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公開番号2024132429
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-01
出願番号2023043181
出願日2023-03-17
発明の名称車両用照明装置
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60Q 1/52 20060101AFI20240920BHJP(車両一般)
要約【課題】後続車にとって安心でき、交通の安全性をより一層改善して持続可能な輸送システムの発展に寄与できる車両用照明装置を提供する。
【解決手段】認識部2によって後続車が車両100の後方で、かつ車幅方向の左右いずれか一側に存在すると認識された場合で、検出部3によって運転者が後続車を認識していると検出した場合、エクステリアライト5を第1点灯及び第1消灯のいずれかの状態とする。認識部2によって後続車が車両100の後方で、かつ車幅方向の左右いずれか一側に存在すると認識された場合で、検出部3によって運転者が後続車を認識していないと検出した場合、エクステリアライト5を第2点灯及び第2消灯のいずれかの状態とする。第1点灯の状態と第2点灯の状態とは異なるとともに、第1消灯の状態と第2消灯の状態とは異なる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の後方に存在する後続車が車幅方向の左右いずれか一側に存在することを認識する認識部と、
前記車両の運転者が前記後続車を認識したことを検出する検出部と、
前記車両の外装領域のうち、後方位置及び車幅方向の側方位置の少なくともいずれかに設けられた左右一対のエクステリアライトと、
を備え、
前記認識部によって前記後続車が前記一側に存在すると認識された場合で、かつ前記検出部によって前記運転者が前記後続車を認識していると検出した場合、前記左右一対のエクステリアライトのうち前記後続車が移動した側の前記エクステリアライトを第1点灯及び第1消灯のいずれかの状態とし、
前記認識部によって前記後続車が前記一側に存在すると認識された場合で、かつ前記検出部によって前記運転者が前記後続車を認識していないと検出した場合、前記左右一対のエクステリアライトのうち前記後続車が移動した側の前記エクステリアライトを第2点灯及び第2消灯のいずれかの状態とし、
前記第1点灯の状態と前記第2点灯の状態とは異なるとともに、前記第1消灯の状態と前記第2消灯の状態とは異なる、
ことを特徴とする車両用照明装置。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記第2点灯の状態及び前記第2消灯の状態は、前記車両が前記一側に曲がる場合、点灯状態を変更する、
ことを特徴とする請求項1記載の車両用照明装置。
【請求項3】
前記車両は、前記車両の後方を表示する後方表示装置を備え、
前記検出部は、前記運転者の視線が前記後方表示装置を向いた場合、前記運転者が前記後続車の存在を認識したとする、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用照明装置。
【請求項4】
前記検出部は、前記運転者の視線が前記後方表示装置を向いた後に前記運転者の状態が変化した場合、前記運転者が前記後続車の存在を認識したとする、
ことを特徴とする請求項3に記載の車両用照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、車両用照明装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
車両の後続車に意思表示を行う手段としては、ブレーキランプや方向指示器がある。しかしながら、このような手段だけでは後続車に正確な意思表示を行うことが難しく、さまざまな技術が提案されている。
例えば、テールランプにメッセージ機能を付加した技術が提案されている。これにより、後続車への意思表示の曖昧さを回避しようとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-232590号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の従来技術にあっては、車両の運転者が後続車を認識しているか否かは後続車からははっきりと理解することができない。この事が、後続車にとって不安要素となる可能性があり、交通の安全性を確保するために改善の余地があった。
【0005】
そこで、本発明は、後続車にとって安心でき、交通の安全性をより一層改善して持続可能な輸送システムの発展に寄与できる車両用照明装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明に係る車両用照明装置(例えば、実施形態の車両用照明装置1)は、車両(例えば、実施形態の車両100)の後方に存在する後続車(例えば、実施形態の後続車102)が車幅方向の左右いずれか一側に存在することを認識する認識部(例えば、実施形態の認識部2)と、前記車両の運転者が前記後続車を認識したことを検出する検出部(例えば、実施形態の検出部3)と、前記車両の外装領域のうち、後方位置及び車幅方向の側方位置の少なくともいずれかに設けられた左右一対のエクステリアライト(例えば、実施形態のエクステリアライト5、テールランプ6)と、を備え、前記認識部によって前記後続車が前記一側に存在すると認識された場合で、かつ前記検出部によって前記運転者が前記後続車を認識していると検出した場合、前記左右一対のエクステリアライトのうち前記後続車が移動した側の前記エクステリアライトを第1点灯及び第1消灯のいずれかの状態とし、前記認識部によって前記後続車が前記一側に存在すると認識された場合で、かつ前記検出部によって前記運転者が前記後続車を認識していないと検出した場合、前記左右一対のエクステリアライトのうち前記後続車が移動した側の前記エクステリアライトを第2点灯及び第2消灯のいずれかの状態とし、前記第1点灯の状態と前記第2点灯の状態とは異なるとともに、前記第1消灯の状態と前記第2消灯の状態とは異なる。
【0007】
このように構成することで、運転者が後続車を認識しているか否かを、後続車がはっきりと理解できる。このため、後続車にとって安心でき、交通の安全性をより一層改善して持続可能な輸送システムの発展に寄与できる車両用照明装置を提供できる。
【0008】
(2)上記構成において、前記第2点灯の状態及び前記第2消灯の状態は、前記車両が前記一側に曲がる場合、点灯状態を変更してもよい。
【0009】
このように構成することで、車両の行動を後続車がより的確に事前に理解できる。このため、後続車にとってより一層安心できる車両用照明装置を提供できる。
【0010】
(3)上記構成において、前記車両は、前記車両の後方を表示する後方表示装置(例えば、実施形態の後方表示装置7)を備え、前記検出部は、前記運転者の視線が前記後方表示装置を向いた場合、前記運転者が前記後続車の存在を認識したとしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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