成するための技術が検討されている(例えば、特許文献1参照。)。この文献に記載の3Dプリンタは、材料を分配するプリント・ヘッダを備える。このプリント・ヘッダは、少なくとも1つのアーク溶接トーチを含む。トーチは、軸方向に伸びる第1ノズルと、ノズル外に配置された先端部を有する軸方向に伸びる非消耗電極と、電極を酸化条件から保護するよう保護ガスをノズルに供給する手段と、先端部内で終端する貫通孔内に配置された細長い非帯電ガイド部とを含む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-103263号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
建設工事等で使用する大型の建設部材を形成する場合、平板の鋼板を切断した後、溶接等により部材を組み立てることがある。この場合、建設部材に、複雑な曲面形状がある場合には、精度よく所望の形状に形成することが難しい。
【0005】
一方、所望の形状に形成するために、上述した3Dプリンタを用いて、金属材料により積層を繰り返して造形することがある。しかしながら、この方法では、大型の建設部材を形成するには、時間が大幅に掛かる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する構造物形成方法は、第1領域と第2領域とを備える構造物の形成方法であって、前記第1領域を平板で構成して配置し、3次元プリンタにより、前記第1領域に対する前記第2領域の配置に応じて造形材を積層させながら、前記平板に固着させた前記第2領域を形成する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、所望の形状の構造物を短時間で形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態の構造物としての建設部材を説明する正面図である。
実施形態の構造物としての建設部材を説明する斜視図である。
実施形態において構造物の第2領域を形成する3Dプリンタの構成の説明図である。
実施形態におけるハードウェア構成の説明図である。
実施形態における構造物の形成方法を説明する流れ図である。
実施形態における構造物の形成方法を説明する説明図である。
第1変更例の構造物としての建設部材を説明する正面図である。
第1変更例の構造物としての建設部材を説明する斜視図である。
第2変更例における構造物としての建設部材を説明する斜視図である。
第3変更例における構造物としての建設部材を説明する斜視図である。
第4変更例における構造物を説明する斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図1~図6を用いて、構造物形成方法を具体化した一実施形態を説明する。本実施形態では、図1及び図2に示す構造物としての建設部材10を形成する形成方法として説明する。
【0010】
(建設部材10の構成)
図1及び図2に示す建設部材10は、金属材料によって構成される。この建設部材10は、平板の平面部材11に、平板の接続部材12を介して曲面部材15を取り付けることにより形成されている。ここで、建設部材10の平面部材11及び接続部材12が第1領域、曲面部材15が第2領域に対応する。
(【0011】以降は省略されています)

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