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公開番号2024130722
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023040605
出願日2023-03-15
発明の名称機器用コネクタ及び電気機器
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 13/74 20060101AFI20240920BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】機器用コネクタを筐体の開口に挿入する際に、機器用コネクタの端子と筐体との接触を回避すること。
【解決手段】機器用コネクタ30は、筐体12に形成された開口14を貫通した状態で筐体内の基板に実装される機器用コネクタであって、端子40と、端子の外側接続部を保持するハウジング本体34と、取付片36とを有するハウジング32と、ハウジングによって、端子の連結部及び基板側接続部が延出する側に支持された補助部材60とを備え、補助部材は、端子の連結部を覆う一対のガイド板70を有し、一対のガイド板のそれぞれは、開口の内面に接触して、補助部材をガイドするガイド縁70Fを有し、ガイド縁は、開口の内面に対する接触状態で、基板側接続部及び連結部が開口の内面に接触することを回避する位置に形成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
筐体に形成された開口を貫通した状態で前記筐体内の基板に実装される機器用コネクタであって、
外側接続部と、前記外側接続部に対して交差する方向に延びる基板側接続部と、前記外側接続部と前記基板側接続部との間に位置する連結部とを有する端子と、
前記連結部と前記基板側接続部を外側に延出させた状態で前記外側接続部を保持するハウジング本体と、前記ハウジング本体の周囲に突出する取付片とを有するハウジングと、
前記ハウジングによって、前記連結部及び前記基板側接続部が延出する側に支持された補助部材と、
を備え、
前記補助部材は、前記外側接続部と前記基板側接続部とが通過する仮想的な面に対して交差する両方向から前記連結部を覆う一対のガイド板を有し、
前記一対のガイド板のそれぞれは、前記基板側接続部及び前記連結部が前記開口に挿入される際に、前記開口の内面に接触して、前記補助部材をガイドするガイド縁を有し、
前記ガイド縁は、前記開口の内面に対する接触状態で、前記基板側接続部及び前記連結部が前記開口の内面に接触することを回避する位置に形成されている、機器用コネクタ。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
請求項1に記載の機器用コネクタであって、
前記ガイド縁は、前記ハウジング本体に対する前記連結部及び前記基板側接続部の延出方向に向って、前記基板側接続部の先端側に傾斜する傾斜縁である、機器用コネクタ。
【請求項3】
請求項2に記載の機器用コネクタであって、
前記開口は、第1内面部分と前記第1内面部分に対して間隔をあけて対向する第2内面部分とを有し、
前記ガイド縁に対する前記基板側接続部の最大突出長が、前記第1内面部分と前記第2内面部分との距離よりも小さい、機器用コネクタ。
【請求項4】
請求項2又は請求項3に記載の機器用コネクタであって、
前記ガイド縁の延在方向において、前記基板側接続部のうち前記補助部材から延出する部分と前記取付片との最小間隔が、前記開口の内周面の厚みを超えている、機器用コネクタ。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の機器用コネクタであって、
前記連結部は、前記外側接続部と前記基板側接続部のそれぞれに対して鈍角をなすように傾斜している、機器用コネクタ。
【請求項6】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の機器用コネクタであって、
前記補助部材は、前記基板側接続部を貫通状態で保持するアライメントプレートを有する、機器用コネクタ。
【請求項7】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の機器用コネクタと、
前記開口を有する前記筐体と、
前記筐体内に収容された前記基板と、
を備え、
前記機器用コネクタが前記開口に貫通した状態で、前記取付片が前記筐体に固定されており、
前記ハウジングから延出する前記基板側接続部が前記筐体内で前記基板に固定されている、電気機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、機器用コネクタ及び電気機器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、ハウジングと、ハウジングに貫通した状態で保持され、ハウジングの外部に配されて回路基板のスルーホールに貫通される基板接続部を有する端子金具と、基板接続部を回路基板側へ向けて貫通させることにより位置決めするアライメントプレートとを備える基板用コネクタを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-005445号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コネクタが電気機器の筐体に形成された開口を貫通した状態で当該筐体内の基板に実装される場合がある。コネクタを開口に挿入する際に、端子金具と筐体との接触を回避することが要請される。
【0005】
そこで、本開示は、機器用コネクタを筐体の開口に挿入する際に、機器用コネクタの端子と筐体との接触を回避することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の機器用コネクタは、筐体に形成された開口を貫通した状態で前記筐体内の基板に実装される機器用コネクタであって、外側接続部と、前記外側接続部に対して交差する方向に延びる基板側接続部と、前記外側接続部と前記基板側接続部との間に位置する連結部とを有する端子と、前記連結部と前記基板側接続部を外側に延出させた状態で前記外側接続部を保持するハウジング本体と、前記ハウジング本体の周囲に突出する取付片とを有するハウジングと、前記ハウジングによって、前記連結部及び前記基板側接続部が延出する側に支持された補助部材と、を備え、前記補助部材は、前記外側接続部と前記基板側接続部とが通過する仮想的な面に対して交差する両方向から前記連結部を覆う一対のガイド板を有し、前記一対のガイド板のそれぞれは、前記基板側接続部及び前記連結部が前記開口に挿入される際に、前記開口の内面に接触して、前記補助部材をガイドするガイド縁を有し、前記ガイド縁は、前記開口の内面に対する接触状態で、前記基板側接続部及び前記連結部が前記開口の内面に接触することを回避する位置に形成されている、機器用コネクタである。
【0007】
本開示の電気機器は、上記機器用コネクタと、前記開口を有する前記筐体と、前記筐体内に収容された前記基板と、を備え、前記機器用コネクタが前記開口に貫通した状態で、前記取付片が前記筐体に固定されており、前記ハウジングから延出する前記基板側接続部が前記筐体内で前記基板に固定されている、電気機器である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、機器用コネクタを筐体の開口に挿入する際に、機器用コネクタの端子と筐体との接触を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は実施形態に係る電気機器を示す概略図である。
図2は機器用コネクタを示す斜視図である。
図3は機器用コネクタを示す斜視図である。
図4は機器用コネクタの分解斜視図である。
図5は機器用コネクタを部分的に切り欠いた分解斜視図である。
図6は機器用コネクタを筐体に取付ける作業例を示す説明図である。
図7は機器用コネクタを筐体に取付ける作業例を示す説明図である。
図8は機器用コネクタを筐体に取付ける作業例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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