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公開番号
2025090996
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023205932
出願日
2023-12-06
発明の名称
回路装置および発振器
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H03B
5/32 20060101AFI20250611BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】発振器から出力された発振信号を発振器の外部で計測して周波数を取得すると、複数の発振器の周波数を測定するための作業が非常に煩雑になり、時間もかかってしまう。
【解決手段】振動子の発振を制御する発振制御回路と、前記発振制御回路から出力された発振信号の周波数に対応した情報を計測する計測部と、インターフェースと、を備え、前記計測部は、外部から計測期間を決める第1信号が入力されたとき、前記計測期間に出力された前記発振信号について前記周波数に対応した情報を計測し、前記インターフェースは、前記周波数に対応した情報の計測結果を出力する、回路装置を構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
振動子の発振を制御する発振制御回路と、
前記発振制御回路から出力された発振信号の周波数に対応した情報を計測する計測部と、
インターフェースと、を備え、
前記計測部は、外部から計測期間を決める第1信号が入力されたとき、前記計測期間に出力された前記発振信号について前記周波数に対応した情報を計測し、
前記インターフェースは、前記周波数に対応した情報の計測結果を出力する、
回路装置。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記計測部が計測した前記周波数に対応した情報の前記計測結果を記憶する記憶部をさらに備え、
前記インターフェースは、前記記憶部に記憶された前記計測結果を外部に出力する、
請求項1に記載の回路装置。
【請求項3】
通常モードと、テストモードを有し、
外部から前記テストモードが指示された場合、前記計測部は、前記周波数に対応した情報を計測する、
請求項1に記載の回路装置。
【請求項4】
前記インターフェースは、外部から前記テストモードに関わるコマンドを受け付け、前記通常モードから前記テストモードに移行する、
請求項3に記載の回路装置。
【請求項5】
前記計測部は、異なる温度毎に前記周波数に対応した情報を計測し、
前記記憶部は、温度毎の前記計測結果を記憶する、
請求項2に記載の回路装置。
【請求項6】
前記振動子の温度特性を補正する補正部をさらに備え、
前記インターフェースは、前記補正部が行う補正に用いられる温度補償データを受け付け、
前記計測部は、受け付けた前記温度補償データを用いて前記補正部が前記温度特性を補正した状態で、前記周波数に対応した情報を計測し、
前記記憶部は、補正係数毎の前記計測結果を記憶する、
請求項2に記載の回路装置。
【請求項7】
前記インターフェースは、前記テストモードに移行した後に前記第1信号を受け付ける、
請求項3に記載の回路装置。
【請求項8】
前記インターフェースとは別に、前記第1信号を受け付ける入力端子を備える、
請求項1に記載の回路装置。
【請求項9】
振動子と、
前記振動子の発振を制御する発振制御回路と、
前記発振制御回路から出力された発振信号の周波数に対応した情報を計測する計測部と、
インターフェースと、を備え、
前記計測部は、外部から計測期間を決める第1信号が入力されたとき、前記計測期間に出力された前記周波数に対応した情報を計測し、
前記インターフェースは、前記周波数に対応した情報の計測結果を出力する、
発振器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回路装置および発振器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、発振器の周波数を計測する技術が知られている。計測された周波数は、例えば、特許文献1に開示されたような、周波数温度特性の複数の次数成分を0に近づけるための温度補償データの生成に用いられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-178607号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、発振器から出力された発振信号を発振器の外部で計測して周波数を取得する必要があった。このような構成の場合、複数の発振器の周波数を測定するための作業が非常に煩雑になり、時間もかかってしまう。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態にかかる回路装置は、振動子の発振を制御する発振制御回路と、前記発振制御回路から出力された発振信号の周波数に対応した情報を計測する計測部と、インターフェースと、を備え、前記計測部は、外部から計測期間を決める第1信号が入力されたとき、前記計測期間に出力された前記発振信号について前記周波数に対応した情報を計測し、前記インターフェースは、前記周波数に対応した情報の計測結果を出力する。
【0006】
また、一実施形態にかかる発振器は、振動子と、前記振動子の発振を制御する発振制御回路と、前記発振制御回路から出力された発振信号の周波数に対応した情報を計測する計測部と、インターフェースと、を備え、前記計測部は、外部から計測期間を決める第1信号が入力されたとき、前記計測期間に出力された前記周波数に対応した情報を計測し、前記インターフェースは、前記周波数に対応した情報の計測結果を出力する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態にかかる発振器の構成図である。
発振器が形成されたウエハーを示す図である。
計測部の動作を示すタイミングチャートを示す図である。
周波数調整処理のフローチャートである。
モード設定に関する端子の電圧波形を示すタイミングチャートを示す図である。
測定条件を示す図である。
発振器の周波数の温度特性を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)発振器の構成:
(2)周波数調整処理:
(3)他の実施形態:
【0009】
(1)発振器の構成:
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
【0010】
図1は発振器1の機能ブロック図である。本実施形態にかかる発振器1は図示しないパッケージに収容されており、回路装置2、振動子3を含んでいる。パッケージの外面には外部端子が形成されている。各外部端子は、回路装置2に形成された、対応する端子と電気的に接続されている。本実施形態において、各端子には、電源端子VDD,接地端子GND、周波数の計測期間を決める第1信号が入力される端子TS1、シリアル通信のための端子SCL,SDA、出力端子OUTが含まれている。本実施形態において、第1信号を受け付ける入力端子である端子TS1は、シリアル通信のための端子SCL,SDAと別に発振器1に設けられているが、これらの端子は共通の端子であっても良い。
(【0011】以降は省略されています)
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