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公開番号2024130175
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023039741
出願日2023-03-14
発明の名称電動車両
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人桐朋
主分類B60R 5/04 20060101AFI20240920BHJP(車両一般)
要約【解決手段】電動車両10は、バッテリ12を内部に格納可能なバッテリ格納室44と、バッテリ格納室44の格納口46を開閉可能な蓋部材48とを備える。電動車両10の車室24内には、蓋部材48よりも上方に配置される棚構造22を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
交換可能なバッテリの電力によって駆動する駆動部を備えた電動車両であって、
前記電動車両は、車体に囲まれた車室を有し、前記車室内の床面より下方に配置され、前記床面に開口する格納口を通じて前記バッテリを内部に格納可能なバッテリ格納室と、
前記バッテリ格納室の前記格納口を開閉可能に設けられ、前記バッテリ格納室から前記バッテリを取り出す際に開き、且つ前記格納口を塞ぐときに前記床面の一部を構成する蓋部材と、
前記車室内において前記蓋部材よりも上方に配置される棚構造と、
を備える、電動車両。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1記載の電動車両において、
前記棚構造は、
平板状に形成される棚板と、
前記車室内において前記車体に設けられ前記棚板を水平に支持可能な支持部と、
を備える、電動車両。
【請求項3】
請求項2記載の電動車両において、
前記車室内には、前記車室内において前方側に配置され乗員が乗車するシートと、
前記車室内において後方側に配置され前記床面を有する荷室と、
を備え、
前記支持部は、前記シートと前記荷室との間に設けられる前方支持部材と、
前記荷室に配置され、且つ前記車体の車幅方向の両側部に固定される後方支持部材と、
を備え、
前記前方支持部材及び前記後方支持部材によって前記棚板が支持される、電動車両。
【請求項4】
請求項3記載の電動車両において、
前記前方支持部材は、前記車室内の前記床面に設けられ、前記床面に対して上方に突出して前記シートと前記荷室とを前記車体の前後方向に分離し、且つ前記床面に対して着脱可能な分離部材である、電動車両。
【請求項5】
請求項3又は4記載の電動車両において、
前記後方支持部材は、前記両側部に固定される固定部と、
前記固定部に対して水平方向、且つ、前記固定部に対して車幅方向内方に向かうように回動可能に設けられる可動部と、
を備え、
前記後方支持部材に前記棚板を支持するとき、前記可動部が前記固定部に対して車幅方向内方に突出した位置に配置され、前記可動部によって前記棚板が支持される、電動車両。
【請求項6】
請求項3記載の電動車両において、
前記前方支持部材は、前記車室内の前記床面に回動可能に支持され、前記棚板を支持する状態では前記床面から上方に突出し、前記棚板を支持しない状態では、前記床面と略平行に配置される、電動車両。
【請求項7】
請求項2記載の電動車両において、
前記支持部は、前記車体の両側部から車幅方向内方に突出して固定され、且つ前記車体の前後方向に沿って水平に延在する一対の支持体を有する、電動車両。
【請求項8】
請求項7記載の電動車両において、
前記一対の支持体は、前記車室内において後方側に配置され前記床面を有する荷室から前方に向けて延在し、前記車体の平面視において、前記支持体が前記蓋部材に重なる位置まで延在する、電動車両。
【請求項9】
請求項7記載の電動車両において、
前記支持体は、前記棚板を支持する上面に第1係合部を有し、
前記棚板の下面には、前記第1係合部に係合される第2係合部を備え、
前記第1係合部及び前記第2係合部のうちの一方が突起であり、他方が前記突起の係合される凹部である、電動車両。
【請求項10】
請求項7又は8記載の電動車両において、
前記車体の前記両側部には、車高方向に沿って複数の締結孔を備え、
前記支持体は、互いに高さ位置が異なる前記複数の締結孔のうち、いずれか1つの位置に設けられた締結孔に締結部材によって固定される、電動車両。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリの電力によって走行可能な電動車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ユーザが交換可能なバッテリを搭載した電動作業機が開示されている。電動作業機の機体内にバッテリが収納される。ユーザがバッテリを交換するとき、機体上方に配置された蓋部材を開いて機体上方に開口した開口部からバッテリを上方に取り出す。ユーザが開口部を通じて機体内にバッテリを収容する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-113638号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のようなバッテリを電動車両の車室内の床下に搭載した場合、ユーザが車室内でバッテリ交換するとき、車室内の床面に載置した荷物を移動させる必要が生じる。荷物を移動させるためのスペースが必要となり、さらに荷物の移動を伴うことでバッテリ交換の作業効率が低下するという問題がある。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様は、交換可能なバッテリの電力によって駆動する駆動部を備えた電動車両であって、前記電動車両は、車体に囲まれた車室を有し、前記車室内の床面より下方に配置され、前記床面に開口する格納口を通じて前記バッテリを内部に格納可能なバッテリ格納室と、前記バッテリ格納室の前記格納口を開閉可能に設けられ、前記バッテリ格納室から前記バッテリを取り出す際に開き、且つ前記格納口を塞ぐときに前記床面の一部を構成する蓋部材と、前記車室内において前記蓋部材よりも上方に配置される棚構造と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、交換式バッテリを格納可能な電動車両において、バッテリ格納室を蓋部材で塞いだ状態で床面に荷物を置いている場合に、床面から棚構造に荷物を移動させることで蓋部材を開放させることが可能となり、バッテリの交換作業を効率的に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の第1実施形態に係る電動車両の全体側面図である。
図2は、図1の電動車両におけるバッテリ格納部の周辺を示す断面図である。
図3は、図1に示す電動車両を車室内から見た平面図である。
図4は、本発明の第2実施形態に係る電動車両の全体側面図である。
図5は、図4の電動車両におけるバッテリ格納部の周辺を示す断面図である。
図6は、図4に示す電動車両を車室内から見た平面図である。
図7は、本発明の第3実施形態に係る電動車両の全体側面図である。
図8は、図7の電動車両におけるバッテリ格納部の周辺を示す断面図である。
図9は、図7に示す電動車両を車室内から見た平面図である。
図10は、図9のX-X線に沿った断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1に示されるように、第1実施形態に係る電動車両10は、バッテリ12の電力によって駆動する電動機を備えた電気自動車(EV)である。なお、電動車両10は、電気自動車に限定されるものではない。バッテリ12を用いる車両であれば、ハイブリッド自動車(HEV)、プラグインハイブリッド自動車(PHEV)又は燃料電池自動車(FCV)等の種々の電動車両10に適用可能である。
【0010】
電動車両10は、車体14と、車体14の車体開口部16に開閉可能に配置されるドア18と、車体14に設けられ電力が供給されることで回転駆動する電動機である駆動部20と、荷物Bを積載可能な棚構造22とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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