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公開番号
2024137081
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-07
出願番号
2023048453
出願日
2023-03-24
発明の名称
自動倉庫
出願人
村田機械株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65G
1/04 20060101AFI20240927BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】非常時に作動するシャッタとの干渉を防止することができる自動倉庫を提供する。
【解決手段】自動倉庫1は、ラック11A,11Bと、第一方向に延在する走行面に沿って走行し、棚部18に物品Wを移載する搬送車12と、非常時に作動するシャッタ83の進出空間Sに対して進退可能に設けられると共に、進出空間S内の進出位置P1に進出したときに、進出空間Sによって互いに離間した二つの領域同士の搬送車12の往来を可能にする可動走行面30と、非常時に可動走行面30を進出空間Sから退避した退避位置に位置させ、通常時に進出位置P1に移動させる可動機構40と、を備える。可動機構40は、可動走行面30を退避させる際、進出空間S内を鉛直方向に沿って下方に移動させた後、搬送車12の移動方向に沿って進出空間Sから退避させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
物品を載置する棚部が鉛直方向に配列されていると共に鉛直方向に直交する第一方向に延在するラックと、
前記第一方向に延在する走行面に沿って走行し、前記棚部に前記物品を移載する搬送車と、
非常時に作動するシャッタの進出空間に対して進退可能に設けられると共に、前記進出空間内の進出位置に進出したときに、前記進出空間によって互いに離間した二つの領域同士の前記搬送車の往来を可能にする可動走行面と、
非常時に前記可動走行面を前記進出空間から退避した退避位置に位置させ、通常時に前記進出位置に移動させる可動機構と、を備え、
前記可動機構は、前記可動走行面を退避させる際、前記進出空間内を鉛直方向に沿って下方に移動させた後、前記搬送車の移動方向に沿って前記進出空間から退避させる、自動倉庫。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記可動走行面は、一方向に延在する支持部材の一方の端部に設けられており、
前記可動機構は、前記支持部材の延在方向が鉛直方向に沿った状態のまま前記可動走行面を前記進出位置から前記退避位置に退避させる、請求項1記載の自動倉庫。
【請求項3】
前記可動機構は、通電状態において前記可動走行面を前記進出位置に位置させ、非通電状態において前記可動走行面を前記退避位置に位置させる、請求項1又は2記載の自動倉庫。
【請求項4】
前記シャッタの作動を検知する検知部を更に備え、
前記可動機構は、前記検知部の検知結果に基づいて前記シャッタの作動を検知すると、前記可動走行面を前記退避位置に位置させる、請求項1又は2記載の自動倉庫。
【請求項5】
前記可動機構は、前記走行面の下方に配置されている、請求項1又は2記載の自動倉庫。
【請求項6】
前記進出空間によって互いに離間した二つの領域のそれぞれには、前記ラックが設けられている、請求項1又は2記載の自動倉庫。
【請求項7】
前記進出空間によって互いに離間した二つの領域の一方には前記ラックが設けられ、前記二つの領域の他方には、前記搬送車が走行可能に設けられたデッキが設けられている、請求項1又は2記載の自動倉庫。
【請求項8】
前記ラックは、前記第一方向と鉛直方向との両方に直交する方向に配列されている、請求項1又は2記載の自動倉庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一側面は、自動倉庫に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
物品の出庫及び入庫を自動で行う自動倉庫が知られている。このような自動倉庫が配備される建屋には、火災の侵入を防ぎ、延焼を防止するために、非常時に建屋内の空間を区画するように作動する防火シャッタが設けられることがある。この場合、自動倉庫は、防火シャッタが進出する進出空間によって互いに離間した二つの領域が形成される。このため、通常時には、搬送車の互いに離間した二つの領域同士を往来可能にする必要がある。このような課題を解決するための技術が、例えば特許文献1及び特許文献2に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-189458号公報
特開2022-100481号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、特許文献1及び特許文献2に記載の発明は、搬送装置に関する技術であって、自動倉庫に関する技術ではない。昨今、自動倉庫が配備される建屋等において火災に対する備えが特に大きな課題となっている。
【0005】
そこで、本発明の一側面の目的は、非常時に作動するシャッタとの干渉を防止することができる自動倉庫を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係る自動倉庫は、物品を載置する棚部が鉛直方向に配列されていると共に鉛直方向に直交する第一方向に延在するラックと、第一方向に延在する走行面に沿って走行し、棚部に物品を移載する搬送車と、非常時に作動するシャッタの進出空間に対して進退可能に設けられると共に、進出空間内の進出位置に進出したときに、進出空間によって互いに離間した二つの領域同士の搬送車の往来を可能にする可動走行面と、非常時に可動走行面を進出空間から退避した退避位置に位置させ、通常時に進出位置に移動させる可動機構と、を備え、可動機構は、可動走行面を退避させる際、進出空間内を鉛直方向に沿って下方に移動させた後、搬送車の移動方向に沿って進出空間から退避させる。
【0007】
この構成の自動倉庫では、シャッタが進出する進出空間によって離間(分断)される二つの領域と、進出空間に進出可能な可動走行面が設けられている。これにより、通常時には、進出空間によって離間された二つの領域を搬送車が往来することが可能になる。また、この構成の自動倉庫では、シャッタが進出する進出空間から可動走行面を退避させることができるので、非常時に作動するシャッタとの干渉を防止することができる。
【0008】
本発明の一側面に係る自動倉庫では、可動走行面は、一方向に延在する支持部材の一方の端部に設けられており、可動機構は、支持部材の延在方向が鉛直方向に沿った状態のまま可動走行面を進出位置から退避位置に退避させてもよい。この構成では、可動走行面が一方向に延在する支持部材に設けられる場合であっても可動機構の動きがコンパクトになる。この結果、可動機構を省スペースに構成することができる。
【0009】
本発明の一側面に係る自動倉庫では、可動機構は、通電状態において可動走行面を進出位置に位置させ、非通電状態において可動走行面を退避位置に位置させてもよい。この構成では、非常時に電力が寸断された場合であっても、可動走行面を退避させることができる。
【0010】
本発明の一側面に係る自動倉庫では、シャッタの作動を検知する検知部を更に備え、可動機構は、検知部の検知結果に基づいてシャッタの作動を検知すると、可動走行面を退避位置に位置させてもよい。この構成では、シャッタの作動に連動して、可動走行面を退避させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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