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公開番号2024162912
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2023078895
出願日2023-05-11
発明の名称継手
出願人株式会社大林組
代理人個人,個人,個人
主分類E04B 1/24 20060101AFI20241114BHJP(建築物)
要約【課題】角形鋼管柱と鉄骨丸柱とを接合することが可能な安価な継手を提供することである。
【解決手段】角形鋼管柱21と鉄骨丸柱22とを連結する継手10であって、軸線Oを中心とした筒状の継手本体11を有し、継手本体11は、それぞれ第1下底11a1と第1下底11a1よりも短い第1上底11a2とを有する台形形状であり、第1下底11a1を角形鋼管柱21の側に向けた姿勢で軸線Oを中心として環状に並べて配置された4枚の第1板状部11aと、それぞれ第1下底11a1よりも短い第2下底11b1と第1上底11a2と同一長さの第2上底11b2とを有する台形形状であり、第2下底11b2を角形鋼管柱21の側に向けた姿勢で隣り合う一対の第1板状部11aの間に接合された4枚の第2板状部11bと、を備え、角形鋼管柱21の側を向く一端が隅角正八角形であり、鉄骨丸柱22の側を向く他端が正八角形であることを特徴とする継手10。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
角形鋼管柱と鉄骨丸柱とを連結する継手であって、
軸線を中心とした筒状の継手本体を有し、
前記継手本体は、
それぞれ第1下底と前記第1下底よりも短い第1上底とを有する台形形状であり、前記第1下底を前記角形鋼管柱の側に向けた姿勢で前記軸線を中心として環状に並べて配置された4枚の第1板状部と、
それぞれ前記第1下底よりも短い第2下底と前記第1上底と同一長さの第2上底とを有する台形形状であり、前記第2下底を前記角形鋼管柱の側に向けた姿勢で隣り合う一対の前記第1板状部の間に接合された4枚の第2板状部と、を備え、
前記角形鋼管柱の側を向く一端が隅角正八角形であり、前記鉄骨丸柱の側を向く他端が正八角形であることを特徴とする継手。
続きを表示(約 140 文字)【請求項2】
前記継手本体の一端に接合された第1ダイアフラムと、
前記継手本体の他端に接合された第2ダイアフラムと、を有する、請求項1に記載の継手。
【請求項3】
前記第1板状部が梁の接合部となって仕口として用いられる、請求項1または2に記載の継手。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、角形鋼管柱と鉄骨丸柱とを連結する継手に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば倉庫、オフィスビル、商業ビルなどの建築物においては、躯体を構成する柱は、複数本の柱を、継手を用いて上下方向に連結して構成されるのが一般的である。
【0003】
また、上記のような建築物に用いられる柱として、継手で連結される一方側の柱を角形鋼管柱とし、他方側の柱を鉄骨丸柱としたものが知られている。
【0004】
従来、角形鋼管柱と鉄骨丸柱とを連結する継手として、角形鋼管柱に接合される側の端部が正方形であるとともに鉄骨丸柱に接合される側の端部が円形となる筒形状のものが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
建築構造用鋳鋼品 製品カタログ、p2 “角丸ジョイント”、[online]、日本鋳造株式会社、[令和5年3年1日検索]、インターネット<URL:https://www.nipponchuzo.co.jp/pdf/product/CMcatalog2021.pdf>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上記従来の継手は、鋳造によって製造された鋳鋼品を切削加工して製造されたものであるため、製造コストが高く、高価である、という問題点があった。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、角形鋼管柱と鉄骨丸柱とを連結することが可能な安価な継手を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の継手は、角形鋼管柱と鉄骨丸柱とを連結する継手であって、軸線を中心とした筒状の継手本体を有し、前記継手本体は、それぞれ第1下底と前記第1下底よりも短い第1上底とを有する台形形状であり、前記第1下底を前記角形鋼管柱の側に向けた姿勢で前記軸線を中心として環状に並べて配置された4枚の第1板状部と、それぞれ前記第1下底よりも短い第2下底と前記第1上底と同一長さの第2上底とを有する台形形状であり、前記第2下底を前記角形鋼管柱の側に向けた姿勢で隣り合う一対の前記第1板状部の間に接合された4枚の第2板状部と、を備え、前記角形鋼管柱の側を向く一端が隅角正八角形であり、前記鉄骨丸柱の側を向く他端が正八角形であることを特徴とする。
【0009】
本発明の柱の継手は、上記構成において、前記継手本体の一端に接合された第1ダイアフラムと、前記継手本体の他端に接合された第2ダイアフラムと、を有するのが好ましい。
【0010】
本発明の柱の継手は、上記構成において、前記第1板状部が梁の接合部となって仕口として用いられるのが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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