TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025109022
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002666
出願日
2024-01-11
発明の名称
通信システム及びFPGA
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人大島特許事務所
主分類
H04L
12/42 20060101AFI20250716BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】データの高速通信処理と省配線とを両立する。
【解決手段】ネットワーク6を介して通信可能に接続された複数のノード(2)を有する通信システム1は、各ノードがFPGA7を備える。FPGA7の少なくとも1つは、CPU部8と、少なくとも1つのロジック部9とを備える。ロジック部9は、ネットワーク6からデータを受信し且つデータをネットワーク6に送信するように構成された通信ロジック部9Bを含む。通信ロジック部9Bは、選択的にCPU部8を介さずにデータをネットワーク6に送信し、選択的にデータをCPU部8に送出するように構成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ネットワークを介して通信可能に接続された複数のノードを有する通信システムであって、
各ノードがFPGAを備え、前記FPGAの少なくとも1つが、CPU部と、少なくとも1つのロジック部とを備え、前記ロジック部が、前記ネットワークからデータを受信し且つデータを前記ネットワークに送信するように構成された通信ロジック部を含み、
前記通信ロジック部は、選択的に前記CPU部を介さずにデータを前記ネットワークに送信し、選択的にデータを前記CPU部に送出するように構成されている、通信システム。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記通信ロジック部は、非周期的に生成されるデータを、前記CPU部を介して前記ネットワークに送信するように構成されている、請求項1に記載の通信システム。
【請求項3】
前記通信ロジック部は、周期的に生成されるデータを、前記CPU部を介さずに前記ネットワークに送信するように構成されている、請求項1に記載の通信システム。
【請求項4】
前記ノードが、マスターノードと、複数のスレーブノードとを含み、
前記マスターノードの前記FPGAが前記通信ロジック部を含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の通信システム。
【請求項5】
前記FPGAの少なくとも1つが、複数の前記ロジック部を備え、
前記通信ロジック部が、選択的に前記CPU部を介さずに前記ロジック部の他の1つと通信するように構成されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の通信システム。
【請求項6】
CPU部と複数のロジック部とを備えるFPGAであって、
前記ロジック部が、ネットワークからデータを受信し且つ前記ネットワークにデータを送信可能な通信ロジック部を含み、
前記通信ロジック部と、前記ロジック部の他の1つとが、選択的に前記CPU部を介さずに通信するように構成されている、FPGA。
【請求項7】
前記通信ロジック部は、非周期的に生成されるデータを、前記CPU部を介して前記ロジック部の他の1つと通信するように構成されている、請求項6に記載のFPGA。
【請求項8】
前記通信ロジック部は、周期的に生成されるデータを、前記CPU部を介さずに前記ロジック部の他の1つと通信するように構成されている、請求項6又は7に記載のFPGA。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信システム及びFPGA(fild-programmable gate array:集積回路)に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、マスターノードと、マスターノードによって制御される複数のスレーブノードとを備え、マスターノードと各スレーブノードとの間でデータ通信を行う通信システムが知られている(例えば、特許文献1、2)。
【0003】
特許文献1の通信システムでは、各ノードが2線式のバスによって他のノードと接続され、各スレーブノードは、1つ以上の周辺デバイスに通信可能に連結され、周辺デバイスからデータを読み出し、且つ/又はそれにデータを書き込むように構成される。各ノードは、制御回路を含むノード送受信部を備え、ノード送受信部の送受信動作は制御回路によって制御される。
【0004】
特許文献2の通信システムでは、各ノード(制御部(マスター)、スライダ部(第1スレーブ)、ヘッド部(第2スレーブ))がイーサネットの通信規格に準拠したLANケーブルによって他のノードと接続されている。各スレーブノードはCPUを有し、CPUはスレーブノードに取り付けられた各種素子において入出力される信号の処理を実行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-010395号公報
