TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024140966
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-10
出願番号
2023052365
出願日
2023-03-28
発明の名称
モータドライバ回路
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H03K
17/06 20060101AFI20241003BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】Nチャンネルのハイサイドトランジスタを高効率で駆動する。
【解決手段】ロジック回路120は、ハイサイドトランジスタM1のオン、オフを指示する制御信号CTRLHを生成する。ハイサイドドライバ130Aは、制御信号CTRLHに応じてハイサイドトランジスタM1を駆動する。チャージポンプ回路132Aは、クロック信号Vclkinに応じて昇圧電圧V
CP
を発生し、ハイサイドトランジスタM1のゲートに供給する。充電制御回路138Aは、制御信号CTRLHがハイサイドトランジスタM1のターンオンを指示してから充電期間T
CHG
の経過後に、チャージポンプ回路132Aへのクロック信号CLKの供給を停止する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ハイサイドトランジスタのオン、オフを指示する制御信号を生成するロジック回路と、
前記制御信号に応じて前記ハイサイドトランジスタを駆動するハイサイドドライバと、
を備え、
前記ハイサイドドライバは、
クロック信号に応じて昇圧電圧を発生し、前記ハイサイドトランジスタのゲートに供給するチャージポンプ回路と、
前記制御信号が前記ハイサイドトランジスタのターンオンを指示してから充電期間の経過後に、前記チャージポンプ回路への前記クロック信号の供給を停止する充電制御回路と、
前記制御信号が前記ハイサイドトランジスタのオフを指示するときに前記ハイサイドトランジスタの前記ゲートの電圧を低下させるターンオフ回路と、
を備える、モータドライバ回路。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記クロック信号を生成するオシレータと、
前記オシレータの出力ノードと前記チャージポンプ回路のクロック入力ノードの間に接続された第1スイッチと、
をさらに備え、前記充電制御回路は、前記第1スイッチを制御する、請求項1に記載のモータドライバ回路。
【請求項3】
前記充電制御回路は、前記制御信号が前記ハイサイドトランジスタのターンオンを指示してから所定時間が経過すると、前記充電期間を終了する、請求項1または2に記載のモータドライバ回路。
【請求項4】
前記充電制御回路は、前記ハイサイドトランジスタのゲートの電圧が、所定レベルに達すると、前記充電期間を終了する、請求項1または2に記載のモータドライバ回路。
【請求項5】
前記ターンオフ回路は、前記ハイサイドトランジスタのゲートと接地の間、または前記ハイサイドトランジスタのゲートとソースの間に接続された第2スイッチを含む、請求項1または2に記載のモータドライバ回路。
【請求項6】
前記チャージポンプ回路は、基準入力ノードを有し、前記クロック信号に応じて、前記基準入力ノードに供給された電圧よりも所定電圧幅高い電圧を出力可能に構成され、
前記モータドライバ回路は、
前記チャージポンプ回路の前記基準入力ノードと前記ハイサイドトランジスタのドレインの間に接続された第3スイッチをさらに備え、
前記充電制御回路は、前記制御信号が前記ハイサイドトランジスタのターンオンを指示すると前記第3スイッチをターンオンし、続いて前記チャージポンプ回路への前記クロック信号の供給を開始し、前記充電期間の経過後に、前記チャージポンプ回路への前記クロック信号の供給を停止する、請求項1または2に記載のモータドライバ回路。
【請求項7】
ひとつの半導体基板に一体集積化される、請求項1または2に記載のモータドライバ回路。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、モータドライバ回路に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
モータドライバ回路は、モータのコイルと接続されるブリッジ回路を備える。ブリッジ回路は、ハイサイドアームとローサイドアームからなるレグを備える。ハイサイドアームおよびローサイドアームは、並列に接続されたパワートランジスタおよびフライホイルダイオードを備える。
【0003】
