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公開番号2024132168
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023042852
出願日2023-03-17
発明の名称タンクユニット
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人桐朋
主分類F17C 13/08 20060101AFI20240920BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約【解決手段】本発明に係るタンクユニット10は、並列された複数のタンク12と、複数のタンク12を保持するフレーム14とを備える。フレーム14の第2フレーム32は、フレームベース部40と、各タンク12の第2凸型端部24を支持する複数の支持部42とを有する。複数の支持部42の各々には、支持孔42Hとねじ孔42SHとが形成される。フレームベース部40には、ねじ挿通孔40SHが形成される。複数の支持部42の各々は、ねじ部材50によって、フレームベース部40に締結されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
並列された複数のタンクと、前記複数のタンクを保持するフレームとを備え、前記複数のタンクの各々が、タンク本体と、前記タンク本体の延伸方向の一方に設けられる第1凸型端部と、前記タンク本体の延伸方向の他方に設けられる第2凸型端部とを有するタンクユニットであって、
前記フレームは、前記複数のタンクの各々の前記第1凸型端部を連結する第1フレームと、前記複数のタンクの各々の前記第2凸型端部を連結する第2フレームと、を有し、
前記第2フレームは、第1面と前記第1面とは反対側の第2面とを有するフレームベース部と、前記第1面に配置され、前記第2凸型端部を支持する複数の支持部と、を有し、
前記複数の支持部の各々には、前記第2凸型端部が挿通され且つ前記第2凸型端部を支持する支持孔が形成されており、
前記複数の支持部の各々と、前記フレームベース部との一方には、ねじ部材が挿通されるねじ挿通孔が形成されており、
前記複数の支持部の各々と、前記フレームベース部との他方には、前記ねじ部材が螺合するねじ孔が形成されており、
前記複数の支持部の各々と前記フレームベース部とは、前記ねじ部材によって締結されている、タンクユニット。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
請求項1に記載のタンクユニットであって、
前記ねじ挿通孔は、前記フレームベース部に形成され、前記ねじ孔は、前記複数の支持部の各々に形成されている、タンクユニット。
【請求項3】
請求項1に記載のタンクユニットであって、
前記ねじ挿通孔は、前記ねじ孔よりも大きく、前記ねじ挿通孔に挿通された前記ねじ部材と、前記ねじ挿通孔を囲む内周面との間には、隙間が形成されている、タンクユニット。
【請求項4】
請求項1に記載のタンクユニットであって、
前記支持部は、前記フレームベース部と前記タンク本体との間に位置しており、
前記ねじ部材により締結された前記支持部と前記フレームベース部とは一体になっている、タンクユニット。
【請求項5】
請求項1に記載のタンクユニットであって、
前記複数のタンクの各々の前記第1凸型端部は、前記第1フレームに固定され、前記第1フレームの内部に形成される流路と連通しており、
前記複数のタンクの各々の前記第2凸型端部は、前記タンク本体の前記延伸方向に摺動可能に前記支持部に支持されている、タンクユニット。
【請求項6】
請求項1に記載のタンクユニットであって、
前記フレームは、前記第1フレームの一端部と、前記第2フレームの一端部とを連結する第3フレームと、前記第1フレームの他端部と、前記第2フレームの他端部とを連結する第4フレームと、を備える、タンクユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タンクユニットに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、複数の小タンクと、複数の小タンクを連結するフレームとを備えた高圧容器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6844465号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数のタンクに製造誤差が生じることがある。この場合であっても、フレームにおいて局所的な荷重が発生することを抑制することが望まれている。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様は、並列された複数のタンクと、前記複数のタンクを保持するフレームとを備え、前記複数のタンクの各々が、タンク本体と、前記タンク本体の延伸方向の一方に設けられる第1凸型端部と、前記タンク本体の延伸方向の他方に設けられる第2凸型端部とを有するタンクユニットであって、前記フレームは、前記複数のタンクの各々の前記第1凸型端部を連結する第1フレームと、前記複数のタンクの各々の前記第2凸型端部を連結する第2フレームと、を有し、前記第2フレームは、第1面と前記第1面とは反対側の第2面とを有するフレームベース部と、前記第1面に配置され、前記第2凸型端部を支持する複数の支持部と、を有し、前記複数の支持部の各々には、前記第2凸型端部が挿通され且つ前記第2凸型端部を支持する支持孔が形成されており、前記複数の支持部の各々と、前記フレームベース部との一方には、ねじ部材が挿通されるねじ挿通孔が形成されており、前記複数の支持部の各々と、前記フレームベース部との他方には、前記ねじ部材が螺合するねじ孔が形成されており、前記複数の支持部の各々と前記フレームベース部とは、前記ねじ部材によって締結されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、複数のタンクに製造誤差があっても、フレームにおいて局所的な荷重が発生することを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係るタンクユニットを示す斜視図である。
図2は、本実施形態に係るタンクユニットを示す平面図である。
図3は、図1のIII-III断面図である。
図4は、フレームベース部の正面図である。
図5は、タンク間の軸心のずれを調整する様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態]
本実施形態に係るタンクユニット10は、流体の貯留に用いられる。流体は、液体であってもよいし、気体であってもよい。或いは、流体は、燃料電池に供給される燃料であってもよい。流体が燃料電池に供給される燃料である場合、タンクユニット10は、燃料電池が搭載される移動体等に搭載される。この場合、流体は、高圧の水素ガスであってもよい。図1に示すように、タンクユニット10は、複数のタンク12と、フレーム14とを備える。
【0010】
複数のタンク12は、互いに同じ形状を有する。複数のタンク12は、各々のタンク12の軸心AXが略平行になるように配列されている。換言すると、複数のタンク12は、タンク12の軸心AXに沿ったタンク12の延伸方向(軸方向)に対して直交する方向に隣接して配置される。複数のタンク12の各々は、タンク本体20と、第1凸型端部22と、第2凸型端部24とを有する。
(【0011】以降は省略されています)

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