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公開番号
2024130930
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023040899
出願日
2023-03-15
発明の名称
火災受信機及び防災システム
出願人
能美防災株式会社
代理人
弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類
G08B
17/00 20060101AFI20240920BHJP(信号)
要約
【課題】火災受信機と他の端末との間で、一方から他方へのデータの伝達方法を改善する火災受信機及び防災システムを得る。
【解決手段】火災を検知し発報信号を出力する火災感知器及び発報信号によって出力される移報信号を受信して所定の動作をする連動機器が接続される火災受信機であって、当該火災受信機が受信した発報信号の履歴を含む発報履歴情報と、火災感知器と連動機器との連動関係が登録された連動データベース情報のうち少なくともいずれかを含む情報を記憶する記憶部と、記憶部に記憶された発報履歴情報と連動データベース情報のうち少なくともいずれかが含まれる二次元コードを生成するコード生成部と、生成された二次元コードを出力する出力部と、を備えた。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
火災を検知し発報信号を出力する火災感知器及び前記発報信号によって出力される移報信号を受信して所定の動作をする連動機器が接続される火災受信機であって、
当該火災受信機が受信した前記発報信号の履歴を含む発報履歴情報と、前記火災感知器と前記連動機器との連動関係が登録された連動データベース情報のうち少なくともいずれかを含む情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記発報履歴情報と前記連動データベース情報のうち少なくともいずれかが含まれる二次元コードを生成するコード生成部と、
生成された前記二次元コードを出力する出力部と、を備えた
火災受信機。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記出力部は、生成された前記二次元コードを表示する表示装置である
請求項1記載の火災受信機。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の火災受信機と、
前記出力部によって出力された前記二次元コードを撮影するカメラを有する端末と、を備えた
防災システム。
【請求項4】
火災感知器及び前記火災感知器と連動する連動機器が接続された火災受信機であって、
二次元コードを読み取るカメラと、
前記カメラが読み取った前記二次元コードから、前記火災感知器と前記連動機器との連動関係が登録された連動データベース情報を読み取るコード読取部と、を備えた
火災受信機。
【請求項5】
火災を検知し発報信号を出力する火災感知器及び前記発報信号によって出力される移報信号を受信して所定の動作をする連動機器とが接続される火災受信機と、前記火災受信機と情報のやり取りを直接または間接的に行える端末とを有する防災システムにおいて、
前記火災受信機及び前記端末は、それぞれ、
前記火災感知器と前記連動機器との連動関係が登録された連動データベース情報を含む情報を記憶する記憶部を備え、
前記火災受信機及び前記端末の少なくともいずれか一方は、
前記記憶部に記憶された前記連動データベース情報が含まれる二次元コードを生成するコード生成部と、
生成された前記二次元コードを出力する出力部と、を備え、
前記火災受信機及び前記端末の他方は、
前記火災受信機又は前記端末が出力した前記二次元コードを読み取るコード読取部を備えた
防災システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、火災受信機及び火災受信機を含む防災システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
火災を検知し発報信号を送信する火災感知器に接続され、発報信号に応じて移報信号を出力して、接続する防排煙機器等の連動機器を連動させる火災受信機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の火災受信機は、記憶部に格納されている連動設定データに従い、発報信号に応じて連動機器を連動させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-249186号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されているように、火災受信機は、連動機器を連動させるにあたって、記憶部に格納した連動設定データを用いる。ここで、点検者等が稼働中の火災受信機の連動設定の内容を確認する場合には、火災監視モードから点検モード等へ変更しなければならない火災受信機もある。このモード変更にあたっては、火災受信機の再起動が必要になることがある。また、連動設定データが、記憶部としてのメモリカードに記憶されている場合には、メモリカードを火災受信機から抜き差しするために火災受信機の再起動が必要になることもある。このように、連動設定データの確認のために火災受信機を再起動すると、再起動の間は火災受信機による火災監視が行われない。このため、火災受信機を再起動することなく連動設定データを確認できる手段が望まれていた。
【0005】
また、火災受信機に記憶された連動設定データの変更が必要な場合もある。火災受信機に設けられた限られた表示領域の表示装置を用いた連動設定データの変更は、手間のかかる作業であり、連動設定データを新たに作成する場合の手間はさらに大きい。火災受信機に接続される感知器回線及び移報回線の数が増えるほど連動設定の複雑さは増すため、連動設定データの作成及び変更の手間を軽減できる技術が望まれていた。
【0006】
また、火災受信機は、火災感知器から受信した発報信号又は火災受信機が送信した移報信号等、発報に関する情報を履歴として記憶部に記憶する。この記憶部に記憶された履歴を確認しやすい技術が望まれていた。
【0007】
本発明は、上記のような課題の少なくとも一つを背景としたものであり、火災受信機と他の端末との間で、一方から他方へのデータの伝達方法を改善する火災受信機及び防災システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る火災受信機の一態様は、火災を検知し発報信号を出力する火災感知器及び前記発報信号によって出力される移報信号を受信して所定の動作をする連動機器に接続される火災受信機であって、当該火災受信機が受信した前記発報信号の履歴を含む発報履歴情報と、前記火災感知器と前記連動機器との連動関係が登録された連動データベース情報のうち少なくともいずれかを含む情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記発報履歴情報と前記連動データベース情報のうち少なくともいずれかが含まれる二次元コードを生成するコード生成部と、生成された前記二次元コードを出力する出力部と、を備えたものである。
【0009】
本発明に係る防災システムは、上記火災受信機と、前記出力部によって出力された前記二次元コードを撮影するカメラを有する端末と、を備えたものである。
【0010】
本発明に係る火災受信機の他の一態様は、火災感知器及び前記火災感知器と連動する連動機器と接続された火災受信機であって、二次元コードを読み取るカメラと、前記カメラが読み取った前記二次元コードから、前記火災感知器と前記連動機器との連動関係が登録された連動データベース情報を読み取るコード読取部と、を備えたものである。
(【0011】以降は省略されています)
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