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公開番号2024130898
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023040849
出願日2023-03-15
発明の名称角度検出装置
出願人東洋電装株式会社
代理人個人,個人
主分類G01D 5/12 20060101AFI20240920BHJP(測定;試験)
要約【課題】簡単な構成で、ベースに対するシャフトの位置合わせを容易に行うことができる角度検出装置を提供することを目的とする。
【解決手段】角度検出装置1は、ベース8と、柱状をなし、その中心軸O6周りに回転可能にベース8に支持されたシャフト6と、シャフト6の回転角度を検出する検出部9と、シャフト6を初期位置へ戻すように中心軸O6周りに付勢するねじりコイルバネ4とを備える。ねじりコイルバネ4は、中心軸O6方向に伸長された伸長状態で配置されており、伸長状態からの復元力により、ベース8とシャフト6の下端面62とを当接させ、その当接部10では、線接触または点接触で接触した状態となっている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
ベースと、
柱状をなし、その中心軸周りに回転可能に前記ベースに支持されたシャフトと、
前記シャフトの回転角度を検出する検出部と、
前記シャフトを初期位置へ戻すように前記中心軸周りに付勢する弾性部材と、を備え、
前記弾性部材は、前記中心軸方向に伸長された伸長状態で配置されており、該伸長状態からの復元力により、前記ベースと前記シャフトの端部とを当接させ、その当接部では、線接触または点接触で接触した状態となっている、角度検出装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記当接部は、前記ベースと前記シャフトの端部とうちの一方に形成された凹部と、他方に形成された凸部と、を有する、請求項1に記載の角度検出装置。
【請求項3】
前記凹部は、前記シャフトの端部に形成され、前記凸部は、前記ベースに形成される、請求項2に記載の角度検出装置。
【請求項4】
前記検出部は、前記シャフト側に設けられた磁石と、前記ベース側に設けられた磁気センサと、を有し、前記磁石は、前記シャフトの凹部側に設けられる請求項3に記載の角度検出装置。
【請求項5】
前記磁気センサは、前記ベースの前記凸部が形成され、前記シャフトと当接する部位に設けられる請求項4に記載の角度検出装置。
【請求項6】
前記凹部は、凹状球面を有し、
前記凸部は、前記凹状球面よりも曲率半径が大きい凸状球面を有する、請求項2に記載の角度検出装置。
【請求項7】
前記当接部では、前記線接触である場合、前記中心軸を中心とした円形状に線接触した状態となっている、請求項1に記載の角度検出装置。
【請求項8】
前記当接部では、前記点接触である場合、少なくとも3箇所で点接触した状態となっている、請求項1に記載の角度検出装置。
【請求項9】
前記弾性部材は、前記シャフトの外周部に沿って巻回したコイルバネで構成され、
前記コイルバネの一端部は、前記ベース側に係合し、他端部は、前記シャフト側に係合する、請求項1に記載の角度検出装置。
【請求項10】
前記ベースを収納するケースと、
前記シャフトに延設され、前記弾性部材の付勢力に抗して前記シャフトを前記中心軸周りに回転させる回転力を付与するレバーと、を備え、
前記コイルバネの一端部は、前記ケースに係合し、他端部は、前記レバーに係合する、請求項7に記載の角度検出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、角度検出装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
ブレーキペダル等の操作ペダルユニットとしては、例えば特許文献1に、車両ボディに回動可能に支持されたペダルアームと、運転者によって操作されたペダルアームの揺動角を検出する回転角検出装置とを有するものが開示されている。この回転角検出装置は、ハウジングと、ハウジングに回転可能に支持された軸部材と、軸部材とともに回転する回動部材(磁石)と、ハウジングに回動部材と対向して設けられた磁気センサと、ハウジングと回動部材との間に圧縮状態で配置され、回動部材を介して軸部材をその中心軸周りに付勢するコイルバネとを有する。軸部材は、その中心軸方向の途中がハウジングに回転可能に支持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4716106号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような構成では、例えば軸部材に連結されたセンサレバーにペダルアームからの力が付与された場合、軸部材は、回転するが、ハウジングを支点とした傾きが生じて、磁気センサに対する回動部材の位置がズレる。その結果、正確な揺動角を検出するのが困難となる。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明は、簡単な構成で、ベースに対するシャフトの位置合わせを容易に行うことができる角度検出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の角度検出装置は、ベースと、柱状をなし、その中心軸周りに回転可能に前記ベースに支持されたシャフトと、前記シャフトの回転角度を検出する検出部と、前記シャフトを初期位置へ戻すように前記中心軸周りに付勢する弾性部材と、を備え、前記弾性部材は、前記中心軸方向に伸長された伸長状態で配置されており、該伸長状態からの復元力により、前記ベースと前記シャフトの端部とを当接させ、その当接部では、線接触または点接触で接触した状態となっている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、簡単な構成で、ベースに対するシャフトの位置合わせを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
角度検出装置の斜視図である。
図1に示す角度検出装置の分解斜視図である。
図1に示す角度検出装置が備える基部構造体の分解斜視図である。
図3に示す基部構造体が備えるシャフトの斜視図である。
図1中のA-A線断面図である。
図5中の二点鎖線で囲まれた領域[B]の拡大図である。
図6中の矢印C方向から見た図(平面図)である。
当接部の変形例を示す平面図である。
図8中のD-D線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の実施形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は実施形態に記載されている構成によって限定されることはない。例えば、本発明を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
【0010】
図1は、角度検出装置の斜視図である。図2は、図1に示す角度検出装置の分解斜視図である。図3は、図1に示す角度検出装置が備える基部構造体の分解斜視図である。図4は、図3に示す基部構造体が備えるシャフトの斜視図である。図5は、図1中のA-A線断面図である。図6は、図5中の二点鎖線で囲まれた領域[B]の拡大図である。図7は、図6中の矢印C方向から見た図(平面図)である。なお、以下では、説明の都合上、図1~図6中の上側を「上(または上方)」、下側を「下(または下方)」と言う。
(【0011】以降は省略されています)

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