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公開番号2024132412
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-01
出願番号2023043162
出願日2023-03-17
発明の名称バルブ装置
出願人株式会社アイシン
代理人個人,個人
主分類F16K 27/00 20060101AFI20240920BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】装置の上下方向における厚みが増大することを抑制できるバルブ装置を提供する。
【解決手段】バルブ装置100は、流路を構成する第1流路部材200及び第2流路部材170と、流路を開閉する複数の第1バルブ130B及び複数の第2バルブ140Bと、複数の第1バルブ130B及び複数の第2バルブ140Bとを下方から支持する基板120と、を備える。第1流路部材200及び第2流路部材170は、基板120に積層されている。流路202,203は、上下方向D3と直交する方向において、第1バルブ130Bの最上部からずれて位置している。流路204,205は、上下方向と直交する方向において、第2バルブ140Bの最上部からずれて位置している。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項1】
流路を有する流路部材と、
前記流路を開閉する複数のソレノイドバルブと、
前記複数のソレノイドバルブを上下方向における下方から支持するとともに、前記流路部材と前記上下方向に積層される支持部材と、を備え、
前記上下方向において、前記ソレノイドバルブの最も上方に位置する部分を最上部としたとき、
前記流路は、前記上下方向と直交する方向において、前記複数のソレノイドバルブの最上部からずれて位置している
バルブ装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記流路は、前記上下方向と交差する方向に延びており、
前記流路の幅は、前記流路の深さよりも短い
請求項1に記載のバルブ装置。
【請求項3】
前記流路は、メイン流路と、前記メイン流路に接続される複数のサブ流路であって、前記複数のソレノイドバルブによってそれぞれ開閉される複数のサブ流路と、を有し、
前記上下方向と直交する方向を第1方向とし、前記上下方向及び前記第1方向の両方向と直交する方向を第2方向としたとき、
前記複数のサブ流路は、前記第1方向に延びる第1部分を含み、
前記複数のサブ流路の前記第1部分は、前記第2方向において、前記複数のソレノイドバルブと交互に並んでいる
請求項1又は請求項2に記載のバルブ装置。
【請求項4】
前記流路部材は、
前記上下方向における下方に凹む凹溝と、前記上下方向に貫通する複数の露出孔と、を有する第1流路部材と、
前記凹溝と前記複数の露出孔とを塞ぐように、前記第1流路部材を前記上下方向における上方から覆う第2流路部材と、を有し、
前記流路は、前記第2流路部材が前記第1流路部材の前記凹溝を塞ぐことによって構成され、
前記複数のソレノイドバルブは、前記上下方向において、前記複数の露出孔を介して前記第2流路部材に面している
請求項1又は請求項2に記載のバルブ装置。
【請求項5】
前記第2流路部材は、前記上下方向を板厚方向とする板状をなし、
前記上下方向において、前記第2流路部材と前記複数のソレノイドバルブの最上部との間には隙間が存在している
請求項4に記載のバルブ装置。
【請求項6】
前記第2方向に隣り合う2つの前記ソレノイドバルブの間隔は、前記上下方向における下方に進むにつれて次第に狭くなり、
前記流路部材において、前記第2方向に隣り合う2つの前記ソレノイドバルブの間で、前記サブ流路の前記第1部分を構成する部分を第1部分形成部としたとき、
前記第1部分形成部の前記第2方向における幅は、前記上下方向における下方に進むにつれて狭くなる
請求項3に記載のバルブ装置。
【請求項7】
前記サブ流路は、前記第1部分形成部の下面に沿う底面を有する
請求項6に記載のバルブ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バルブ装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、流路を有する構造体と、構造体に搭載される複数の電磁弁と、を備えるバルブ装置が記載されている。構造体は、孔及び溝を有する複数のブロックを有する。構造体の流路は、複数のブロックの孔及び溝が接続するように複数のブロックが積層されることによって構成されている。複数の電磁弁は、流路の異なる部分を開閉できるように構造体の上方に搭載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-97520号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のようなバルブ装置は、複数のブロック及び電磁弁が上下方向に並んでいるため、上下方向における厚みが大きくなりやすい。このため、上記のようなバルブ装置は、偏平な空間に配置するのに適していない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
[態様1]上記課題を解決するバルブ装置は、流路を有する流路部材と、前記流路を開閉する複数のソレノイドバルブと、前記複数のソレノイドバルブを上下方向における下方から支持するとともに、前記流路部材と前記上下方向に積層される支持部材と、を備え、前記上下方向において、前記ソレノイドバルブの最も上方に位置する部分を最上部としたとき、前記流路は、前記上下方向と直交する方向において、前記複数のソレノイドバルブの最上部からずれて位置している。
【0006】
流路部材の流路は、上下方向と直交する方向において、ソレノイドバルブの最上部からずれて位置している。言い換えれば、流路部材の流路は、ソレノイドバルブの最上部の真上又は真下に位置していない。このため、バルブ装置は、流路とソレノイドバルブとが上下方向に並ぶことを抑制できる。よって、バルブ装置は、上下方向における厚みが増大することを抑制できる。
【0007】
[態様2]前記流路は、前記上下方向と交差する方向に延びており、前記流路の幅は、前記流路の深さよりも短い態様1に記載のバルブ装置。
バルブ装置は、流路の深さを長くすることにより、流路の幅を長くしなくても、流路断面積を確保できる。この点で、バルブ装置は、流路の幅方向、すなわち、上下方向と直交する方向における装置の大型化を抑制できる。
【0008】
[態様3]前記流路は、メイン流路と、前記メイン流路に接続される複数のサブ流路であって、前記複数のソレノイドバルブによってそれぞれ開閉される複数のサブ流路と、を有し、前記上下方向と直交する方向を第1方向とし、前記上下方向及び前記第1方向の両方向と直交する方向を第2方向としたとき、前記複数のサブ流路は、前記第1方向に延びる第1部分を含み、前記複数のサブ流路の前記第1部分は、前記第2方向において、前記複数のソレノイドバルブと交互に並んでいる態様1又は態様2に記載のバルブ装置。
【0009】
バルブ装置は、ソレノイドバルブとサブ流路の第1部分とが上下に重なることに起因して装置の上下方向における厚みが増大することを抑制できる。また、バルブ装置は、サブ流路の第1部分とソレノイドバルブとの干渉を避けつつ、サブ流路の第1部分の深さを深くできる。つまり、バルブ装置は、サブ流路の第1部分の深さにより、サブ流路の第1部分の流路断面積を確保できる。よって、バルブ装置は、サブ流路の第1部分の幅方向、すなわち、第2方向における装置の大型化を抑制できる。
【0010】
[態様4]前記流路部材は、前記上下方向における下方に凹む凹溝と、前記上下方向に貫通する複数の露出孔と、を有する第1流路部材と、前記凹溝と前記複数の露出孔とを塞ぐように、前記第1流路部材を前記上下方向における上方から覆う第2流路部材と、を有し、前記流路は、前記第2流路部材が前記第1流路部材の前記凹溝を塞ぐことによって構成され、前記複数のソレノイドバルブは、前記上下方向において、前記複数の露出孔を介して前記第2流路部材に面している態様1~態様3の何れかに記載のバルブ装置。
(【0011】以降は省略されています)

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