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公開番号
2024158993
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074689
出願日
2023-04-28
発明の名称
水中音響通信システム
出願人
株式会社大林組
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
H03J
9/04 20060101AFI20241031BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】水中の機械が動作しているか否かを容易に判断可能な技術を提供する。
【解決手段】水中音響通信システム1は、作業者側装置10と機械側装置30を有する。作業者側装置は、操作部12aと、第1の周波数の音波を送信する第1の送信部14と、第1の送信部から送信された音波を受信する第1の受信部16と、操作部の操作に応じて第1の送信部に第1の周波数の音波を送信させる制御と、第1の受信部で受信された音波の波形が、第1の送信部から送信された音波の波形と比べて乱れている場合、機械が動作していると判断する制御と、を行う第1の制御部18とを有する。機械側装置は、第1の送信部から送信された音波を受信する第2の受信部32と、第2の周波数の音波を送信する第2の送信部34と、第2の受信部で第1の送信部から送信された音波が受信された場合、第2の送信部に第2の周波数の音波を送信させる制御を行う第2の制御部36とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
作業者側装置と、水中の機械に設置された機械側装置とを有する水中音響通信システムであって、
前記作業者側装置は、
作業者が操作する操作部と、
第1の周波数の音波を送信するための第1の送信部と、
少なくとも前記第1の送信部から送信された音波を受信するための第1の受信部と、
前記操作部の操作に応じて、前記第1の送信部に前記第1の周波数の音波を送信させる制御と、前記第1の受信部で受信された音波の波形が、前記第1の送信部から送信された音波の波形と比べて乱れている場合に、前記機械が動作していると判断する制御と、を行う第1の制御部と、
を有し、
前記機械側装置は、
少なくとも前記第1の送信部から送信された音波を受信するための第2の受信部と、
第2の周波数の音波を送信するための第2の送信部と、
前記第2の受信部で前記第1の送信部から送信された音波が受信された場合に、前記第2の送信部に前記第2の周波数の音波を送信させる制御を行う第2の制御部と、
を有する、
ことを特徴とする水中音響通信システム。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記作業者側装置は、提示部を有し、
前記第1の制御部は、前記提示部に、前記判断結果を提示させる制御を行う、
請求項1に記載の水中音響通信システム。
【請求項3】
前記第1の制御部は、前記第1の受信部で受信された音波の波形が、前記第1の送信部から送信された音波の波形と比べて乱れていない場合に、前記第1の送信部に前記第1の周波数の音波の送信を停止させる制御を行う、
請求項1に記載の水中音響通信システム。
【請求項4】
前記第2の制御部は、前記機械の動作状況に応じて、前記第2の送信部に、前記第2の周波数とは異なる第3の周波数の音波を送信させる制御を行い、
前記第1の制御部は、前記第1の受信部で受信された音波の波形に、前記第3の周波数の音波の波形が含まれていると判断した場合に、前記第1の送信部に前記第1の周波数の音波の送信を停止させる制御を行う、
請求項1に記載の水中音響通信システム。
【請求項5】
前記作業者側装置は、提示部を有し、
前記第1の制御部は、前記第1の受信部で受信された音波の波形に、前記第3の周波数の音波の波形が含まれていると判断した場合に、前記第1の送信部に前記第1の周波数の音波の送信を停止させる制御を行う前に、前記提示部に、前記判断結果を提示させる制御を行う、
請求項4に記載の水中音響通信システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水中音響通信システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、水中構造物に対する作業を、水中での遠隔操作により実施可能なシステムが知られている(例えば特許文献1)。
【0003】
特許文献1に記載の水中玉外しシステムは、水中音響通信設備を利用して、指令情報発信装置に入力された水中玉外し装置に対する動作指令を指令情報として水中に発信する。また、これを機械制御装置で受信することにより、水中玉外し装置の動作を指令情報に基づいて制御することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-08868号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、濁度の高い水中において、水中玉外し装置が指令通りに動作しているかの判断が難しくなるおそれがある。
【0006】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、水中の機械が動作しているか否かを容易に判断可能な技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係る水中音響通信システムは、作業者側装置と、水中の機械に設置された機械側装置とを有する水中音響通信システムであって、前記作業者側装置は、作業者が操作する操作部と、第1の周波数の音波を送信するための第1の送信部と、少なくとも前記第1の送信部から送信された音波を受信するための第1の受信部と、前記操作部の操作に応じて、前記第1の送信部に前記第1の周波数の音波を送信させる制御と、前記第1の受信部で受信された音波の波形が、前記第1の送信部から送信された音波の波形と比べて乱れている場合に、前記機械が動作していると判断する制御と、を行う第1の制御部と、を有し、前記機械側装置は、少なくとも前記第1の送信部から送信された音波を受信するための第2の受信部と、第2の周波数の音波を送信するための第2の送信部と、前記第2の受信部で前記第1の送信部から送信された音波が受信された場合に、前記第2の送信部に前記第2の周波数の音波を送信させる制御を行う第2の制御部と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、水中の機械が動作しているか否かを容易に判断可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る水中音響通信システムの構成を概略的に示す図である。
実施形態に係る作業者側装置の動作の一例を示すフローチャートである。
実施形態に係る機械側装置の動作の一例を示すフローチャートである。
実施形態に係る作業者側装置のスピーカから送信される音波の波形の一例を示す図である。
実施形態に係る作業者側装置のマイクで受信される音波の波形の一例を示す図である。
実施形態に係る機械側装置の動作の別の例を示すフローチャートである。
実施形態に係る作業者側装置の動作の別の例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係る水中音響通信システム1について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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