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公開番号
2024133355
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-01
出願番号
2024116988,2022168106
出願日
2024-07-22,2017-10-26
発明の名称
アクセサリ
出願人
株式会社ニコン
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
17/14 20210101AFI20240920BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】アクセサリをカメラボディに適正に使用可能な状態で装着する。
【解決手段】ボディ側端子群と、ボディ側端子群の外側に配置されたボディ側マウントと、ボディ側第1直線とボディ側第1直線と直交するボディ側第2直線とで分割される領域に第1ボディ側突出部と第2ボディ側突出部と第3ボディ側突出部と前記第4ボディ側突出部とがそれぞれ配置されるカメラボディに対して着脱可能なアクセサリであって、アクセサリ側マウント310と、アクセサリ側マウントの円筒部312と、アクセサリ側端子群320と、アクセサリ側第1直線L1と略45度で交差するアクセサリ側第3直線L3上に第1アクセサリ側突出部と第3アクセサリ側突出部とが配置され、アクセサリ側第3直線L3と直交するアクセサリ側第4直線L4上に第2アクセサリ側突出部と第4アクセサリ側突出部とが配置される。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
カメラボディを横位置に構えた際に上辺と下辺および右辺と左辺を有する矩形状であって光軸を中心とした被写体光が入射する撮像素子と、前記撮像素子の前記上辺の上部に円弧状に配置された複数のボディ側端子からなるボディ側端子群と、前記撮像素子および前記ボディ側端子群の外側に配置された前記光軸を中心とする円環状のボディ側マウントと、前記ボディ側マウントから内径方向に向けて突出する第1ボディ側突出部と、前記ボディ側マウントから内径方向に向けて突出する第2ボディ側突出部と、前記ボディ側マウントから内径方向に向けて突出する第3ボディ側突出部と、前記ボディ側マウントから内径方向に向けて突出する第4ボディ側突出部と、を備え、前記ボディ側端子群の前記円弧方向の中心および前記光軸を通るボディ側第1直線と前記ボディ側第1直線と前記光軸において直交するボディ側第2直線とで分割される4つの領域に前記第1ボディ側突出部と前記第2ボディ側突出部と前記第3ボディ側突出部と前記第4ボディ側突出部とがそれぞれ配置されるカメラボディに対して着脱可能なアクセサリであって、
前記光軸を中心とする円環状であり、前記ボディ側マウントと接触するアクセサリ側マウントと、
前記アクセサリ側マウントの内周縁部から前記光軸方向に延びた円筒部と、
前記円筒部の内側に配置され、前記カメラボディに装着時に前記ボディ側端子と接触する複数のアクセサリ側端子からなるアクセサリ側端子群と、
前記円筒部から前記アクセサリ側マウントの外周方向に向けて突出し、前記光軸を中心とした円周方向に延在する第1アクセサリ側突出部と、
前記円筒部から前記アクセサリ側マウントの外周方向に向けて突出し、前記光軸を中心とした円周方向に延在する第2アクセサリ側突出部と、
前記円筒部から前記アクセサリ側マウントの外周方向に向けて突出し、前記光軸を中心とした円周方向に延在する第3アクセサリ側突出部と、
前記円筒部から前記アクセサリ側マウントの外周方向に向けて突出し、前記光軸を中心とした円周方向に延在する第4アクセサリ側突出部と、
を備え、
前記アクセサリ側端子群の中心および前記光軸を通るアクセサリ側第1直線と前記光軸において略45度で交差するアクセサリ側第3直線上に前記第1アクセサリ側突出部と前記第3アクセサリ側突出部とが配置され、前記アクセサリ側第3直線と前記光軸で直交するアクセサリ側第4直線上に前記第2アクセサリ側突出部と前記第4アクセサリ側突出部が配置されるアクセサリ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アクセサリに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
カメラボディに着脱可能なアクセサリが知られている(例えば特許文献1)。従来から、カメラボディにアクセサリを適正に使用可能な状態で装着する必要があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-43910号公報
【発明の概要】
【0004】
