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公開番号
2024134472
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023044789
出願日
2023-03-20
発明の名称
積層体、積層体の製造方法、光学部材、及び画像表示装置
出願人
日東電工株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B32B
27/20 20060101AFI20240926BHJP(積層体)
要約
【課題】 本発明は、屈曲性と硬度を両立した積層体の提供を目的とする。
【解決手段】 本発明の積層体10又は10aは、樹脂基材11の少なくとも一方の面上に樹脂層12が形成され、樹脂層12は、個数平均粒子径が異なる少なくとも2種類の粒子を同一層内に含み、樹脂層12は、前記粒子のうち、最も個数平均粒子径の大きな粒子(A)13aの個数平均粒子径(r1)と、最も個数平均粒子径の小さな粒子(B)13bの個数平均粒子径(r2)との個数平均粒子径比(r1/r2)が1.4以上である、前記粒子を含み、粒子(A)13aと、粒子(B)13bとの重量比(A:B)が、80:20 ~95:5であることを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
樹脂基材の少なくとも一方の面上に樹脂層が形成され、
前記樹脂層は、個数平均粒子径が異なる少なくとも2種類の粒子を同一層内に含み、
前記粒子のうち、最も個数平均粒子径の大きな粒子(A)の個数平均粒子径(r1)と、最も個数平均粒子径の小さな粒子(B)の個数平均粒子径(r2)との個数平均粒子径比(r1/r2)が1.4以上であり、
前記粒子(A)と、前記粒子(B)との重量比(A:B)が、80:20 ~95:5であることを特徴とする積層体。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記樹脂層全体に対する、前記粒子の充填率(重量%)が、60重量%以上、かつ、65重量%以下である請求項1記載の積層体。
【請求項3】
前記樹脂層が、前記樹脂基材の一方の面上に形成されている請求項1記載の積層体。
【請求項4】
前記粒子(A)の個数平均粒子径が、35nm以上、かつ、150nm以下であり、
前記粒子(B)の個数平均粒子径が、6nm以上、かつ、25nm以下である請求項1記載の積層体。
【請求項5】
前記樹脂層が、官能基を有するオリゴマーとモノマーとの共重合体により形成されている請求項1記載の積層体。
【請求項6】
前記粒子(A)、及び前記粒子(B)の少なくとも一方が、無機粒子である請求項1記載の積層体。
【請求項7】
前記無機粒子が、酸化珪素粒子である請求項6記載の積層体。
【請求項8】
前記樹脂基材の一方の面上に前記樹脂層が形成され、他方の面上に粘接着層が形成されている請求項1記載の積層体。
【請求項9】
前記樹脂基材上に、前記樹脂層を形成する、樹脂層形成工程を含み、
前記樹脂層形成工程が、前記樹脂基材上に樹脂層形成用塗工液を塗工する、塗工工程を含み、
前記樹脂層形成用塗工液が、樹脂と、前記個数平均粒子径が異なる少なくとも2種類の粒子とを含むことを特徴とする請求項1記載の積層体の製造方法。
【請求項10】
前記樹脂層形成工程が、さらに、塗工した前記樹脂層形成用塗工液を乾燥させて塗膜を形成する塗膜形成工程を含む請求項9記載の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、積層体、積層体の製造方法、光学部材、及び画像表示装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
画像表示装置等に用いる積層体には、画面の傷付き等を防止するために、樹脂基材表面に樹脂層が形成されたものがある(特許文献1)。
【0003】
また、近年では、画像表示装置には従来よりもさらに薄型化され、かつ、可撓性を具備するシート状のものも実用化されるようになっている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-221746号公報
特開2003-280548号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記のような画面の傷付き等を防止するための樹脂層は、屈曲させると割れ等が起きるおそれがある。一方で、割れ等を防止するために屈曲性を向上させると硬度が下がるため、画面の傷付きを防止できなくなるおそれがある。
【0006】
そこで、本発明は、屈曲性と硬度を両立した、積層体、積層体の製造方法、光学部材、及び画像表示装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本発明の積層体は、
樹脂基材の少なくとも一方の面上に樹脂層が形成され、
前記樹脂層は、個数平均粒子径が異なる少なくとも2種類の粒子を同一層内に含み、
前記粒子のうち、最も個数平均粒子径の大きな粒子(A)の個数平均粒子径(r1)と、最も個数平均粒子径の小さな粒子(B)の個数平均粒子径(r2)との個数平均粒子径比(r1/r2)が1.4以上であり、
前記粒子(A)と、前記粒子(B)との重量比(A:B)が、80:20 ~95:5であることを特徴とする。
【0008】
本発明の積層体の製造方法は、
前記樹脂基材上に、前記樹脂層を形成する、樹脂層形成工程を含み、
前記樹脂層形成工程が、前記樹脂基材上に樹脂層形成用塗工液を塗工する、塗工工程を含み、
前記樹脂層形成用塗工液が、樹脂と、前記個数平均粒子径が異なる少なくとも2種類の粒子とを含むことを特徴とする。
【0009】
本発明の光学部材は、前記本発明の積層体を含むことを特徴とする。
【0010】
本発明の画像表示装置は、前記本発明の積層体、又は前記本発明の光学部材を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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