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公開番号
2025109545
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003500
出願日
2024-01-12
発明の名称
燃料電池スタックの製造装置
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
8/248 20160101AFI20250717BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】燃料電池スタック毎に適切な負荷で締結することができる燃料電池スタックの製造装置を提供すること。
【解決手段】燃料電池スタック10の製造装置1は、締結前の燃料電池スタック10を積層方向101に沿って加圧することが可能な加圧手段72と、加圧手段72により加圧した際に、燃料電池スタック10の荷重を検出する全体荷重検出手段74と、全体荷重検出手段74で検出され荷重について、時間当たりの荷重を算出する算出手段79とを有し、加圧手段72は、算出手段79で算出された時間当たりの荷重が第1の所定値以上になると加圧を停止する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
燃料電池スタックを製造するための燃料電池スタックの製造装置であって、
締結前の前記燃料電池スタックを積層方向に沿って加圧することが可能な加圧手段と、
前記加圧手段により加圧した際に、前記燃料電池スタックの荷重を検出する全体荷重検出手段と、
前記全体荷重検出手段で検出され荷重について、時間当たりの荷重を算出する算出手段とを有し、
前記加圧手段は、前記算出手段で算出された時間当たりの荷重が第1の所定値以上になると加圧を停止する、燃料電池スタックの製造装置。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記算出手段は、時間当たりの荷重の変化割合を算出し、
前記第1の所定値は、前記変化割合が第2の所定値となるときの時間当たりの荷重の値以上の値である、請求項1に記載の燃料電池スタックの製造装置。
【請求項3】
前記燃料電池スタックは、スタックケースを含み、
前記第1の所定値は、前記変化割合が第2の所定値となるときの時間当たりの荷重の値以上の値であり、前記スタックケースに前記スタックケースの制限荷重が掛かるときの時間当たりの荷重の値未満の値である、請求項2に記載の燃料電池スタックの製造装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発電セルが複数積層されてなる積層体を備える燃料電池スタックの製造装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
固体高分子型燃料電池は、電解質膜/電極構造体(MEA)を備える。電解質膜/電極構造体の固体高分子電解質膜の両側には、それぞれ電極が設けられている。電解質膜/電極構造体の外周には、シール部材が設けられている。シール部材は、燃料ガスおよび冷媒などの漏洩を防ぐための部材である。電解質膜/電極構造体は、セパレータに挟まれることで、発電セルを構成する。発電セルは、所望の電圧を得るために必要な数が積層されることで積層体を構成する。積層体は、エンドプレートなどが取り付けられた燃料電池スタックの形態で利用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-185920号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、燃料電池スタックの製造工程は、スタック締結作業を含む。スタック締結作業は、例えば、蓋をスタックケースに対して押し込んで着座させること、および蓋をスタックケースにねじ止めすることなどを含む。このようなスタック締結作業では、従来、押し込んだ後の蓋の高さ、蓋の押し込み量、または蓋を押し込む際の荷重の大きさなどに基づいて、蓋のスタックケースへの加圧動作を停止する。
【0005】
燃料電池スタックを構成する部品の厚みは、バラつきを含むことがある。そのため同じ条件で加圧動作を停止しても、スタックケースが受ける負荷が異なる場合がある。つまり、従来のスタック締結作業では、蓋がスタックケースに着座した際にスタックケースが受ける負荷を制御することは困難である。
【0006】
そこで本発明は、燃料電池スタック毎に適切な負荷で締結することができる燃料電池スタックの製造装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の燃料電池スタックの製造装置は、燃料電池スタックを製造するための燃料電池スタックの製造装置であって、締結前の前記燃料電池スタックを積層方向に沿って加圧することが可能な加圧手段と、前記加圧手段により加圧した際に、前記燃料電池スタックの荷重を検出する全体荷重検出手段と、前記全体荷重検出手段で検出され荷重について、時間当たりの荷重を算出する算出手段とを有し、前記加圧手段は、前記算出手段で算出された時間当たりの荷重が第1の所定値以上になると加圧を停止する。
【0008】
上述の燃料電池スタックの製造装置によると、燃料電池スタック毎に適切な負荷で締結することができる燃料電池スタックの製造装置を提供することができる。
【0009】
前記算出手段は、時間当たりの荷重の変化割合を算出し、前記第1の所定値は、前記変化割合が第2の所定値となるときの時間当たりの荷重の値以上の値とすることができる。
【0010】
上述の燃料電池スタックの製造装置によると、適切に第1の所定値を定めることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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