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公開番号
2024151797
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023065514
出願日
2023-04-13
発明の名称
コネクタ
出願人
住友電装株式会社
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
H01R
13/52 20060101AFI20241018BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】締結部を有する相手側コネクタがコネクタに嵌合されるときにシールリングに生じる課題を改善する。
【解決手段】相手側コネクタの内側に嵌合されるフード部17であって、外周面に全周に亘って溝19が形成されているフード部17と、溝19に装着されている第1のシールリング13と、第1のシールリング13の下側(嵌合方向後側)で溝19に取り付けられている弾性変形可能なC字状のリテーナ15であって、相手側コネクタとコネクタとが嵌合している状態において、フード部17を基準に相手側コネクタの締結部とは逆側となる位置以外の位置が開いている形状のリテーナ15と、を備え、リテーナ15は、第1のシールリングの下側の端面と溝19の下側の端面との間に配されている第1部分15Aと、第1のシールリングの下側の端部を外側から覆っている第2部分15Bとを有している、コネクタ。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ボルトによって機器に締結される締結部を有する相手側コネクタが嵌合されるコネクタであって、
前記相手側コネクタの内側に嵌合されるフード部であって、外周面に全周に亘って溝が形成されているフード部と、
前記溝に装着されているシールリングと、
前記シールリングの嵌合方向後側で前記溝に取り付けられている弾性変形可能なC字状のリテーナであって、前記相手側コネクタと当該コネクタとが嵌合している状態において、前記フード部を基準に前記相手側コネクタの締結部とは逆側となる位置以外の位置が開いている形状のリテーナと、
を備え、
前記リテーナは、前記シールリングの嵌合方向後側の端面と前記溝の嵌合方向後側の端面との間に配されている第1部分と、前記シールリングの嵌合方向後側の端部を外側から覆っている第2部分とを有している、コネクタ。
続きを表示(約 94 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のコネクタであって、
前記シールリングの内周面に、当該内周面の全周に亘って内側に張り出している環状のリップが形成されている、コネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ボルトによって機器に締結される締結部を有する相手側コネクタが嵌合されるコネクタに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、相手側コネクタの内側に嵌合されるフード部の外周面に樹脂製のシールリングが装着されており、そのシールリングによって相手側コネクタとフード部との間を水密あるいは気密にシールするものが知られている(例えば、特許文献1、2及び3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-162327号公報
特開2019-133870号公報
特開2015-220169号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来は、ボルトによって機器に締結される締結部を有する相手側コネクタの内側にフード部を嵌合するときにシールリングに生じる課題について十分に検討されていなかった。
本明細書では、締結部を有する相手側コネクタがコネクタに嵌合されるときにシールリングに生じる課題を改善する技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示のコネクタは、ボルトによって機器に締結される締結部を有する相手側コネクタが嵌合されるコネクタであって、前記相手側コネクタの内側に嵌合されるフード部であって、外周面に全周に亘って溝が形成されているフード部と、前記溝に装着されているシールリングと、前記シールリングの嵌合方向後側で前記溝に取り付けられている弾性変形可能なC字状のリテーナであって、前記フード部を基準に前記締結部とは逆側となる位置以外の位置が開いているリテーナと、を備え、前記リテーナは、前記シールリングの嵌合方向後側の端面と前記溝の嵌合方向後側の端面との間に配されている第1部分と、前記シールリングの嵌合方向後側の端部を外側から覆っている第2部分とを有している。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、締結部を有する相手側コネクタがコネクタに嵌合されるときにシールリングに生じる課題を改善できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態1に係るコネクタ及び相手側コネクタの斜視図である。
図2は、コネクタの断面図である。
図3は、コネクタの第1のシールリング周辺の部分断面図である。
図4は、リテーナの斜視図である。
図5は、コネクタ及びリテーナの斜視図である。
図6Aは、比較例に係るコネクタの第1のシールリング周辺の部分断面図である(嵌合途中の状態)。
図6Bは、比較例に係るコネクタの第1のシールリング周辺の部分断面図である(嵌合完了時の状態)。
図7は、実施形態1に係るコネクタの第1のシールリング周辺の部分断面図である(嵌合完了時の状態)。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。
【0009】
(1)本開示のコネクタは、ボルトによって機器に締結される締結部を有する相手側コネクタが嵌合されるコネクタであって、前記相手側コネクタの内側に嵌合されるフード部であって、外周面に全周に亘って溝が形成されているフード部と、前記溝に装着されているシールリングと、前記シールリングの嵌合方向後側で前記溝に取り付けられている弾性変形可能なC字状のリテーナであって、前記相手側コネクタと当該コネクタとが嵌合している状態において、前記フード部を基準に前記相手側コネクタの締結部とは逆側となる位置以外の位置が開いている形状のリテーナと、を備え、前記リテーナは、前記シールリングの嵌合方向後側の端面と前記溝の嵌合方向後側の端面との間に配されている第1部分と、前記シールリングの嵌合方向後側の端部を外側から覆っている第2部分とを有している。
【0010】
コネクタが予め機器に固定されており、そのコネクタに相手側コネクタが嵌合される場合がある。この場合に、相手側コネクタの締結部をボルトによって機器に締結することにより、相手側コネクタをコネクタに嵌合させつつ機器に固定する場合がある。この場合、相手側コネクタは締結部側が先行して嵌合していくため、締結部とは反対側が遅れて嵌合し、斜めになりながら嵌合していく。
本願発明者は、相手側コネクタが斜めになりながら嵌合すると、フード部を基準に相手側コネクタの締結部とは逆側(言い換えると締結部と対角になる側)において、相手側コネクタの斜めになった内面によってシールリングの嵌合方向後側且つ外側の角部が外側に押し出され、コネクタのフード部と相手側コネクタの内面との間に挟まることにより、剪断されるようにして切れる課題があることを見出した。
(【0011】以降は省略されています)
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