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公開番号2024132017
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023042636
出願日2023-03-17
発明の名称無線装置、制御方法、及び制御プログラム
出願人株式会社バッファロー
代理人弁理士法人航栄事務所
主分類H04W 48/14 20090101AFI20240920BHJP(電気通信技術)
要約【課題】無線通信の相互接続性の向上を図ること。
【解決手段】アクセスポイント10は、通信用無線I/F14と、ビーコン用無線I/F15と、を備える無線装置である。ビーコン用無線I/F15は、所定のチャンネルで動作する。ビーコン用無線I/F15は、無線端末20から所定のチャンネルへの接続要求があった場合、通信用無線I/F14が動作しているチャンネルへ接続先を変更することを指示する制御信号を無線端末20へ送信する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
第1無線インターフェースと、
所定のチャンネルで動作する第2無線インターフェースと、
を備え、
前記第2無線インターフェースは、無線端末から前記所定のチャンネルへの接続要求があった場合、前記第1無線インターフェースが動作しているチャンネルへ接続先を変更することを指示する制御信号を前記無線端末へ送信する、
無線装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の無線装置であって、
前記第2無線インターフェースは、前記所定のチャンネルで制御用信号のみを定期的に送信する、
無線装置。
【請求項3】
請求項1に記載の無線装置であって、
前記所定のチャンネルは、前記第1無線インターフェースが動作しているチャンネルと同一の周波数帯域に含まれる、
無線装置。
【請求項4】
請求項3に記載の無線装置であって、
前記所定のチャンネルは、前記周波数帯域における、無線端末が優先的にスキャンを行うチャンネルである、
無線装置。
【請求項5】
請求項3に記載の無線装置であって、
前記所定のチャンネルは、前記周波数帯域における、前記第1無線インターフェースが動作しているチャンネルと隣接しないチャンネルである、
無線装置。
【請求項6】
請求項1に記載の無線装置であって、
前記所定のチャンネルはPSC(Preferred Scanning Channel)である、
無線装置。
【請求項7】
請求項1に記載の無線装置であって、
前記第2無線インターフェースは、前記第1無線インターフェースが前記所定のチャンネルで動作している場合に停止する、
無線装置。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか1項に記載の無線装置であって、
前記無線端末とネットワークの間のデータ通信の中継を行うアクセスポイントであり、
前記第1無線インターフェースによって前記中継を行い、
前記第2無線インターフェースによって前記中継を行わない、
無線装置。
【請求項9】
第1無線インターフェースと、所定のチャンネルで動作する第2無線インターフェースと、を備える無線装置の制御方法であって、
前記無線装置のプロセッサが、
無線端末から前記所定のチャンネルへの接続要求があった場合、前記第1無線インターフェースが動作しているチャンネルへ接続先を変更することを指示する制御信号を前記第2無線インターフェースから前記無線端末へ送信させる、
制御方法。
【請求項10】
第1無線インターフェースと、所定のチャンネルで動作する第2無線インターフェースと、を備える無線装置の制御プログラムであって、
前記無線装置のプロセッサに、
無線端末から前記所定のチャンネルへの接続要求があった場合、前記第1無線インターフェースが動作しているチャンネルへ接続先を変更することを指示する制御信号を前記第2無線インターフェースから前記無線端末へ送信させる、
処理を実行させるための制御プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無線装置、制御方法、及び制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
無線LAN(Local area network)において、従来の2.4GHz及び5GHzの周波数帯域に加えて、高速かつ安定した6GHzの周波数帯域を用いるWi-Fi 6E(登録商標)が知られている。
【0003】
Wi-Fi 6Eにおいては、6GHzのチャンネル数が多く、無線LANの子機が全チャンネルをスキャンすると時間がかかるため、6GHzの一部のチャンネルがPSC(Preferred Scanning Channel)として設定され、無線LANの子機は6GHzにおいてPSCのみをスキャンするという仕様が策定されている。
【0004】
無線LANの子機が6GHzにおいてPSCのみをスキャンする仕様においては、無線LANの子機が、6GHzのチャンネルのうちPSC以外のチャンネルのみで動作しているアクセスポイントを検出できず無線接続できない問題がある。この問題の対策として、6GHzで通信を行うアクセスポイントが2.4GHz又は5GHzのビーコンに6GHzのチャンネル番号を付与して送信するOut-of-band discoveryという仕組みがある(非特許文献1)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
“The Off-Road Trail to 6 GHz AP Discovery”、Extreme、[online]、[令和5年3月1日検索]、インターネット<URL:https://www.extremenetworks.com/extreme-networks-blog/the-off-road-trail-to-6-ghz-ap-discovery/>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、例えばユーザ設定によりアクセスポイントが使用する周波数帯域が6GHzに限定されていたり、アクセスポイントが6GHz専用の無線装置であったりすることにより、アクセスポイントが6GHzのみで動作している場合には、アクセスポイントが2.4GHz又は5GHzのビーコンに6GHzのチャンネル番号を付与して送信するOut-of-band discoveryの仕組みを利用することができない。この場合はやはり、無線LANの子機が、6GHzのチャンネルのうちPSC以外のチャンネルのみで動作しているアクセスポイントを検出できず接続できない。
【0007】
本発明は、無線通信の相互接続性の向上を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
開示された無線装置は、第1無線インターフェースと、所定のチャンネルで動作する第2無線インターフェースと、を備え、前記第2無線インターフェースは、無線端末から前記所定のチャンネルへの接続要求があった場合、前記第1無線インターフェースが動作しているチャンネルへ接続先を変更することを指示する制御信号を前記無線端末へ送信する、ものである。
【0009】
開示された制御方法は、第1無線インターフェースと、所定のチャンネルで動作する第2無線インターフェースと、を備える無線装置の制御方法であって、前記無線装置のプロセッサが、無線端末から前記所定のチャンネルへの接続要求があった場合、前記第1無線インターフェースが動作しているチャンネルへ接続先を変更することを指示する制御信号を前記第2無線インターフェースから前記無線端末へ送信させる、ものである。
【0010】
開示された制御プログラムは、第1無線インターフェースと、所定のチャンネルで動作する第2無線インターフェースと、を備える無線装置の制御プログラムであって、前記無線装置のプロセッサに、無線端末から前記所定のチャンネルへの接続要求があった場合、前記第1無線インターフェースが動作しているチャンネルへ接続先を変更することを指示する制御信号を前記第2無線インターフェースから前記無線端末へ送信させる、処理を実行させるためのものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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