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公開番号
2025087440
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023202098
出願日
2023-11-29
発明の名称
増幅装置
出願人
日本電波工業株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
主分類
H03G
3/20 20060101AFI20250603BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】増幅装置の過出力の発生を抑えるとともに、増幅装置の出力レベルが連続的に変化する期間を長くする。
【解決手段】増幅装置1は、入力信号の信号強度を減衰させて減衰信号として出力する可変アッテネータ110と、増幅器120と、増幅信号を出力信号と被検出信号とに分割するカプラ130と、被検出信号の信号強度を検出する検出回路140と、被検出信号の信号強度に応じて可変アッテネータ110の第1減衰量を決定し、第1減衰量に対応する制御値を出力するCPU152と、制御値を第1アナログ信号に変換するDAコンバータ153と、被検出信号の信号強度に応じた第2減衰量に対応する第2アナログ信号を出力するアナログAPC回路154と、CPU152の制御に基づいて、第1アナログ信号を可変アッテネータ110に入力する状態と第2アナログ信号を可変アッテネータ110に入力する状態とを切り替える切替部155と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
入力した入力信号を増幅して出力信号として出力する増幅装置であって、
前記入力信号の信号強度を減衰させて減衰信号として出力する可変アッテネータと、
前記減衰信号を増幅して増幅信号として出力する増幅器と、
前記増幅信号を、前記出力信号と前記増幅信号の信号強度を検出するための被検出信号とに分割する分割回路と、
前記分割回路が分割した前記被検出信号の信号強度を検出する検出回路と、
前記被検出信号の信号強度に応じて前記可変アッテネータの第1減衰量を決定し、前記第1減衰量に対応する制御値を出力するプロセッサと、
前記制御値を第1アナログ信号に変換するDAコンバータと、
前記被検出信号の信号強度に応じた第2減衰量に対応する第2アナログ信号を出力するアナログAPC回路と、
前記プロセッサの制御に基づいて、前記第1アナログ信号を前記可変アッテネータに入力する状態と前記第2アナログ信号を前記可変アッテネータに入力する状態とを切り替える切替部と、
を有する増幅装置。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記プロセッサは、前記被検出信号の信号強度が第1所定値未満の場合に前記第1アナログ信号が前記可変アッテネータに入力され、前記被検出信号の信号強度が前記第1所定値以上の場合に前記第2アナログ信号が前記可変アッテネータに入力されるように前記切替部を制御する、
請求項1に記載の増幅装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記被検出信号の信号強度が、前記第1所定値よりも小さい第2所定値以上であることを検出してから所定時間が経過するまでの間は前記第1アナログ信号が前記可変アッテネータに入力され、前記所定時間が経過した後に前記第2アナログ信号が前記可変アッテネータに入力されるように前記切替部を制御する、
請求項1に記載の増幅装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、増幅装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
増幅器の信号出力の信号強度を検出し、検出結果に応じて信号出力が所定の信号強度になるように制御するAPC(Automatic Power Control)回路を有する増幅装置が知られている(例えば、特許文献1から3を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-151310号公報
特開1996-330872号公報
特公平06-101656号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
増幅装置がLOG-AMPを用いたアナログAPCにより出力電力を制御する場合、出力電力が収束する前に過出力が発生する場合がある。したがって、増幅装置の出力側に減衰器を設け、過出力状態になっても後段の装置に悪影響が及ばないようにする必要があるため、APC動作が可能な範囲が減少してしまう。そこで、プロセッサにより出力電力制御をするデジタルAPCを用いることで過出力状態が発生しないようにすることが考えられるが、デジタルAPCにおいては出力レベルが連続的に変化しないという問題が生じる。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、増幅装置の過出力の発生を抑えるとともに、増幅装置の出力レベルが連続的に変化する期間を長くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の増幅装置は、入力した入力信号を増幅して出力信号として出力する増幅装置であって、前記入力信号の信号強度を減衰させて減衰信号として出力する可変アッテネータと、前記減衰信号を増幅して増幅信号として出力する増幅器と、前記増幅信号を、前記出力信号と前記増幅信号の信号強度を検出するための被検出信号とに分割する分割回路と、前記分割回路が分割した前記被検出信号の信号強度を検出する検出回路と、前記被検出信号の信号強度に応じて前記可変アッテネータの第1減衰量を決定し、前記第1減衰量に対応する制御値を出力するプロセッサと、前記制御値を第1アナログ信号に変換するDAコンバータと、前記被検出信号の信号強度に応じた第2減衰量に対応する第2アナログ信号を出力するアナログAPC回路と、前記プロセッサの制御に基づいて、前記第1アナログ信号を前記可変アッテネータに入力する状態と前記第2アナログ信号を前記可変アッテネータに入力する状態とを切り替える切替部と、を有する。
【0007】
前記プロセッサは、前記被検出信号の信号強度が第1所定値未満の場合に前記第1アナログ信号が前記可変アッテネータに入力され、前記被検出信号の信号強度が前記第1所定値以上の場合に前記第2アナログ信号が前記可変アッテネータに入力されるように前記切替部を制御してもよい。
【0008】
前記プロセッサは、前記被検出信号の信号強度が、前記第1所定値よりも小さい第2所定値以上であることを検出してから所定時間が経過するまでの間は前記第1アナログ信号が前記可変アッテネータに入力され、前記所定時間が経過した後に前記第2アナログ信号が前記可変アッテネータに入力されるように前記切替部を制御してもよい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、増幅装置の過出力の発生が抑えられるとともに、増幅装置の出力レベルが連続的に変化する期間が長くなるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態の増幅装置1の構成例を示す図である。
増幅装置1の動作例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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