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公開番号2024130900
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023040852
出願日2023-03-15
発明の名称建物の外皮構造
出願人株式会社大林組
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類E04B 2/96 20060101AFI20240920BHJP(建築物)
要約【課題】建物の多様な外皮構造を実現する技術を提供する。
【解決手段】建物Bの外皮構造10は、枠体20と、枠体の内側に嵌め込まれる複数のガラス構造体30と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
枠体と、
前記枠体の内側に嵌め込まれる複数のガラス構造体と、を備える、
ことを特徴とする建物の外皮構造。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記枠体は、前記内側を複数の領域に区画する内側フレーム部を有し、
前記ガラス構造体は、前記領域に配置される、
請求項1に記載の建物の外皮構造。
【請求項3】
前記ガラス構造体は、
互いに対向する第1ガラス板及び第2ガラス板と、
前記第1ガラス板と前記第2ガラス板との間に形成される少なくとも二つの通風開口と、を有する、
請求項1に記載の建物の外皮構造。
【請求項4】
建物の内部又は外部の空気を、前記通風開口の少なくとも一つを通じて前記第1ガラス板と前記第2ガラス板との間の空間へ供給し、前記空間内の空気を、別の前記通風開口を通じて前記外部へ排出する換気装置、を備える、
請求項3に記載の建物の外皮構造。
【請求項5】
前記換気装置は、前記ガラス構造体の少なくとも一つに設けられる、
請求項4に記載の建物の外皮構造。
【請求項6】
前記ガラス構造体は、前記内部に入る光を遮蔽する日射遮蔽装置を備える、
請求項4に記載の建物の外皮構造。
【請求項7】
前記日射遮蔽装置は、
前記第1ガラス板と前記第2ガラス板との間に配置され、前記光の遮蔽率が不変となるよう構成される、少なくとも一つの幕部材である、
請求項6に記載の建物の外皮構造。
【請求項8】
前記日射遮蔽装置は、前記光の遮蔽率が可変となるよう構成される、調光ガラス板又は調光フィルムである、
請求項6に記載の建物の外皮構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の外皮構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、建物の開口部に取付けられた枠体に、ガラス等のパネル体を固定することが知られている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-123558号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の技術では、枠体の内側に複数のパネル体を配置して、建物の多様な外皮構造を実現できないおそれがある。
【0005】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、建物の多様な外皮構造を実現する技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る建物の外皮構造は、枠体と、前記枠体の内側に嵌め込まれる複数のガラス構造体と、を備える、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、建物の多様な外皮構造を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る建物の外皮構造の一例を概略的に示す斜視図である。
図1の枠体を示す正面図である。
図1のL-L断面図である。
図1のガラス構造体を示す斜視図である。
変形例1に係る建物の外皮構造に用いられるガラス構造体の一例であって、ファンを有するガラス構造体を概略的に示す斜視図である。
図5のガラス構造体に設けられるファンの制御ブロック図である。
変形例2に係る建物の外皮構造に用いられるガラス構造体の一例であって、日射遮蔽装置としてのブラインドを有するガラス構造体を概略的に示す斜視図である。
図7のガラス構造体に設けられるブラインドの制御ブロック図である。
変形例3に係る建物の外皮構造に用いられるガラス構造体の一例であって、日射遮蔽装置としてのスクリーンを有するガラス構造体を概略的に示す斜視図である。
変形例3に係る建物の外皮構造に用いられる別のガラス構造体の一例であって、(a)は、日射遮蔽装置としてのスクリーンを有する別のガラス構造体を概略的に示す斜視図であり、(b)は、別のガラス構造体を構成するスクリーンを概略的に示す斜視図である。
図9及び図10のガラス構造体に設けられるスクリーンの制御ブロック図である。
変形例4に係る建物の外皮構造に用いられるガラス構造体であって、日射遮蔽装置としての調光ガラス板を有するガラス構造体を概略的に示す斜視図である。
図11のガラス構造体に設けられる調光ガラス板の制御ブロック図である。
図12の調光ガラス板を説明する図であり、(a)は、調光ガラス板の光遮蔽率が低い状態、(b)は、調光ガラス板の光遮蔽率が高い状態を示す。
別の実施形態に係る建物の外皮構造を概略的に示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態]
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係る建物の外皮構造について説明する。各図面に示される同一又は同等の構成要素、部材等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。
【0010】
<建物の外皮構造>
本実施形態では、複数階を有する建物B(例えばオフィスビル)に、外皮構造10を適用した場合を説明する。以下の説明においては、重力方向に従って上下方向を定義する(図1)。また、上下方向に対して垂直な方向を前後方向、左右方向と定義する(図1)。
(【0011】以降は省略されています)

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