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公開番号
2025059939
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170356
出願日
2023-09-29
発明の名称
物体検知装置
出願人
オプテックス株式会社
代理人
弁理士法人R&C
主分類
H03K
17/78 20060101AFI20250403BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】設置状態においては検知用光が良好に通過して物体検知作動を良好に行えるものでありながら、運搬作業や設置作業等において太陽光により光学素子が焼損することを回避できるようにすることが可能な物体検知装置を提供する。
【解決手段】物体を光学的に検知する物体検知装置であって、光学素子13と、光学素子13に対して設けられた集光部材12と、光学素子13と集光部材12との間の空間を光学的に開放する開放状態と前記空間を光学的に遮る減光状態とに状態変更可能な状態変更機構JHと、を備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
物体を光学的に検知する物体検知装置であって、
光学素子と、
前記光学素子に対して設けられた集光部材と、
前記光学素子と前記集光部材との間の空間を光学的に開放する開放状態と、前記空間を光学的に遮る減光状態と、に状態変更可能な状態変更機構と、が備えられた物体検知装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記状態変更機構として、光が通過する開口面積を変更調節可能な絞り機構が備えられている請求項1に記載の物体検知装置。
【請求項3】
前記状態変更機構として、光路を通して光が通過することを許容する前記開放状態と、前記光路を通して光が通過することを阻止する前記減光状態と、に姿勢切り換え可能なシャッター機構が備えられている請求項1に記載の物体検知装置。
【請求項4】
前記状態変更機構は、前記減光状態のときに前記光学素子と前記集光部材との間に位置する請求項2または3に記載の物体検知装置。
【請求項5】
前記状態変更機構は、前記減光状態のときに前記集光部材を外部側から覆う請求項2または3に記載の物体検知装置。
【請求項6】
前記集光部材、前記光学素子、及び、それらを一体的に支持する光学支持体を有する光学部ユニットと、前記光学部ユニットの外周を覆うと共に周方向の一部に開口部が形成されたハウジング部と、が備えられ、
前記状態変更機構は、前記光学部ユニットを、前記ハウジング部に対して、前記集光部材が前記開口部に対応する位置と、前記集光部材が前記開口部に対応する位置から外れた位置と、に姿勢変更可能に支持している請求項1に記載の物体検知装置。
【請求項7】
前記集光部材、前記光学素子、及び、それらを一体的に支持する光学支持体を有する光学部ユニットと、前記光学部ユニットの外周を覆うと共に周方向の一部に開口部が形成されたハウジング部と、が備えられ、
前記状態変更機構は、前記ハウジング部を、前記光学部ユニットに対して、前記開口部が前記集光部材に対応する位置と、前記開口部が前記集光部材に対応する位置から外れた位置と、に姿勢変更可能に支持している請求項1に記載の物体検知装置。
【請求項8】
手動操作に基づいて前記状態変更機構を前記開放状態と前記減光状態とに切り換え操作可能な手動操作部が備えられている請求項1に記載の物体検知装置。
【請求項9】
前記状態変更機構を前記開放状態と前記減光状態とに切り換え操作可能なアクチュエータが備えられている請求項1に記載の物体検知装置。
【請求項10】
前記光学素子への通電状態を判別する電源状態判別部と、
前記アクチュエータを作動制御する制御部と、が備えられ、
前記制御部は、前記電源状態判別部にて前記光学素子への通電が判別されると前記状態変更機構が前記開放状態に切り換わるように、かつ、前記電源状態判別部にて前記光学素子への非通電が判別されると前記状態変更機構が前記減光状態に切り換わるように、前記アクチュエータを作動制御する請求項9に記載の物体検知装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、物体を光学的に検知する物体検知装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
上記物体検知装置として、例えば、投光器から投光される赤外線(赤外光)を受光器が受光して検出信号を出力し、光を遮ることにより物体や人間等を検知する防犯センサ等に用いられるものがある。この種の物体検知装置では、投光器及び受光器のそれぞれにおいて、発光素子や受光素子等の光学素子と、その光学素子に対して設けられた集光部材としての集光レンズと、を備えたものがある。投光器では、発光素子から発した光を集光レンズにて集光して受光器に向けて投射する。受光器では、入射した光を集光レンズにて集光して受光素子にて受光する。従って、投射する光や入射する光が通過する箇所は、光が通過可能な透光部として形成されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-156880号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記物体検知装置は、運搬されたのち所定の位置において上下方向に長い縦向き姿勢で固定設置される。設置状態では、投射した光や入射する光等の検知用光は透光部を通して横方向に向かう状態となっている。しかし、物体検知装置の運搬作業や設置作業が屋外にて行われることがあり、運搬作業や設置作業の途中において、物体検知装置が横向き姿勢で運搬車の荷台や地面に置かれることがある。
【0005】
このように物体検知装置が横向き姿勢であれば、透光部を通して太陽光が集光部材や光学素子に向けて入射することがある。そうすると、太陽光が集光部材にて集光されたのち光学素子を照射し、光学素子が強い光によって焼損してしまうおそれがある。
【0006】
本発明の目的は、設置状態においては検知用光が良好に通過して物体検知作動を良好に行えるものでありながら、運搬作業や設置作業等において太陽光により光学素子が焼損することを回避できるようにすることが可能な物体検知装置を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る物体検知装置の特徴構成は、物体を光学的に検知する物体検知装置であって、光学素子と、前記光学素子に対して設けられた集光部材と、前記光学素子と前記集光部材との間の空間を光学的に開放する開放状態と、前記空間を光学的に遮る減光状態と、に状態変更可能な状態変更機構と、が備えられた点にある。
【0008】
本発明によれば、検知動作を実行するために設置されているときは、状態変更機構を開放状態に状態変更しておくことにより、光学素子と集光部材との間の空間が光学的に開放されるので、光学素子が投射した光は集光部材を介して良好に検知対象箇所に到達するものとなり、又、入射している光を集光部材を介して良好に光学素子にて受光することができる。そして、状態変更機構を減光状態に状態変更しておくことにより、太陽光が光学素子に向けて大きな光量のまま入射してくることを回避できる。
【0009】
ここでいう減光状態とは、外部から集光部材を介して光学素子と集光部材との間の空間を通過する光の量を減少させ、太陽光が入射しても光学素子が焼損しない程度にまで減光させる状態である。減光率としては、光の量を単に減少させるだけではなく、100%の減光率となる場合も含まれる。
【0010】
従って、設置状態においては投射した光や入射する光が良好に通過して物体検知作動を良好に行えるものでありながら、運搬作業や設置作業等において太陽光により光学素子が焼損することを回避することが可能な物体検知装置を提供できるに至った。
(【0011】以降は省略されています)
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