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公開番号2024135389
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023046044
出願日2023-03-22
発明の名称プリンタ
出願人サトーホールディングス株式会社
代理人弁理士法人後藤特許事務所
主分類B41J 13/08 20060101AFI20240927BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】印字媒体の搬送不良を防止すること。
【解決手段】プリンタは、粘着剤層を有する印字媒体に印字する印字ヘッドと、印字ヘッドとの間で印字媒体を挟持して搬送するプラテンローラと、印字媒体の搬送方向において、印字ヘッドの上流側に配置された上流側ローラと、印字ヘッドの下流側に配置された下流側ローラと、非粘着処理が施されてプラテンローラと上流側ローラとに掛け回された上流側ベルトと、非粘着処理が施されてプラテンローラと下流側ローラとに掛け回された下流側ベルトと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被着体に貼り付けられる粘着剤層を有する印字媒体に印字する印字ヘッドと、
前記印字ヘッドとの間で前記印字媒体を挟持して搬送するプラテンローラと、
前記印字媒体の搬送方向において、前記印字ヘッドの上流側に配置された上流側ローラと、
前記印字媒体の搬送方向において、前記印字ヘッドの下流側に配置された下流側ローラと、
非粘着処理が施されて前記プラテンローラと前記上流側ローラとに掛け回された上流側ベルトと、
非粘着処理が施されて前記プラテンローラと前記下流側ローラとに掛け回された下流側ベルトと、
を備える、
プリンタ。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
請求項1に記載のプリンタであって、
前記下流側ベルトの搬送方向に直交する幅方向における幅は、前記上流側ベルトの幅よりも狭い、
プリンタ。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のプリンタであって、
前記下流側ローラは、前記下流側ローラの一部に拡径部を有し、
前記拡径部の外径は、前記下流側ローラの前記拡径部以外の部分の外径よりも大きい、
プリンタ。
【請求項4】
請求項1に記載のプリンタであって、
前記プラテンローラは、駆動機構によって駆動されており、
前記上流側ローラは、前記上流側ベルトによって前記プラテンローラに従動する、
プリンタ。
【請求項5】
請求項1又は2に記載のプリンタであって、
前記プラテンローラは、駆動機構によって駆動されており、
前記下流側ローラは、前記下流側ベルトによって前記プラテンローラに従動する、
プリンタ。
【請求項6】
請求項5に記載のプリンタであって、
前記下流側ローラの外径は、前記プラテンローラの外径よりも小である、
プリンタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
被着体への粘着剤層が露出した状態のラベルを搬送しながら印字するプリンタでは、印字ヘッドとの間でラベルを挟持して搬送するプラテンローラへのラベルの巻き込みを防止するために、表面に非粘着処理が施されたプラテンローラが適用されている。
【0003】
しかしながら、非粘着処理されたプラテンローラは、ラベルを粘着しにくくする一方で、印字ヘッドとの間でラベルを挟持する力が低下してしまう。このため、ラベルの搬送速度が不安定になり、印字不良が生じることがあった。
【0004】
このように、被着体への粘着剤層が露出した状態のラベルを搬送する場合には、ラベルのプラテンローラへの貼り付き防止と、ラベルをスリップすることなく適切に搬送することの二律背反の課題があった。
【0005】
これに対して、特許文献1には、回転するプラテンローラと印字ヘッドとの挟持力によりラベルを搬送方向に送り出すのではなく、プラテンローラの上流側及び下流側に配置された非粘着処理が施された搬送ベルトと、当該搬送ベルトにラベルを圧着するラベル押さえと、ラベルを搬送ベルトから剥離する剥離部材と、を有するプリンタが開示されている。
【0006】
特許文献1に開示されたプリンタでは、ラベルを搬送ベルトに圧着した状態で搬送し、剥離部材によって搬送ベルトからラベルを剥離して、プラテンローラと印字ヘッドとの間に受け渡し、印字を終えたラベルを再び搬送ベルトに受け渡すことで、印字中のラベルを安定して搬送している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2012-148408号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1に開示されたラベルプリンタでは、剥離部材によるプラテンローラの上流側の搬送ベルトからのラベルを剥離が不十分であった場合には、ラベルがプラテンローラと印字ヘッドとの間に受け渡される際に、搬送不良が生じる可能性があった。
【0009】
そこで、本発明は、被着体への粘着剤層を有するラベルのような印字媒体に印字するプリンタにおいて、印字媒体の搬送不良を防止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明のある態様によれば、被着体に貼り付けられる粘着剤層を有する印字媒体に印字する印字ヘッドと、前記印字ヘッドとの間で前記印字媒体を挟持して搬送するプラテンローラと、前記印字媒体の搬送方向において、前記印字ヘッドの上流側に配置された上流側ローラと、前記印字媒体の搬送方向において、前記印字ヘッドの下流側に配置された下流側ローラと、非粘着処理が施されて前記プラテンローラと前記上流側ローラとに掛け回された上流側ベルトと、非粘着処理が施されて前記プラテンローラと前記下流側ローラとに掛け回された下流側ベルトと、を備える、プリンタが提供される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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