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公開番号2024134967
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023045439
出願日2023-03-22
発明の名称攪拌装置
出願人株式会社大林組
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類B01F 27/053 20220101AFI20240927BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】攪拌部材に対する混錬物の固着量を低減する技術を提供する。
【解決手段】攪拌装置1は、容器10と、容器内に支持され、セメント系固化材を含有する混錬物を攪拌する攪拌部材30と、非粘着性、低摩擦性及び難接着性を有する合成樹脂材を含む被覆層60と、を備え、被覆層は、攪拌部材の表面を被覆する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
容器と、
前記容器内に支持され、セメント系固化材を含有する混錬物を攪拌する攪拌部材と、
非粘着性、低摩擦性及び難接着性を有する合成樹脂材を含む被覆層と、を備え、
前記被覆層は、前記攪拌部材の表面を被覆する、
ことを特徴とする攪拌装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記容器は、
前記混錬物を収容する本体部と、
前記本体部に、前記混錬物又は前記混錬物の原料である被攪拌物を導入する導入部と、
前記本体部から、前記混錬物を排出する排出部と、を有し、
前記被覆層は、前記本体部、前記導入部、及び、前記排出部の内面を被覆する、
請求項1に記載の攪拌装置。
【請求項3】
前記攪拌部材の表面の少なくとも一部は、前記容器の外面よりも粗い表面粗さを有するよう形成された粗面部であり、
前記被覆層は、少なくとも前記粗面部を被覆する、
請求項1に記載の攪拌装置。
【請求項4】
前記本体部、前記導入部、及び、前記排出部の内面の少なくとも一部は、前記容器の外面よりも粗い表面粗さを有するよう形成された粗面部であり、
前記被覆層は、少なくとも前記粗面部を被覆する、
請求項2に記載の攪拌装置。
【請求項5】
前記攪拌部材の表面の少なくとも一部、並びに、前記本体部、前記導入部、及び、前記排出部の内面の少なくとも一部は、前記容器の外面よりも粗い表面粗さを有するよう形成された粗面部であり、
前記被覆層は、少なくとも前記粗面部を被覆する、
請求項2に記載の攪拌装置。
【請求項6】
前記攪拌部材は、前記容器内に回転可能に支持されている、
請求項3から5のいずれか一項に記載の攪拌装置。
【請求項7】
前記被覆層の膜厚は、均一である、
請求項1又は2に記載の攪拌装置。
【請求項8】
前記合成樹脂材は、ポリウレア樹脂、ふっ素樹脂、又は、ポリウレア樹脂とふっ素樹脂との複合樹脂である、
請求項1又は2に記載の攪拌装置。
【請求項9】
前記混錬物は、高強度コンクリート、又は、超高強度繊維補強コンクリートである、
請求項1又は2に記載の攪拌装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、攪拌装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、容器と、容器に対して回転可能に設けられ、容器内に投入された被攪拌物を攪拌する攪拌部材と、を備える攪拌装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-161558号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の攪拌装置では、被攪拌物を攪拌して得られた混錬物が攪拌部材に固着することがある。この場合、被攪拌物を攪拌するに従って、攪拌部材に固着する混錬物の量が増える。この結果、被攪拌物を適切に攪拌できないおそれがある。
【0005】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、攪拌部材に対する混錬物の固着量を低減する技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る攪拌装置は、容器と、前記容器内に支持され、セメント系固化材を含有する混錬物を攪拌する攪拌部材と、非粘着性、低摩擦性及び難接着性を有する合成樹脂材を含む被覆層と、を備え、前記被覆層は、前記攪拌部材の表面を被覆する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、攪拌部材に対する混錬物の固着量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る攪拌装置の一例を示す図であり、(A)は斜視図を示し、(B)は平面図を示す。
実施形態に係る被覆層が容器に設けられる例を示す図であり、(A)は部分断面図を示し、(B)はA部の拡大図である。
実施形態に係る被覆層が攪拌部材に設けられる例を示す図であり、(A)は部分断面図を示し、(B)はA部の拡大図である。
実施形態に係る被覆層の使用例を示す図である。
本実施形態の変形例1に係る攪拌装置を示す図であり、(A)は斜視図を示し、(B)は平面図を示す。
本実施形態の変形例2に係る攪拌装置を示す図であり、(A)は斜視図を示し、(B)は平面図を示す。
本実施形態の変形例3に係る攪拌装置を、高位置にある状態で示す図であり、(A)は斜視図を示し、(B)は平面図を示し、(C)は側面図を示す。
図7に示す攪拌装置を、低位置にある状態で示す図であり、(A)は斜視図を示し、(B)は側面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態]
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係る攪拌装置1について説明する。各図面に示される同一又は同等の構成要素、部材等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。
【0010】
<攪拌装置1>
図1は、実施形態に係る攪拌装置1の一例を示す図であり、(A)は斜視図を示し、(B)は平面図を示す。図2は、実施形態に係る被覆層60が容器10に設けられる例を示す図であり、(A)は部分断面図を示し、(B)はA部の拡大図である。図3は、実施形態に係る被覆層60が攪拌部材30に設けられる例を示す図であり、(A)は部分断面図を示し、(B)はA部の拡大図である。図4は、実施形態に係る被覆層60の使用例を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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