特開2017-169080号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上記の従来技術では、マスターノードやスレーブノードにおけるデータや信号の送受信処理が制御回路やCPUによって行われている。そのため、データの通信処理に要する時間が長く、短周期でデータの通信を行うことができない。短周期で通信したい所定のデータの送受信を処理するために、CPUを備えない基板を別途用意し、通常の周期のデータ通信を行う通信線とは別に、より短い周期でデータ通信を行うための専用の通信線を設けることが考えられる。これにより、所定のデータについて、送受信の処理を短縮して短周期で通信することが可能になる。しかし、そのような構成にすると、基板や通信線が増えるため、小型ロボットのように筐体内の配線スペースが小さいデバイスに通信システムを適用することが難しくなる。
【0007】
本発明は、以上の背景に鑑み、データの高速通信処理と省配線とを両立できる通信システム及びFPGAを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために本発明のある態様は、ネットワーク(6)を介して通信可能に接続された複数のノード(2)を有する通信システム(1)であって、各ノードがFPGA(7)を備え、前記FPGAの少なくとも1つが、CPU部(8)と、少なくとも1つのロジック部(9)とを備え、前記ロジック部が、前記ネットワークからデータを受信し且つデータを前記ネットワークに送信するように構成された通信ロジック部(9B)を含み、前記通信ロジック部は、選択的に前記CPU部を介さずにデータを前記ネットワークに送信し、選択的にデータを前記CPU部に送出するように構成されている。
【0009】
この態様によれば、通信ロジック部が選択的にCPU部を介さずにデータをネットワークに送信するため、データの送受信処理に要する時間が短くなり、データの高速通信処理が可能になる。また、データの高速通信処理が可能になるため、高速通信用の専用線を別途設ける必要がなく、省配線が可能である。
【0010】
上記の態様の通信システムにおいて、前記通信ロジック部は、非周期的に生成されるデータを、前記CPU部を介して前記ネットワークに送信するように構成されていると良い。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
本田技研工業株式会社
制御装置
20日前
本田技研工業株式会社
車両構造
22日前
本田技研工業株式会社
制御装置
20日前
本田技研工業株式会社
回転電機
26日前
本田技研工業株式会社
鞍乗型車両
13日前
本田技研工業株式会社
鞍乗り型車両
20日前
本田技研工業株式会社
着座部材構造
20日前
本田技研工業株式会社
固体二次電池
5日前
本田技研工業株式会社
蓄電システム
7日前
本田技研工業株式会社
非水電解質電池
19日前
本田技研工業株式会社
鞍乗り型電動車両
19日前
本田技研工業株式会社
鞍乗り型電動車両
27日前
本田技研工業株式会社
通話サポート装置
19日前
本田技研工業株式会社
カメラの取付構造
19日前
本田技研工業株式会社
燃料電池用貼合方法
6日前
本田技研工業株式会社
接着剤塗布システム
6日前
本田技研工業株式会社
動力伝達装置及び車両
26日前
本田技研工業株式会社
外界センサの保持構造
6日前
本田技研工業株式会社
鞍乗型車両の排気装置
20日前
本田技研工業株式会社
通信システム及びFPGA
5日前
本田技研工業株式会社
回転電機用コイルの製造方法
26日前
本田技研工業株式会社
燃料電池スタックの製造装置
4日前
本田技研工業株式会社
運転支援装置及び運転支援方法
21日前
本田技研工業株式会社
エンドエフェクタ及びロボット
1日前
本田技研工業株式会社
運転支援装置及び運転支援方法
21日前
本田技研工業株式会社
燃料電池スタックの荷重検出装置
4日前
本田技研工業株式会社
回転電機用コイル、及び、回転電機
26日前
本田技研工業株式会社
車両用通信システム及び車両用通信装置
29日前
本田技研工業株式会社
シート材の治具及びシート材の製造方法
19日前
ソニー・ホンダモビリティ株式会社
車両
21日前
本田技研工業株式会社
コンテンツ出力装置及びコンテンツ出力方法
21日前
本田技研工業株式会社
外界センサの取付構造及びこれを有する車両
27日前
本田技研工業株式会社
燃料電池用貼合治具および燃料電池用貼合方法
7日前
本田技研工業株式会社
燃料電池用貼合治具および燃料電池用貼合方法
6日前
本田技研工業株式会社
車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
19日前
本田技研工業株式会社
車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
20日前
続きを見る
他の特許を見る