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公開番号2024129459
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023038680
出願日2023-03-13
発明の名称スイッチ装置
出願人東洋電装株式会社
代理人個人,個人
主分類H01H 23/28 20060101AFI20240919BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】微電流負荷に対応することができるスイッチ装置を提供すること。
【解決手段】本発明のスイッチ装置は、第一スイッチ20と、第一スイッチと接点構造の異なる第二スイッチ40と、操作により中立位置から第一方向Y1あるいは第一方向とは反対方向である第二方向Y2に揺動する操作部10と、操作部の揺動に応じて回転し第二スイッチ40のオンオフ状態を切り替える回転部材30と、を備え、操作部10が第一方向Y1に揺動したときに第一スイッチ20がオン状態となり、操作部10が第二方向Y2に揺動したときに回転部材30が回転してオン状態である第二スイッチ40がオフ状態となるよう構成されている。
【選択図】図2



特許請求の範囲【請求項1】
第一スイッチと、
前記第一スイッチと接点構造の異なる第二スイッチと、
操作により中立位置から第一方向あるいは当該第一方向とは反対方向である第二方向に揺動する操作部と、
前記操作部の揺動に応じて回転し、前記第二スイッチのオンオフ状態を切り替える回転部材と、
を備え、
前記操作部が前記第一方向に揺動したときに前記第一スイッチがオン状態となり、前記操作部が前記第二方向に揺動したときに前記回転部材が回転してオン状態である前記第二スイッチがオフ状態となるよう構成されている、
スイッチ装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載のスイッチ装置であって、
前記操作部は、操作により前記第一方向に揺動した後に操作が解除された場合に、前記中立位置に復帰するよう構成されており、
前記操作部が操作により前記第二方向に揺動して前記回転部材が回転することにより前記第二スイッチがオフ状態となった後に操作が解除された場合、当該第二スイッチはオフ状態のままとなるよう構成されている、
スイッチ装置。
【請求項3】
請求項2に記載のスイッチ装置であって、
前記操作部が操作により前記中立位置から前記第一方向に揺動したときに、前記第一スイッチがオン状態となると共に前記第二スイッチがオン状態となるよう構成されており、その後、前記操作部の操作が解除されることで当該操作部が中立位置に復帰したときに前記第二スイッチはオン状態のままとなるよう構成されている、
スイッチ装置。
【請求項4】
請求項3に記載のスイッチ装置であって、
前記操作部は、操作面とは反対面側で揺動する揺動部材と、前記揺動部材が前記回転部材に当接するよう当該回転部材に対して付勢する弾性部材と、を備えた、
スイッチ装置。
【請求項5】
請求項4に記載のスイッチ装置であって、
前記回転部材の前記揺動部材が当接する当接面に、前記操作部が中立位置、前記第一方向への揺動位置、及び、前記第二方向への揺動位置、にそれぞれ位置する際に、前記揺動部材がそれぞれ当接する当接箇所が形成されている、
スイッチ装置。
【請求項6】
請求項5に記載のスイッチ装置であって、
前記操作部が中立位置に位置する際に前記揺動部材が前記回転部材に当接する当接箇所は、前記揺動部材の揺動が係止されるよう構成されている、
スイッチ装置。
【請求項7】
請求項5に記載のスイッチ装置であって、
前記操作部が前記第一方向への揺動位置に位置する際に前記揺動部材が前記回転部材に当接する当接箇所は、前記操作部が中立位置に復帰するように前記揺動部材を揺動させるよう構成されている、
スイッチ装置。
【請求項8】
請求項5に記載のスイッチ装置であって、
前記操作部が前記第二方向への揺動位置に位置する際に前記揺動部材が前記回転部材に当接する当接箇所は、前記揺動部材の揺動が係止されるよう構成されている、
スイッチ装置。
【請求項9】
請求項1に記載のスイッチ装置であって、
前記回転部材に、前記第二スイッチの可動接点が設けられている、
スイッチ装置。
【請求項10】
請求項1に記載のスイッチ装置であって、
前記第一スイッチは、ラバーコンタクト接点構造で構成されており、
前記第二スイッチは、金属接点構造で構成されている、
スイッチ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、2つの装置を操作可能なスイッチ装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
自動二輪車などの車両においては、原動機を始動させるときにオン状態となる始動スイッチと、走行可能である場合にオン状態となる走行スイッチと、がある。そして、これら2つの操作対象となる装置であるスイッチは、原動機の始動とその後の走行に関連するため、1つのスイッチ装置で操作可能なよう構成されることが望ましい。
【0003】
ここで、2つの装置を操作するスイッチ装置が、特許文献1に開示されている。特許文献1では、車両に設けられた前照灯をハイビームとするスイッチと、前照灯をロービームとするスイッチとからなる装置が、1つの揺動するスイッチノブで操作可能であることが開示されている。具体的に、特許文献1では、スイッチノブの揺動に応じて金属端子である可動接点が揺動し、各揺動位置において可動接点がハイビーム用とロービーム用との固定接点にそれぞれ摺動接触するよう構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許5824234号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した特許文献1に記載の構成では、防水構造となっていないため、大電流負荷には対応可能であるが、微電流負荷に対応することが困難であった。
【0006】
このため、本発明の目的は、上述した課題である、微電流負荷に対応することができるスイッチ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一形態であるスイッチ装置は、
第一スイッチと、
前記第一スイッチと接点構造の異なる第二スイッチと、
操作により中立位置から第一方向あるいは当該第一方向とは反対方向である第二方向に揺動する操作部と、
前記操作部の揺動に応じて回転し、前記第二スイッチのオンオフ状態を切り替える回転部材と、
を備え、
前記操作部が前記第一方向に揺動したときに前記第一スイッチがオン状態となり、前記操作部が前記第二方向に揺動したときに前記回転部材が回転してオン状態である前記第二スイッチがオフ状態となるよう構成されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、以上のように構成されることにより、上述した課題である、微電流負荷に対応することができるスイッチ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1の実施形態におけるスイッチ装置の要部を示す図である。
図1に開示したスイッチ装置の内部構成を示す図である。
図1に開示したスイッチ装置の内部構成を示す図である。
図1に開示したスイッチ装置の動作の様子を示す図である。
図1に開示したスイッチ装置の動作の様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、図1乃至図5を参照して説明する。図1乃至図3は、スイッチ装置の構成を説明するための図であり、図4乃至図5は、スイッチ装置の動作を説明するための図である。
(【0011】以降は省略されています)

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