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公開番号2024162073
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2023077254
出願日2023-05-09
発明の名称コネクタ装置
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類H01R 13/631 20060101AFI20241114BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ばらつきの影響を抑えつつ確実に嵌合することができるコネクタ装置を提供する。
【解決手段】第1コネクタ30は、第1ハウジング31を有し、第2コネクタ50は、第1ハウジング31に嵌合可能な第2ハウジング51と、第1ハウジング31に対して位置決めされるムービングプレート53と、ムービングプレート53と第2ハウジング51とを移動可能に支持するガイド部材54とを有し、ムービングプレート53は、第1ハウジング31が有する位置決め受け部31Fに対して第1コネクタ30と第2コネクタ50の接近方向に係合する位置決め部53Fを有し、ムービングプレート53が第1ハウジング31に対して位置決めされた状態で、第1ハウジング31と第2ハウジング51とは、嵌合開始位置に配置され、ガイド部材54は、第1ハウジング31に対して接近方向と交差する嵌合方向に第2ハウジング51を移動させるカム部54Cを有している。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項1】
互いに接近及び離間可能な第1コネクタと第2コネクタと、を備えたコネクタ装置であって、
前記第1コネクタは、第1ハウジングを有し、
前記第2コネクタは、前記第1ハウジングに嵌合可能な第2ハウジングと、前記第1ハウジングに対して位置決めされる位置決め部材と、前記位置決め部材と前記第2ハウジングとを移動可能に支持するガイド部材と、を有し、
前記第1ハウジングは、位置決め受け部を有し、
前記位置決め部材は、前記位置決め受け部に対して前記第1コネクタと前記第2コネクタの接近方向に係合する位置決め部を有し、
前記位置決め部材が前記第1ハウジングに対して位置決めされた状態で、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとは、嵌合開始位置に配置され、
前記ガイド部材は、前記第1ハウジングに対して前記接近方向と交差する嵌合方向に前記第2ハウジングを移動させるカム部を有している、コネクタ装置。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記位置決め部材は、前記第2ハウジングに対して初期位置と嵌合位置とに移動可能とされ、前記初期位置において前記第2ハウジングに装着された雄端子金具のタブを保護するムービングプレートである、請求項1に記載のコネクタ装置。
【請求項3】
前記第1コネクタは、前記第1ハウジングを前記接近方向と交差する向きに移動可能に支持する支持部材を有している、請求項1に記載のコネクタ装置。
【請求項4】
前記位置決め部は、前記接近方向に延びる軸状に形成され、
前記位置決め部及び前記位置決め受け部は、前記位置決め受け部に対して前記位置決め部の軸線周りの回転を規制する回転規制部を有する、請求項1に記載のコネクタ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタ装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電気自動車側の第1嵌合装置にバッテリユニット側の第2嵌合装置を接続するためのコネクタ嵌合装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-272242号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このコネクタ嵌合装置は、ベース部から延びるガイド部材と、メイン固定プレートから延びるガイドポールと、によって第1嵌合装置と第2嵌合装置との位置決めを行う構成である。しかし、雌コネクタと雄コネクタとは、ガイドポール、メインプレート、第2側壁、第3側壁、固定サブプレート、ベース部、第1取付金具、ガイド部材を介して位置決めされる構成であるため、ガイド部材とガイドポールとによって第1嵌合装置と第2嵌合装置との位置決めを行っても、雌コネクタと雄コネクタとの相対位置のばらつきを十分に抑えることができない懸念がある。
【0005】
本開示は上述した事情に基づいてなされたものであり、ばらつきの影響を抑えつつ確実に嵌合することができるコネクタ装置の提供を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
互いに接近及び離間可能な第1コネクタと第2コネクタと、を備えたコネクタ装置であって、
前記第1コネクタは、第1ハウジングを有し、
前記第2コネクタは、前記第1ハウジングに嵌合可能な第2ハウジングと、前記第1ハウジングに対して位置決めされる位置決め部材と、前記位置決め部材と前記第2ハウジングとを移動可能に支持するガイド部材と、を有し、
前記第1ハウジングは、位置決め受け部を有し、
前記位置決め部材は、前記位置決め受け部に対して前記第1コネクタと前記第2コネクタの接近方向に係合する位置決め部を有し、
前記位置決め部材が前記第1ハウジングに対して位置決めされた状態で、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとは、嵌合開始位置に配置され、
前記ガイド部材は、前記第1ハウジングに対して前記接近方向と交差する嵌合方向に前記第2ハウジングを移動させるカム部を有している、コネクタ装置。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ばらつきの影響を抑えつつ確実に嵌合することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1のコネクタ装置の側面図である。
図2は、実施形態1のコネクタ装置の分解斜視図である。
図3は、第1ハウジングの側面図である。
図4は、第1ハウジングの下方から見た斜視図である。
図5は、支持部材を下方から見た斜視図である。
図6は、第2ハウジングを下方から見た斜視図である。
図7は、ムービングプレートを前方から見た斜視図である。
図8は、ムービングプレートを上方から見た斜視図である。
図9は、ガイド部材を前方から見た斜視図である。
図10は、雌端子金具を取り付けた第1ハウジングを支持部材に取り付けた状態を示す側面図である。
図11は、ガイド部材にムービングプレートを取り付けた状態を示す側面図である。
図12は、第2ハウジングに雄端子金具を取り付けた状態を示す側面図である。
図13は、ムービングプレートが取り付けられたガイド部材に第2ハウジング取り付けた状態を示す側面図である。
図14は、ムービングプレート及び第2ハウジングの側断面図であって、第2ハウジングの突部が第2カム溝の中間平行区間に至った状態を示す。
図15は、コネクタ装置の側断面図であって、位置決め受け部本体の下面がムービングプレートの収容部の上面に接触した状態を示す。
図16は、コネクタ装置の側断面図であって、第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合が完了した状態を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
(1)互いに接近及び離間可能な第1コネクタと第2コネクタと、を備えたコネクタ装置であって、
前記第1コネクタは、第1ハウジングを有し、
前記第2コネクタは、前記第1ハウジングに嵌合可能な第2ハウジングと、前記第1ハウジングに対して位置決めされる位置決め部材と、前記位置決め部材と前記第2ハウジングとを移動可能に支持するガイド部材と、を有し、
前記第1ハウジングは、位置決め受け部を有し、
前記位置決め部材は、前記位置決め受け部に対して前記第1コネクタと前記第2コネクタの接近方向に係合する位置決め部を有し、
前記位置決め部材が前記第1ハウジングに対して位置決めされた状態で、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとは、嵌合開始位置に配置され、
前記ガイド部材は、前記第1ハウジングに対して前記接近方向と交差する嵌合方向に前記第2ハウジングを移動させるカム部を有している、コネクタ装置。
(【0011】以降は省略されています)

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