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公開番号
2025105003
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223248
出願日
2023-12-28
発明の名称
通話サポート装置
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類
H04M
1/72412 20210101AFI20250703BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】移動体に備えられたマイクを用いた移動体通話の操作性が低下することを抑制して、移動体に備えられたマイクをオフにすることによる乗員のプライバシーの保護を可能にする。
【解決手段】移動体サポート装置1は、移動体マイク31に入力された音声を、移動体100に備えられた移動体通信部40により通信端末50に送信して、移動体通話を実行する通話制御部13と、移動体100に備えられたマイクスイッチの操作に応じて、移動体マイク31をオン状態とオフ状態とに切り替えるマイク作動制御部11と、移動体マイク31がオフ状態であり、移動体通話を行う際に、移動体100に備えられた移動体報知部にて、マイクオフ状態報知を出力するマイクオフ報知部12と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
移動体に持ち込まれた通信端末による、前記移動体に備えられた移動体マイクを用いた移動体通話をサポートする通話サポート装置であって、
前記移動体マイクに入力された音声を、前記移動体に備えられた移動体通信部により前記通信端末に送信して、前記移動体通話を実行する通話制御部と、
前記移動体に備えられたマイクスイッチの操作に応じて、前記移動体マイクをオン状態とオフ状態とに切り替えるマイク作動制御部と、
前記移動体マイクがオフ状態であり、前記移動体通話を行う際に、前記移動体に備えられた移動体報知部にて、マイクオフ状態報知を出力するマイクオフ報知部と、
を備える通話サポート装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記移動体報知部は、表示器であり、
前記マイクオフ報知部は、前記マイクオフ状態報知の出力として、前記移動体通話を行うには、前記移動体マイクをオンする必要があることを示すマイクオフ報知画像を、前記表示器に表示させる処理を実行する
請求項1に記載の通話サポート装置。
【請求項3】
前記通話制御部は、前記表示器に前記マイクオフ報知画像が表示されている状態で、前記マイク作動制御部により、前記マイクスイッチの操作に応じて、前記移動体マイクがオフ状態からオン状態に切り替えられたときに、前記移動体通話へ切り替える
請求項2に記載の通話サポート装置。
【請求項4】
前記通話制御部は、
前記通信端末が前記通信端末に備えられた端末マイクを用いて通話を行う端末通話から前記移動体通話に切り替えることを検出し、且つ、前記移動体マイクがオフ状態であって前記表示器に前記マイクオフ報知画像が表示されている場合に、
前記マイクスイッチにより前記移動体マイクをオフにする操作がされたときには、前記端末通話が実行される状態を維持する
請求項2又は請求項3に記載の通話サポート装置。
【請求項5】
前記通話制御部は、
前記通信端末と前記移動体通信部との間で通信が確立された状態であるときに、前記通信端末が通話を着信したときに、前記着信を報知する着信報知画像を前記表示器に表示し、
前記着信報知画像から前記着信に応答し、且つ、前記移動体マイクがオフ状態であって前記表示器に前記マイクオフ報知画像が表示されている場合に、
前記マイクスイッチにより前記移動体マイクをオフにする操作がされたときには、前記着信報知画像を前記表示器に継続して表示する
請求項2又は請求項3に記載の通話サポート装置。
【請求項6】
前記通話制御部は、
前記通信端末と前記移動体通信部との間で通信が確立された状態であるときに、前記通信端末による通話開始を指示するための通話開始ボタンを前記表示器に表示し、
前記通話開始ボタンが操作され、且つ、前記移動体マイクがオフ状態であって前記表示器に前記マイクオフ報知画像が表示されている場合に、
前記マイクスイッチにより前記移動体マイクをオフにする操作がされたときには、前記通話開始ボタンを前記表示器に継続して表示する
請求項2又は請求項3に記載の通話サポート装置。
【請求項7】
前記通話制御部は、前記移動体通話の実行中に、前記マイクスイッチにより前記移動体マイクをオフする操作がされたときに、前記移動体マイクをオフした場合に前記移動体通話の実行が不能となることを報知するマイクオフ確認画像を前記表示器に表示する
請求項2又は請求項3に記載の通話サポート装置。
【請求項8】
前記表示器はタッチパネル表示器であり、
前記通話制御部は、前記移動体マイクをオフ状態とする指示を確定させるためのマイクオフ確定ボタンを含む前記マイクオフ確認画像を前記表示器に表示させ、前記マイクオフ確定ボタンが操作されたときに、前記移動体マイクをオフ状態とする
請求項7に記載の通話サポート装置。
【請求項9】
前記移動体が移動状態であることを認識する移動状態認識部を備え、
前記マイク作動制御部は、前記移動状態認識部により前記移動体が移動状態であることが認識され、且つ、前記移動体通話が実行中であるときには、前記移動体マイクのオフ状態への切り替えを禁止する