各レグは、三つの状態、すなわち、ハイサイドトランジスタがオン、ローサイドトランジスタがオフであるハイ出力状態と、ハイサイドトランジスタがオフ、ローサイドトランジスタがオンであるロー出力状態と、ハイサイドトランジスタとローサイドトランジスタが両方オフであるハイインピーダンス状態と、が切替可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6208504号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ハイサイドトランジスタとしてNチャンネルトランジスタを用いる場合、ハイサイドトランジスタをオンするためには、そのゲートに、ブリッジ回路の入力電圧より高いゲート電圧を印加する必要がある。
【0006】
本開示は係る課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、Nチャンネルのハイサイドトランジスタを高効率で駆動可能なドライバ回路の提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のある態様のモータドライバ回路は、ハイサイドトランジスタのオン、オフを指示する制御信号を生成するロジック回路と、制御信号に応じてハイサイドトランジスタを駆動するハイサイドドライバと、を備える。ハイサイドドライバは、クロック信号に応じて昇圧電圧を発生し、ハイサイドトランジスタのゲートに供給するチャージポンプ回路と、制御信号がハイサイドトランジスタのターンオンを指示してから充電期間の経過後に、チャージポンプ回路へのクロック信号の供給を停止する充電制御回路と、制御信号がハイサイドトランジスタのオフを指示するときにハイサイドトランジスタのゲートの電圧を低下させるターンオフ回路と、を備える。
【0008】
なお、以上の構成要素を任意に組み合わせたもの、構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明あるいは本開示の態様として有効である。さらに、この項目(課題を解決するための手段)の記載は、本発明の欠くべからざるすべての特徴を説明するものではなく、したがって、記載されるこれらの特徴のサブコンビネーションも、本発明たり得る。
【発明の効果】
【0009】
本開示のある態様によれば、Nチャンネルのハイサイドトランジスタを高効率で駆動できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、比較技術に係るモータドライバ回路の回路図である。
図2は、図1のモータドライバ回路の動作波形図である。
図3は、実施形態1に係るモータドライバ回路の回路図である。
図4は、図3のモータドライバ回路の動作波形図である。
図5は、実施形態2に係るモータドライバ回路の回路図である。
図6は、チャージポンプ回路の構成例を示す回路図である。
図7は、図5のモータドライバ回路の動作波形図である。
図8は、図5のモータドライバ回路の変形例を示す回路図である。
図9は、実施形態3に係るモータドライバ回路の回路図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本電波工業株式会社
水晶発振器
1か月前
太陽誘電株式会社
電子部品
2か月前
エイブリック株式会社
半導体装置
2か月前
日本電波工業株式会社
圧電発振器
2か月前
日本電波工業株式会社
発振器
2か月前
日本電気株式会社
分散型電力増幅器
10日前
ローム株式会社
オペアンプ回路
2か月前
TDK株式会社
電子部品
2か月前
日東電工株式会社
BAWフィルタ
2か月前
株式会社大真空
圧電振動デバイス
2か月前
ローム株式会社
モータドライバ回路
2か月前
株式会社村田製作所
高周波増幅回路
2か月前
株式会社村田製作所
マルチプレクサ
1か月前
株式会社村田製作所
マルチプレクサ
23日前
ローム株式会社
モータドライバ回路
2か月前
株式会社デンソー
スイッチ回路
2か月前
矢崎総業株式会社
スイッチ装置
24日前
株式会社村田製作所
高周波モジュール
1か月前
株式会社村田製作所
高周波モジュール
1か月前
株式会社村田製作所
高周波モジュール
1か月前
株式会社NTTドコモ
歪補償回路
2か月前
三菱電機株式会社
周波数変換回路
1か月前
株式会社ベックス
移相回路
1か月前
セイコーエプソン株式会社
発振器
1か月前
セイコーエプソン株式会社
発振器
1か月前
太陽誘電株式会社
電子部品およびその製造方法
2か月前
ローム株式会社
発振回路、半導体集積回路
2か月前
ローム株式会社
発振回路、半導体集積回路
2か月前
住友電気工業株式会社
アウトフェージング増幅器
2か月前
ローム株式会社
発振回路
2か月前
ミツミ電機株式会社
ハイブリッド型ADC
2か月前
オムロン株式会社
センサ及び検出方法
2か月前
株式会社三社電機製作所
ゲートドライブ回路
1か月前
三安ジャパンテクノロジー株式会社
弾性波デバイス
1か月前
ローム株式会社
逐次比較型A/Dコンバータ
2か月前
三安ジャパンテクノロジー株式会社
弾性波デバイス
2か月前
続きを見る
他の特許を見る