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公開番号2024129920
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023039315
出願日2023-03-14
発明の名称保持装置
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20240920BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】孔の掃除の際に配線等への接触を抑制する。
【解決手段】保持装置1は、蓄電器の第1方向を向く第1面を保持する第1部31と、蓄電器の第1方向と交差する第2方向を向く第2面を保持する第2部32と、を有し、蓄電器を着脱可能に保持する保持部2を備える。保持装置1は、載置面Fと対向する底部3を備える。保持部2には、保持部2の上方を向く面31aと保持部2の下方を向く面31bとを連通する第1孔501が形成される。保持部2は、第1孔501が形成された部位から下方に延びる第1延出部511を有する。底部3には、水平方向において第1孔501と一致する位置に、底部3の上方を向く面3aと底部3の下方を向く面3bとを連通する第2孔502が形成される。底部3は、第2孔502が形成された部位の近傍から上方に延びる第2延出部512を有する。第1延出部511と第2延出部512とは、上下方向において互いに重なる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電器の第1方向を向く第1面を保持する第1部と、前記蓄電器の前記第1方向と交差する第2方向を向く第2面を保持する第2部と、を有し、前記蓄電器を着脱可能に保持する保持部を備える保持装置であって、
前記保持装置は、前記保持装置を載置するときに、載置面と対向する底部を備え、
前記保持部には、前記保持部の上方を向く面と前記保持部の下方を向く面とを連通する第1孔が形成され、
前記保持部は、前記第1孔が形成された部位又は前記第1孔が形成された部位の近傍から下方に延びる第1延出部を有し、
前記底部には、水平方向において前記第1孔と一致する位置に、前記底部の上方を向く面と前記底部の下方を向く面とを連通する第2孔が形成され、
前記底部は、前記第2孔が形成された部位又は前記第2孔が形成された部位の近傍から上方に延びる第2延出部を有し、
前記第1延出部と前記第2延出部とは、上下方向において互いに重なる、
保持装置。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記第1延出部及び前記第2延出部は、それぞれ上下方向に延びる筒状であり、
前記第2延出部の上端の内周は、前記第1延出部の下端の外周よりも大きい、
請求項1に記載の保持装置。
【請求項3】
前記保持部には、前記保持部の水平方向の一方向を向く面と前記保持部の水平方向の他方向を向く面とを連通する第3孔が形成され、
前記底部には、水平方向において前記第2孔よりも前記第3孔に近い位置に、前記底部の上方を向く面と前記底部の下方を向く面とを連通する第4孔が形成される、
請求項1又は2に記載の保持装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、保持装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、バッテリを載置するトレイを備える充電器が開示されている。トレイは、水平面に対して傾斜し載置状態のバッテリの長さ方向に沿うように形成される第1傾斜面と、載置状態のバッテリの高さ方向に沿うように第1傾斜面の端部から立ち上がりバッテリの底面を受ける第2傾斜面と、を有する。トレイにおける第1傾斜面の最下端には、水抜き孔が形成される。充電器の底部は、水抜き孔の下方に位置する部位に、水抜き孔よりも開口が大きい囲み部を有する。囲み部の底部には、排出孔が形成されている。水抜き孔の開口下端は、囲み部の上端よりも上方に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/059685号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
水抜き孔の掃除のために下方から針金等を差し込む場合がある。しかし、特許文献1の構成では、差し込んだ針金等が水抜き孔の開口下端と囲み部の上端との間を通り抜け、筐体内部に進入する場合がある。この場合、差し込んだ針金等が筐体内部の配線等に接触する可能性がある。そのため、掃除の際に配線等への接触を抑制することが望まれている。
【0005】
本願は上記課題の解決のため、孔の掃除の際に配線等への接触を抑制することを目的としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題の解決手段として、本発明の態様は以下の構成を有する。
(1)本発明の態様に係る保持装置(例えば、実施形態での保持装置1)は、蓄電器(例えば、実施形態での蓄電器10)の第1方向を向く第1面(例えば、実施形態での下面12)を保持する第1部(例えば、実施形態での第1部31)と、前記蓄電器の前記第1方向と交差する第2方向を向く第2面(例えば、実施形態での後面16)を保持する第2部(例えば、実施形態での第2部32)と、を有し、前記蓄電器を着脱可能に保持する保持部(例えば、実施形態での保持部2)を備える保持装置であって、前記保持装置は、前記保持装置を載置するときに、載置面(例えば、実施形態での載置面F)と対向する底部(例えば、実施形態での底部3)を備え、前記保持部には、前記保持部の上方を向く面(例えば、実施形態での第1部の上面31a)と前記保持部の下方を向く面(例えば、実施形態での第1部の下面31b)とを連通する第1孔(例えば、実施形態での第1孔501)が形成され、前記保持部は、前記第1孔が形成された部位又は前記第1孔が形成された部位の近傍から下方に延びる第1延出部(例えば、実施形態での第1延出部511)を有し、前記底部には、水平方向において前記第1孔と一致する位置に、前記底部の上方を向く面(例えば、実施形態での底部の上面3a)と前記底部の下方を向く面(例えば、実施形態での底部の下面3b)とを連通する第2孔(例えば、実施形態での第2孔502)が形成され、前記底部は、前記第2孔が形成された部位又は前記第2孔が形成された部位の近傍から上方に延びる第2延出部(例えば、実施形態での第2延出部512)を有し、前記第1延出部と前記第2延出部とは、上下方向において互いに重なる。
【0007】
(2)上記(1)に記載の保持装置では、前記第1延出部及び前記第2延出部は、それぞれ上下方向に延びる筒状であり、前記第2延出部の上端の内周は、前記第1延出部の下端の外周よりも大きくてもよい。
【0008】
(3)上記(1)又は(2)に記載の保持装置では、前記保持部には、前記保持部の水平方向の一方向を向く面(例えば、実施形態での第2部の前面32a)と前記保持部の水平方向の他方向を向く面(例えば、実施形態での第2部の後面32b)とを連通する第3孔(例えば、実施形態での第3孔34)が形成され、前記底部には、水平方向において前記第2孔よりも前記第3孔に近い位置に、前記底部の上方を向く面と前記底部の下方を向く面とを連通する第4孔(例えば、実施形態での第4孔531A,531B)が形成されてもよい。
【発明の効果】
【0009】
本発明の上記(1)に記載の保持装置によれば、第1延出部と第2延出部とが上下方向において互いに重なることで、孔の掃除のために下方から針金等を差し込む場合であっても、差し込んだ針金等が装置内部に進入することを抑制することができる。したがって、孔の掃除の際に配線等への接触を抑制することができる。
【0010】
本発明の上記(2)に記載の保持装置によれば、第2延出部の上端の内周が第1延出部の下端の外周以下の大きさである場合と比較して、水抜きをスムーズに行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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