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公開番号2024131350
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023041557
出願日2023-03-16
発明の名称シフトスイッチ装置
出願人東洋電装株式会社
代理人個人,個人
主分類B62K 23/06 20060101AFI20240920BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】シフトスイッチ装置においてシフトスイッチが破損した後にシフト操作を行うことができなくなること。
【解決手段】本発明のシフトスイッチ装置は、ハンドルバーを備えた車両における変速比を変更する2つのシフト操作部21,22と、1つのレバー部材30と、レバー部材30の少なくとも一部を収容するケース10と、を備え、一方のシフト操作部の可動に連動して他方のシフト操作部が可動するよう2つのシフト操作部21,22がレバー部材30に連結している。
【選択図】図2



特許請求の範囲【請求項1】
ハンドルバーを備えた車両における変速比を変更する2つのシフト操作部と、
1つのレバー部材と、
前記レバー部材の少なくとも一部を収容するケースと、を備え、
一方の前記シフト操作部の可動に連動して他方の前記シフト操作部が可動するよう2つの前記シフト操作部が前記レバー部材に連結している、
シフトスイッチ装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載のシフトスイッチ装置であって、
前記レバー部材は2つの方向に延設され、
前記レバー部材の第一端部に一方の前記シフト操作部が連結し、前記レバー部材の第二端部に他方の前記シフト操作部が連結し、
一方の前記シフト操作部と他方の前記シフト操作部とは、それぞれ前記ケースの異なる面から突出して配置されている、
シフトスイッチ装置。
【請求項3】
請求項2に記載のシフトスイッチ装置であって、
前記レバー部材は、当該レバー部材に対する所定の外力に応じて破断するよう構成されている、
シフトスイッチ装置。
【請求項4】
請求項3に記載のシフトスイッチ装置であって、
前記レバー部材は、当該レバー部材に対する所定の外力に応じて破断しうる箇所の強度が他の箇所よりも低く形成されている、
シフトスイッチ装置。
【請求項5】
請求項4に記載のシフトスイッチ装置であって、
前記レバー部材の前記破断しうる箇所は、角部、穴部、凹部の少なくともいずれかを有する、
シフトスイッチ装置。
【請求項6】
請求項3に記載のシフトスイッチ装置であって、
前記レバー部材は、浸炭処理されて構成されている、
シフトスイッチ装置。
【請求項7】
請求項2に記載のシフトスイッチ装置であって、
前記レバー部材は、前記第一端部と前記第二端部とがそれぞれ前記ケースの異なる面から突出するよう屈曲して形成され、
前記レバー部材の屈曲した箇所は、シフト操作を行う際にアクチュエータを駆動するスイッチ部に備えられ、
前記レバー部材は、シフト変更時の揺動するよう操作される
シフトスイッチ装置。
【請求項8】
請求項4に記載のシフトスイッチ装置であって、
前記レバー部材の前記破断しうる箇所は、前記ケース内に設けられている、
シフトスイッチ装置。
【請求項9】
請求項2に記載のシフトスイッチ装置であって、
前記シフトスイッチ装置は、車両の操縦を行うハンドルバーに備えられ、
一方の前記シフト操作部は、前記ハンドルバーに直交する前記ケースの面から突出するように配置され、他方の前記シフト操作部は、前記ハンドルバーに直交する以外の前記ケースの面から突出して配置されている、
シフトスイッチ装置。
【請求項10】
請求項9に記載のシフトスイッチ装置であって、
一方の前記シフト操作部は、前記ハンドルバーに直交する前記ケースの面であり、かつ、前記車両の幅方向の最も外側に位置する前記ケースの面から突出するように配置される、
シフトスイッチ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シフトスイッチ装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
自動二輪車のハンドルバーには様々なスイッチが配置されている。例えば、特許文献1では、ハンドルスイッチ装置に配置されたシフト操作を行うシフトスイッチが開示されている。具体的に、特許文献1では、親指で操作するシフトダウンスイッチと、人差し指で操作するシフトアップスイッチと、がそれぞれ配置されたシフトスイッチ装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5131103号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上述したようなシフトスイッチ装置では、車両の転倒などによりシフトスイッチに外力が加わることで起こり得る変形や破損の事象に対し改善の余地がある。さらには変形や破損によりシフトスイッチが操作不能となる可能性も生じうる。しかしながら、上述した特許文献1に記載のシフトスイッチ装置では、シフトダウンスイッチあるいはシフトアップスイッチの一方が破損した場合に、その後に片方のシフト操作しか行うことができない状況にと陥り、状況に応じてはシフト操作が行えないという問題が生じる。
【0005】
本発明の目的は、上述した課題である、シフトスイッチが破損した後にシフト操作を行うことができなくなる、という問題を解決することができるシフトスイッチ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一形態であるシフトスイッチ装置は、
ハンドルバーを備えた車両における変速比を変更する2つのシフト操作部と、
1つのレバー部材と、
前記レバー部材の少なくとも一部を収容するケースと、を備え、
一方の前記シフト操作部の可動に連動して他方の前記シフト操作部が可動するよう2つの前記シフト操作部が前記レバー部材に連結している、
という構成をとる。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、以上のように構成されることにより、シフトスイッチが破損した後であってもシフト操作を行うことができるシフトスイッチ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1の実施形態におけるシフトスイッチ装置の構成を示す図である。
図1に開示したシフトスイッチ装置のレバー部材及びシフト操作部の構成を示す図である。
図1に開示したシフトスイッチ装置のレバー部材及びシフト操作部の構成及び動作を示す図である。
図1に開示したレバー部材の他の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、図1乃至図4を参照して説明する。図1乃至図4は、シフトスイッチ装置の構成を説明するための図である。
【0010】
本発明におけるシフトスイッチ装置は、自動二輪車といった車両のハンドルバーに装備され、車両における変速比を変更するシフト操作部が搭載されるものである。図1に示すように、本実施形態におけるシフトスイッチ装置は、シフトスイッチ装置自体の外形を形成するケース10と、ケース10に少なくとも一部が収容される1つのレバー部材30と、レバー部材30に連結され変速比を変更するために操作される2つのシフト操作部21,22と、を備えている。なお、図1乃至図3では、シフトスイッチ装置の各構成の形状を簡略して図示している。以下、各構成について詳述する。
(【0011】以降は省略されています)

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