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公開番号
2024155182
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023069646
出願日
2023-04-20
発明の名称
柱の接合構造
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04B
1/58 20060101AFI20241024BHJP(建築物)
要約
【課題】傾斜した上側柱を鉛直な下側柱に容易に接合することが可能な柱の接合構造を提供することである。
【解決手段】建築物1における柱20の接合構造であって、鉛直方向に延びるとともに上端面21aが水平な円筒状の下側柱21と、鉛直方向に対して傾斜して延びるとともに下端面22aが水平な円筒状であり、下端面22aにおいて下側柱21の上端面21aに接合された上側柱21とを有し、下側柱21の上側柱22に接合される部分における外径及び肉厚が、それぞれ上側柱22の外径及び肉厚よりも大きくなっており、上側柱22の下端面22aの全体が下側柱21の上端面21aに接合されていることを特徴とする柱接合構造。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
建築物における柱の接合構造であって、
鉛直方向に延びるとともに上端面が水平な円筒状の下側柱と、
鉛直方向に対して傾斜して延びるとともに下端面が水平な円筒状であり、下端面において前記下側柱の上端面に接合された上側柱とを有し、
前記下側柱の前記上側柱に接合される部分における外径及び肉厚が、それぞれ前記上側柱の外径及び肉厚よりも大きくなっており、前記上側柱の下端面の全体が前記下側柱の上端面に接合されていることを特徴とする柱の接合構造。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記下側柱及び前記上側柱が、それぞれ内部にコンクリートが充填されてコンクリート充填鋼管に構成されている、請求項1に記載の柱の接合構造。
【請求項3】
前記下側柱が、
円筒状の柱本体部と、
外径及び肉厚が前記上側柱よりも大きい円筒状であり、前記柱本体部の上端に接合された仕口部材と、を有し、
前記上側柱の下端面が前記仕口部材の上端面に接合されている、請求項1または2に記載の柱の接合構造。
【請求項4】
前記下側柱の上端面と前記上側柱の下端面との間にダイヤフラムが設けられている、請求項1に記載の柱の接合構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建築物における柱の接合構造に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
建築物として、例えばオフィスビル、商業ビルなどの、複数の階層を有する多層階ビルの形態とされたものが知られている。
【0003】
このような建築物は、その構造ないし躯体が、複数本の柱と、柱に接合されて両端支持された梁とを有する構成とされるのが一般的である(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-95135号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような建築物では、外観の形状ないし構造的な理由から、構造ないし躯体を構成する一部の柱を途中から斜めにするために、当該柱を、鉛直方向に延びる円筒状の下側柱の上端面に、鉛直方向に対して傾斜して延びる円筒状の上側柱を接合した構成とすることが考えられる。
【0006】
しかし、この場合、平面視で下側柱の上端面が水平面に沿った円形となるのに対し、上側柱の下端面は水平面に沿った楕円形となるので、上側柱の下端面の一部が下側柱の上端面から外側にはみ出して上側柱を下側柱に接合し難い、という問題点があった。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、傾斜した上側柱を鉛直な下側柱に容易に接合することが可能な柱の接合構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の柱の接合構造は、建築物における柱の接合構造であって、鉛直方向に延びるとともに上端面が水平な円筒状の下側柱と、鉛直方向に対して傾斜して延びるとともに下端面が水平な円筒状であり、下端面において前記下側柱の上端面に接合された上側柱とを有し、前記下側柱の前記上側柱に接合される部分における外径及び肉厚が、それぞれ前記上側柱の外径及び肉厚よりも大きくなっており、前記上側柱の下端面の全体が前記下側柱の上端面に接合されていることを特徴とする。
【0009】
本発明の柱の接合構造は、上記構成において、前記下側柱及び前記上側柱が、それぞれ内部にコンクリートが充填されてコンクリート充填鋼管に構成されているのが好ましい。
【0010】
本発明の柱の接合構造は、上記構成において、前記下側柱が、円筒状の柱本体部と、外径及び肉厚が前記上側柱よりも大きい円筒状であり、前記柱本体部の上端に接合された仕口部材と、を有し、前記上側柱の下端面が前記仕口部材の上端面に接合されているのが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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