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公開番号
2024134597
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023044869
出願日
2023-03-22
発明の名称
電柱用物品昇降装置
出願人
株式会社関電工
,
株式会社ニシヤマ
代理人
個人
主分類
B66D
3/26 20060101AFI20240927BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】電柱の上部に極めて簡単に設置することができ、工事に関係する各種の物品の昇降を遠隔操作により迅速かつ簡単に行うことができ、しかもコンパクトに構成することができ、取り扱いも容易な電柱用物品昇降装置を提供する。
【解決手段】電柱用物品昇降装置は、電柱に設けられた腕金に着脱可能に取り付けられる金属製の筐体1と、筐体1の内部の底面に取り付けられた、外部からリモコンにより動作を制御することができる電動ウインチと、筐体1の内部に設けられた、リモコンの信号を受信する受信部と、筐体1の側面または底部に受信部に対向して設けられたリモコンの信号の受信用窓と、筐体1の内部に設けられた、電動ウインチおよび受信部用の電源部とを有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
電柱に設けられた腕金に着脱可能に取り付けられる金属製の筐体と、
上記筐体の内部の底面に取り付けられた、外部からリモコンにより動作を制御することができる電動ウインチと、
上記筐体の内部に設けられた、上記リモコンの信号を受信する受信部と、
上記筐体の側面または底部に上記受信部に対向して設けられた上記リモコンの信号の受信用窓と、
上記筐体の内部に設けられた、上記電動ウインチおよび上記受信部用の電源部と、
を有する電柱用物品昇降装置。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
上記筐体の上面に上記腕金を把持するための把持部材を有し、当該把持部材は上記筐体の上面に設けられた第1部材および当該第1部材に対して上記上面に平行な軸の周りに回動可能な第2部材からなり、当該第1部材に対して当該第2部材を回動させて当該第1部材と当該第2部材との間に上記腕金を挟み込むことにより上記腕金を把持する請求項1記載の電柱用物品昇降装置。
【請求項3】
上記筐体の内部の底面に上記電動ウインチが上記電動ウインチを囲むように設けられたウインチブラケットにより取り付けられ、当該ウインチブラケットの側面に上記受信部が設けられている請求項1記載の電柱用物品昇降装置。
【請求項4】
上記筐体は直方体形状を有する請求項1記載の電柱用物品昇降装置。
【請求項5】
上記ワイヤーは合成樹脂からなる請求項1記載の電柱用物品昇降装置。
【請求項6】
上記合成樹脂はナイロン、ポリフッ化ビニリデンまたは高密度ポリエチレンからなる請求項5記載の電柱用物品昇降装置。
【請求項7】
上記ワイヤーの先端をフックが取り付けられた滑車を介して上記腕金に接続した状態で上記フックに昇降を行う物品を収納した容器を取り付け、上記電動ウインチを上記リモコンの操作により正転または逆転することにより上記物品の昇降を行う請求項1記載の電柱用物品昇降装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は電柱用物品昇降装置に関し、例えば、電柱の上部に機器や部品などの物品を設置する工事を行う際に用いて好適なものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
電柱の上部に機器や部品などを設置する工事を行う際には、これらの物品を電柱の上部に持ち運ぶ必要がある。高所作業車を用いる場合には、これらの物品を作業床に載せて上昇させることで容易に物品を電柱の上部に運ぶことができる。しかしながら、工事を行うたびに高所作業車を用いるのは非効率である。また、作業者が電柱に登って工事を行うこともあるが、この場合、作業者が工事に関係する物品を持って電柱に登ることは大きな負担であり、危険も伴う。
【0003】
従来、電柱の上部に電気機器を設置するための装置として、電気機器の高所取付装置が提案されている(特許文献1参照)。この電気機器の高所取付装置は、複数の支柱固定金具、支柱、アーム、ウインチおよびワイヤーを備え、複数の支柱固定金具は、電柱の上部に上下に間隔をおいて着脱可能に取り付けられ、取付時に上下方向に並んで配置される支柱取付部を有し、支柱は、複数の支柱固定金具の支柱取付部に中心軸を回転中心として回動・固定可能に挿入され、アームは、支柱から側方へ張り出し、先端部に滑車が設けられ、ウインチはアームの中間部に取り付けられ、ワイヤーはウインチと滑車を介して電柱の上部と地上を連絡し、ワイヤーをウインチで巻き上げることにより、ワイヤーに連結した電気機器を地上から電柱の上部へ吊り上げ可能とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-201447号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に提案された電気機器の高所取付装置は、電柱の上部に支柱固定金具、支柱、アーム、ウインチなどの様々な部材を設置する必要があり、設置自体に大掛かりな工事が必要である点で難点があった。
【0006】
そこで、この発明が解決しようとする課題は、電柱の上部に極めて簡単に設置することができ、工事に関係する各種の物品の昇降を遠隔操作により迅速かつ簡単に行うことができ、しかもコンパクトに構成することができ、取り扱いも容易な電柱用物品昇降装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、この発明は、
電柱に設けられた腕金に着脱可能に取り付けられる金属製の筐体と、
上記筐体の内部の底面に取り付けられた、外部からリモコンにより動作を制御することができる電動ウインチと、
上記筐体の内部に設けられた、上記リモコンの信号を受信する受信部と、
上記筐体の側面または底部に上記受信部に対向して設けられた上記リモコンの信号の受信用窓と、
上記筐体の内部に設けられた、上記電動ウインチおよび上記受信部用の電源部と、
を有する電柱用物品昇降装置である。
【0008】
筐体の形状は特に限定されず、必要に応じて選択されるが、典型的には直方体形状が採用される。筐体の大きさ(寸法)は特に限定されず、内部に収納する電動ウインチの大きさなどに応じて適宜選択される。筐体は、内部に収納する電動ウインチなどの重量、昇降を行う物品の重量、風雨などに耐えられる十分な機械的強度を有する限り、どのような金属により構成してもよいが、典型的には、鉄鋼、取り分けステンレス鋼(例えばSUS304)により構成される。筐体の表面には、必要に応じて、ポリ塩化ビニル(PVC)などの合成樹脂がコーティングされる。
【0009】
電柱に設けられた腕金に筐体を着脱可能に取り付けるための機構は特に限定されず、必要に応じて選択されるが、典型的には、筐体の上面に腕金を把持するための把持部材が設けられる。この把持部材は、例えば、筐体の上面に取り付けられた第1部材およびこの第1部材に対して筐体の上面に平行な軸の周りに回動可能な第2部材からなり、第1部材に対して第2部材を回動させて第1部材と第2部材との間に腕金を挟み込むことにより腕金を把持する。
【0010】
筐体の内部の底面に電動ウインチを取り付ける方法は特に限定されず、必要に応じて選択されるが、例えば、電動ウインチを囲むように設けられたウインチブラケットにより筐体の内部の底面に取り付けられる。この場合、リモコンの信号を受信する受信部は、このウインチブラケットの側面に設けることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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