請求項1又は請求項2に記載の通話サポート装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通話サポート装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両の乗員が車内に持ち込んだ携帯電話機との間で通信を行って、携帯電話機の画面を車両に備えられた車両用ディスプレイにミラーリングして表示させるターミナルモードの処理を行う車両用装置が知られている(例えば特許文献1参照)。上記車両用装置では、車両用ディスプレイに通話開始ボタンを表示して、通話開始ボタンの操作が検出された時から所定時間内に携帯電話機による通話が開始された場合に、車両に備えられたマイクとスピーカーを用いて、携帯電話機による通話を行うハンズフリー通話に切り替変えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-213141号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の車両用装置は、車両が電源オン状態(イグニッションオン状態)であるときに、車両に備えられたマイクが常時オンに設定されていた。この場合、車両の乗員が、車両内での乗員間の会話音声等がマイクに入力されて外部に漏洩することを懸念して、プライバシーの観点からマイクをオフにしたいと思うことが想定される。そこで、車両のマイクのオンとオフを、乗員の操作によって切り替えられるようにすることが考えられる。しかしながら、このように、車両のマイクのオンとオフを切り替えられるようにした場合に、マイクがオフ状態であるときには、車両のマイクを用いたハンズフリー通話を行うことができない。そして、乗員が、車両のマイクがオフ状態であることに気付かずに、車両のマイクを用いたハンズフリー通話を行おうとした場合に、ハンズフリー通話を行うことができない理由がわからないことから、乗員に違和感や不安感を抱かせてしまうおそれがある。そこで、乗員がかかるおそれを抱くことを抑制することが本願の課題である。
本願は上記課題の解決のため、移動体に備えられたマイクを用いたハンズフリー通話や車内ビデオ会議等の移動体通話の操作性が低下することを抑制して、移動体に備えられたマイクをオフにすることによる乗員のプライバシーの保護を可能にすることを目的としたものである。そして、延いては、交通の安全性をより一層改善して持続可能な輸送システムの発展に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するための態様として、移動体に持ち込まれた通信端末による、前記移動体に備えられた移動体マイクを用いた移動体通話をサポートする通話サポート装置であって、前記移動体マイクに入力された音声を、前記移動体に備えられた移動体通信部により前記通信端末に送信して、前記移動体通話を実行する通話制御部と、前記移動体に備えられたマイクスイッチの操作に応じて、前記移動体マイクをオン状態とオフ状態とに切り替えるマイク作動制御部と、前記移動体マイクがオフ状態であり、前記移動体通話を行う際に、前記移動体に備えられた移動体報知部にて、マイクオフ状態報知を出力するマイクオフ報知部と、を備える通話サポート装置が挙げられる。
【0006】
上記通話サポート装置において、前記移動体報知部は、表示器であり、前記マイクオフ報知部は、前記マイクオフ状態報知の出力として、前記移動体通話を行うには、前記移動体マイクをオンする必要があることを示すマイクオフ報知画像を、前記表示器に表示させる処理を実行する構成としてもよい。
【0007】
上記通話サポート装置において、前記通話制御部は、前記表示器に前記マイクオフ報知画像が表示されている状態で、前記マイク作動制御部により、前記マイクスイッチの操作に応じて、前記移動体マイクがオフ状態からオン状態に切り替えられたときに、前記移動体通話へ切り替える構成としてもよい。
【0008】
上記通話サポート装置において、前記通話制御部は、前記通信端末が前記通信端末に備えられた端末マイクを用いて通話を行う端末通話から前記移動体通話に切り替えることを検出し、且つ、前記移動体マイクがオフ状態であって前記表示器に前記マイクオフ報知画像が表示されている場合に、前記マイクスイッチにより前記移動体マイクをオフにする操作がされたときには、前記端末通話が実行される状態を維持する構成としてもよい。
【0009】
上記通話サポート装置において、前記通話制御部は、前記通信端末と前記移動体通信部との間で通信が確立された状態であるときに、前記通信端末が通話を着信したときに、前記着信を報知する着信報知画像を前記表示器に表示し、前記着信報知画像から前記着信に応答し、且つ、前記移動体マイクがオフ状態であって前記表示器に前記マイクオフ報知画像が表示されている場合に、前記マイクスイッチにより前記移動体マイクをオフにする操作がされたときには、前記着信報知画像を前記表示器に継続して表示する構成としてもよい。
【0010】
上記通話サポート装置において、前記通話制御部は、前記通信端末と前記移動体通信部との間で通信が確立された状態であるときに、前記通信端末による通話開始を指示するための通話開始ボタンを前記表示器に表示し、前記通話開始ボタンが操作され、且つ、前記移動体マイクがオフ状態であって前記表示器に前記マイクオフ報知画像が表示されている場合に、前記マイクスイッチにより前記移動体マイクをオフにする操作がされたときには、前記通話開始ボタンを前記表示器に継続して表示する構成としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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