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公開番号
2024133956
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023043994
出願日
2023-03-20
発明の名称
スイッチ装置
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
H03K
17/08 20060101AFI20240926BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】外付け部品を削減することが可能となるスイッチ装置を提供する。
【解決手段】スイッチ装置(2)は、入力電圧(Vin)を印加可能な第1端と、出力電圧(Vout)を印加可能な第2端と、制御端と、を有するスイッチ素子(1)と、DAコンバータ(28)と、前記スイッチ素子を有して、前記出力電圧を制御するように構成される出力電圧制御部(26)と、を備え、前記出力電圧制御部は、前記DAコンバータの出力のランプ状の変化に応じて、前記出力電圧が徐々に上昇するように、前記制御端に印加する前記制御電圧(Vg)を生成する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
入力電圧を印加可能な第1端と、出力電圧を印加可能な第2端と、制御端と、を有するスイッチ素子と、
DAコンバータと、
前記スイッチ素子を有して、前記出力電圧を制御するように構成される出力電圧制御部と、
を備え、
前記出力電圧制御部は、前記DAコンバータの出力のランプ状の変化に応じて、前記出力電圧が徐々に上昇するように、前記制御端に印加する前記制御電圧を生成する、スイッチ装置。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
クロックをカウントしてカウント値を前記DAコンバータへ出力するように構成されるカウンタをさらに備える、請求項1に記載のスイッチ装置。
【請求項3】
前記クロックの周波数は可変である、請求項2に記載のスイッチ装置。
【請求項4】
前記出力電圧制御部は、前記出力電圧を分圧して得られる帰還電圧と、前記DAコンバータの出力に基づく入力信号とが入力され、前記制御電圧を出力するように構成されるエラーアンプを有する、請求項1に記載のスイッチ装置。
【請求項5】
前記入力信号が最大電圧に達したときの前記出力電圧が前記入力電圧よりも低い、請求項4に記載のスイッチ装置。
【請求項6】
前記出力電圧を昇圧して昇圧電源電圧を生成するように構成される昇圧回路をさらに備え、
前記昇圧電源電圧は、前記エラーアンプにおける出力段に供給可能であり、
前記入力信号が最大電圧に達するよりも前に前記出力電圧が前記入力電圧に達すると、前記エラーアンプがアンプ動作からコンパレータ動作に切り替わることで前記スイッチ素子がフルオン状態とされる、請求項4に記載のスイッチ装置。
【請求項7】
前記入力電圧の印加端に接続されるアノードを有する第1ダイオードと、
前記昇圧電源電圧の印加端に接続されるアノードを有する第2ダイオードと、をさらに備え、
前記第1ダイオードおよび前記第2ダイオードの各カソードは、前記出力段に共通接続される、請求項6に記載のスイッチ装置。
【請求項8】
前記出力電圧が前記入力電圧に達するときに、前記第2ダイオードのアノードとカソードを短絡させるように構成される短絡スイッチをさらに備える、請求項7に記載のスイッチ装置。
【請求項9】
前記DAコンバータの出力側に設けられて前記入力信号を生成するように構成されるローパスフィルタをさらに備える、請求項4に記載のスイッチ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、スイッチ装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、スイッチ素子を用いてヒューズ機能を実現するスイッチ装置が知られている(例えば、特許文献1)。例えば過電流が検知されると、スイッチ素子が遮断される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-40482号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなスイッチ装置において、外部接続する部品の削減が要望される。
【0005】
上記状況に鑑み、本開示は、外付け部品を削減することが可能となるスイッチ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
例えば、本開示に係るスイッチ装置は、
入力電圧を印加可能な第1端と、出力電圧を印加可能な第2端と、制御端と、を有するスイッチ素子と、
DAコンバータと、
前記スイッチ素子を有して、前記出力電圧を制御するように構成される出力電圧制御部と、
を備え、
前記出力電圧制御部は、前記DAコンバータの出力のランプ状の変化に応じて、前記出力電圧が徐々に上昇するように、前記制御端に印加する前記制御電圧を生成する構成としている。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係るスイッチ装置によれば、外付け部品を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、比較例に係るスイッチシステムの構成を示す図である。
図2は、本開示に係るスイッチ素子の構成を示す図である。
図3は、スイッチ素子の使用形態を示す図である。
図4は、本開示のスイッチ装置の構成を示す図である。
図5は、スイッチ装置の起動時の第1動作例を示すタイミングチャートである。
図6は、スイッチ装置の起動時の第2動作例を示すタイミングチャートである。
図7は、本開示の変形例に係るスイッチ装置の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の例示的な実施形態について、図面を参照して説明する。
【0010】
<1.スイッチ素子>
図1は、比較例に係るスイッチシステムの構成を示す図である。図1に示すスイッチシステムは、ヒューズ機能(eFUSE)を担うスイッチ装置10と、逆流防止機能(ISOFET)を担うスイッチ装置20と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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