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公開番号2024136848
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023048132
出願日2023-03-24
発明の名称車両認識装置、車両認識方法及び車両認識プログラム
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人クロスボーダー特許事務所
主分類G08G 1/017 20060101AFI20240927BHJP(信号)
要約【課題】処理能力を抑えたコンピュータでも、乗車人数といった車両の情報を検出可能にする。
【解決手段】ナンバー検出部111は、カメラ40によって車両を撮影して得られた複数の画像データのうちいずれかの画像データから、車両のナンバープレートを検出する。対象検出部112は、複数の画像データのうちのナンバー検出部111がナンバープレートを検出した画像データを処理画像として抽出する。対象検出部112は、処理画像から車両に表示された標章と車両の乗車者との少なくともいずれかの対象物を検出する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
カメラによって車両を撮影して得られた複数の画像データのうちいずれかの画像データから、前記車両のナンバープレートを検出するナンバー検出部と、
前記複数の画像データのうちの前記ナンバー検出部が前記ナンバープレートを検出した画像データを処理画像として抽出して、前記処理画像から前記車両に表示された標章と前記車両の乗車者との少なくともいずれかの対象物を検出する対象検出部と
を備える車両認識装置。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記対象検出部は、前記ナンバー検出部によって前記処理画像から前記ナンバープレートが検出された位置に基づき、前記処理画像における前記対象物の検出範囲を絞り込み、絞り込まれた前記検出範囲から前記対象物を検出する
請求項1に記載の車両認識装置。
【請求項3】
前記車両認識装置は、さらに、
前記処理画像から、前記車両の車名を特定する車両特定部
を備え、
前記対象検出部は、前記車両特定部によって特定された前記車名から特定される前記車両の形状に基づき、検出された前記対象物の妥当性を判定する
請求項1に記載の車両認識装置。
【請求項4】
前記車両認識装置は、さらに、
前記ナンバー検出部によって検出された前記ナンバープレートから、前記車両の情報である車両情報を特定する車両特定部と、
前記車両特定部によって特定された前記車両情報と、前記対象検出部によって検出された前記対象物の情報である対象情報とを対応付けて記憶装置に書き込む情報管理部と
を備える請求項1に記載の車両認識装置。
【請求項5】
コンピュータが、カメラによって車両を撮影して得られた複数の画像データのうちいずれかの画像データから、前記車両のナンバープレートを検出し、
コンピュータが、前記複数の画像データのうちの前記ナンバープレートを検出した画像データを処理画像として抽出して、前記処理画像から前記車両に表示された標章と前記車両の乗車者との少なくともいずれかの対象物を検出する車両認識方法。
【請求項6】
カメラによって車両を撮影して得られた複数の画像データのうちいずれかの画像データから、前記車両のナンバープレートを検出するナンバー検出処理と、
前記複数の画像データのうちの前記ナンバー検出処理で前記ナンバープレートを検出した画像データを処理画像として抽出して、前記処理画像から前記車両に表示された標章と前記車両の乗車者との少なくともいずれかの対象物を検出する対象検出処理と
を行う車両認識装置としてコンピュータを機能させる車両認識プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、走行する車両の情報を収集する技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
走行する車両を撮影した映像データから、車両の乗車人数等の情報を特定する技術がある。特許文献1には、顔の検出技術を用いて搭乗者の顔を検出することで、車両の乗車人数を特定することが記載されている。
この技術により、乗車人数に応じて通行料金を割引すること、乗車人数に応じて通行可否を判断すること等が可能になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2017/158647号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された方法では、車両が高速で移動する場合には、車両が写った多くのフレームの画像データに対して処理を行うことになり、処理能力の高い装置が必要となる。
本開示は、処理能力を抑えたコンピュータでも、乗車人数といった車両の情報を検出可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示に係る車両認識装置は、
カメラによって車両を撮影して得られた複数の画像データのうちいずれかの画像データから、前記車両のナンバープレートを検出するナンバー検出部と、
複数の画像データのうちの前記ナンバー検出部が前記ナンバープレートを検出した画像データを処理画像として抽出して、前記処理画像から前記車両に表示された標章と前記車両の乗車者との少なくともいずれかの対象物を検出する対象検出部と
を備える。
【発明の効果】
【0006】
本開示では、ナンバープレートが検出された画像データを処理画像として抽出して、処理画像から対象物を検出する。これにより、不要に多くのフレームの画像データに対して対象物を検出する処理を行う必要がなくなる。その結果、処理能力を抑えたコンピュータでも、乗車人数といった車両の情報を検出可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態1に係る車両認識システム100の構成図。
実施の形態1に係る車両認識装置10の構成図。
実施の形態1に係る中央装置20の構成図。
実施の形態1に係る車両認識処理のフローチャート。
実施の形態1に係る車両データベース231の説明図。
実施の形態1に係る検索処理のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0008】
実施の形態1.
***構成の説明***
図1を参照して、実施の形態1に係る車両認識システム100の構成を説明する。
車両認識システム100は、複数の車両認識装置10と、中央装置20と、1台以上の検索端末30とを備える。各車両認識装置10と中央装置20とは、伝送路91を介して接続されている。中央装置20と各検索端末30とは、伝送路92を介して接続されている。
【0009】
車両認識装置10は、道路付近に設置されたコンピュータである。中央装置20は、サーバルーム等に設置されたコンピュータである。検索端末30は、ユーザが使用するPC等の端末である。PCは、Personal Computerの略である。
【0010】
図2を参照して、実施の形態1に係る車両認識装置10の構成を説明する。
車両認識装置10は、プロセッサ11と、メモリ12と、ストレージ13と、通信インタフェース14とのハードウェアを備える。プロセッサ11は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
(【0011】以降は省略されています)

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