発明の第1の態様によるアクセサリは、カメラボディを横位置に構えた際に上辺と下辺および右辺と左辺を有する矩形状であって光軸を中心とした被写体光が入射する撮像素子と、前記撮像素子の前記上辺の上部に円弧状に配置された複数のボディ側端子からなるボディ側端子群と、前記撮像素子および前記ボディ側端子群の外側に配置された前記光軸を中心とする円環状のボディ側マウントと、前記ボディ側マウントから内径方向に向けて突出する第1ボディ側突出部と、前記ボディ側マウントから内径方向に向けて突出する第2ボディ側突出部と、前記ボディ側マウントから内径方向に向けて突出する第3ボディ側突出部と、前記ボディ側マウントから内径方向に向けて突出する第4ボディ側突出部と、を備え、前記ボディ側端子群の前記円弧方向の中心および前記光軸を通るボディ側第1直線と前記ボディ側第1直線と前記光軸において直交するボディ側第2直線とで分割される4つの領域に前記第1ボディ側突出部と前記第2ボディ側突出部と前記第3ボディ側突出部と前記第4ボディ側突出部とがそれぞれ配置されるカメラボディに対して着脱可能なアクセサリであって、前記光軸を中心とする円環状であり、前記ボディ側マウントと接触するアクセサリ側マウントと、前記アクセサリ側マウントの内周縁部から前記光軸方向に延びた円筒部と、前記円筒部の内側に配置され、前記カメラボディに装着時に前記ボディ側端子と接触する複数のアクセサリ側端子からなるアクセサリ側端子群と、前記円筒部から前記アクセサリ側マウントの外周方向に向けて突出し、前記光軸を中心とした円周方向に延在する第1アクセサリ側突出部と、前記円筒部から前記アクセサリ側マウントの外周方向に向けて突出し、前記光軸を中心とした円周方向に延在する第2アクセサリ側突出部と、前記円筒部から前記アクセサリ側マウントの外周方向に向けて突出し、前記光軸を中心とした円周方向に延在する第3アクセサリ側突出部と、前記円筒部から前記アクセサリ側マウントの外周方向に向けて突出し、前記光軸を中心とした円周方向に延在する第4アクセサリ側突出部と、を備え、前記アクセサリ側端子群の中心および前記光軸を通るアクセサリ側第1直線と前記光軸において略45度で交差するアクセサリ側第3直線上に前記第1アクセサリ側突出部と前記第3アクセサリ側突出部とが配置され、前記アクセサリ側第3直線と前記光軸で直交するアクセサリ側第4直線上に前記第2アクセサリ側突出部と前記第4アクセサリ側突出部が配置される。
【図面の簡単な説明】
【0005】
カメラシステムの構成を模式的に示す断面図である。
交換レンズ側から見たカメラボディのマウント面の正面図である。
交換レンズ側から見たカメラボディのマウント面の正面図である。
ボディ側マウントにおける板バネの正面図である。
カメラボディ側から見た交換レンズのマウント面の正面図である。
カメラボディ側から見た交換レンズのマウント面の正面図である。
交換レンズのマウント面の斜視図である。
交換レンズ側から見た、挿入位置におけるボディ側爪部とレンズ側爪部の正 面図である。
交換レンズ側から見た、装着位置におけるボディ側爪部とレンズ側爪部の正 面図である。
交換レンズ側から見た、装着方向の過回転状態におけるボディ側爪部とレ ンズ側爪部との正面図と側面図である。
交換レンズ側から見た、取り外し方向の過回転状態におけるボディ側爪部 とレンズ側爪部との側面図である。
交換レンズ側から見た、第1誤挿入状態におけるボディ側爪部とレンズ側 爪部との正面図である。
交換レンズ側から見た、第2誤挿入状態、第3誤挿入状態、第4誤挿入状 態におけるボディ側爪部とレンズ側爪部との正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
図1は、発明の一実施の形態に係るカメラシステム1の構成の概略を示す断面図である。カメラシステム1は、カメラボディ2と、カメラボディ2に着脱可能なアクセサリの一例としての交換レンズ3とを含む。カメラボディ2に着脱可能な他のアクセサリの例は、マウントアダプター、テレコンバーター、ワイドコンバーターなどが挙げられる。
【0007】
交換レンズ3は、レンズ側マウント310、レンズ側端子保持部320、レンズ側CPU330、レンズ側通信部340、レンズ側記憶部350、撮像光学系360、および駆動部370を有する。レンズ側マウント310およびレンズ側端子保持部320については後に詳述する。
【0008】
レンズ側CPU330は、マイクロコンピュータおよびその周辺回路等から構成される。レンズ側通信部340は、カメラボディ2との間で所定のデータ通信を行う。レンズ側通信部340は、レンズ側端子保持部320に設けられたレンズ側端子(後述)とレンズ側CPU330とに接続される。レンズ側記憶部350は不揮発性の記憶媒体である。レンズ側記憶部350は、レンズ側CPU330に接続される。レンズ側記憶部350には、レンズ側CPU330が実行する所定の制御プログラム等が予め記憶される。レンズ側CPU330は、レンズ側記憶部350から制御プログラムを読み込んでプログラムを実行することにより、交換レンズ3の制御を行う。
【0009】
撮像光学系360は、後述する撮像素子270の撮像面に被写体像を結像させる。撮像光学系360の光軸Oは、レンズ側マウント310および後述するボディ側マウント210の中心位置と一致する。図1の撮像光学系360は、概略的にレンズ361、フォーカシングレンズ362、およびレンズ363を含む。フォーカシングレンズ362は、被写体像の結像位置を調節するレンズである。駆動部370は、レンズ側CPU330に接続され、不図示のアクチュエータ等を有する。駆動部370は、このアクチュエータ等により、フォーカシングレンズ362を光軸Oの方向(+Z、-Z方向)に進退移動させる。
【0010】
カメラボディ2は、ボディ側マウント210、ボディ側端子保持部220、ボディ側CPU230、ボディ側通信部240、ボディ側記憶部250、給電部260、および撮像素子270を有する。ボディ側マウント210およびボディ側端子保持部220については後に詳述する。
(【0011】以降は省略されています)
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