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公開番号
2024151504
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023064882
出願日
2023-04-12
発明の名称
ワイヤハーネス
出願人
住友電装株式会社
代理人
弁理士法人笠井中根国際特許事務所
,
個人
,
個人
主分類
H02G
1/06 20060101AFI20241018BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電線部の大型化や高剛性化を抑制しつつ、電線部を束ねることが可能な、ワイヤハーネスを開示する。
【解決手段】ワイヤハーネス10が、複数の被覆電線16を含む電線部12と、電線部12の端末に設けられたコネクタ部14と、を備え、電線部12は、少なくとも1つの被覆電線16によって構成された巻付電線18が、束ねられた他の被覆電線16にらせん状に巻き付けられてなる束ね領域20を有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の被覆電線を含む電線部と、
前記電線部の端末に設けられたコネクタ部と、を備え、
前記電線部は、少なくとも1つの前記被覆電線によって構成された巻付電線が、束ねられた他の前記被覆電線にらせん状に巻き付けられてなる束ね領域を有している、ワイヤハーネス。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
前記束ね領域には、前記電線部の延出方向で相互に離隔する複数箇所において、前記巻付電線を前記他の被覆電線にそれぞれ固定する複数の固定部が設けられている、請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項3】
前記束ね領域がU字状に曲げられて配策されている、請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
車両内等の電気配線として用いられるワイヤハーネスは、複数の被覆電線からなる電線部と、電線部の端末に設けられたコネクタ部と、を有している。このようなワイヤハーネスを車両内に配策する場合には、特許文献1に示されるように、電線部をコルゲートチューブや樹脂テープなどの保護部材によって束ね、保護部材に巻き付けられたタイバンド等の結束具により、電線部を車両の所定部位に固定する場合が多い。電線部が保護部材で束ねられていることから、電線部を構成する被覆電線の一部が近隣部材へ引っ掛かったり結束具に巻き込まれることにより、コネクタ部を所定の余長分引き出せずにコネクタ部の接続先への接続が困難となる等の不具合の発生を抑制できるからである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-291131号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、電線部を保護部材で束ねると、電線部の大型化や高剛性化が避けられないことから、ワイヤハーネスの配策領域が狭小の場合や、ワイヤハーネスがUターン状に配策される場合などには、保護部材を採用できない場合がある。それゆえ、作業者が、結束具により電線部の所定部位を車両に結束固定する際に、電線部の他の領域の被覆電線を巻き込まないように十分に注意して結束作業を行う必要があり、作業性の低下を招いていた。
【0005】
そこで、電線部の大型化や高剛性化を抑制しつつ、電線部を束ねることが可能な、ワイヤハーネスを開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のワイヤハーネスは、複数の被覆電線を含む電線部と、前記電線部の端末に設けられたコネクタ部と、を備え、前記電線部は、少なくとも1つの前記被覆電線によって構成された巻付電線が、束ねられた他の前記被覆電線にらせん状に巻き付けられてなる束ね領域を有している、ものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、電線部の大型化や高剛性化を抑制しつつ、電線部を束ねることが可能な、ワイヤハーネスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1に係るワイヤハーネスを示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<本開示の実施形態の説明>
最初に、本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のワイヤハーネスは、
(1)複数の被覆電線を含む電線部と、前記電線部の端末に設けられたコネクタ部と、を備え、前記電線部は、少なくとも1つの前記被覆電線によって構成された巻付電線が、束ねられた他の前記被覆電線にらせん状に巻き付けられてなる束ね領域を有している、ものである。
【0010】
本開示のワイヤハーネスによれば、電線部は、電線部を構成する複数の被覆電線のうちの少なくとも1つによって構成された巻付電線が、束ねられた他の被覆電線にらせん状に巻き付けられてなる束ね領域を、有している。これにより、電線部の被覆電線を束ねておくことが望ましい領域において、コルゲートチューブや樹脂テープを用いることなく、巻付電線によって束ねられた束ね領域を構成することができる。巻付電線は、電線部を構成する複数の被覆電線であることから、コルゲートチューブや樹脂テープを用いる場合に比して、電線部の大型化や高剛性化を抑制することができる。その結果、電線部の大型化や高剛性化を抑制しつつ、電線部を束ねることが可能な、ワイヤハーネスを提供できるのである。
(【0011】以降は省略されています)
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