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公開番号
2025103801
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221445
出願日
2023-12-27
発明の名称
鞍乗り型車両
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類
B62K
19/30 20060101AFI20250702BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】車体フレームの前端部にABSモジュレータを設ける場合において、ABSモジュレータの配置に自由度を持たせることができる鞍乗り型車両を提供する。
【解決手段】鞍乗り型車両は、ヘッドパイプ(18)とモノバックボーンフレーム(31)とを備える車体フレーム(11)と、ABSモジュレータ(110)と、を備える鞍乗り型車両において、モジュレータステー(120)と、モジュレータカバー(150)と、を備え、モジュレータステー(120)は、車体フレーム(11)の前端部に締結されることにより、ABSモジュレータ(110)を、電気配線接続部(115)が前方になり流体配管接続部(113、114)が後方になるように支持し、モジュレータカバー(150)は、電気配線接続部(115)の一部に、車体正面視、車体側面視、車体上面視および車体下面視で重なる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ヘッドパイプ(18)と前記ヘッドパイプ(18)から後方に延びるモノバックボーンフレーム(31)とを備える車体フレーム(11)と、前記車体フレーム(11)の前端部に取り付けられるABSモジュレータ(110)と、を備える鞍乗り型車両において、
前記ABSモジュレータ(110)を支持するモジュレータステー(120)と、
前記モジュレータステー(120)に支持され前記ABSモジュレータ(110)を覆うモジュレータカバー(150)と、
を備え、
前記モジュレータステー(120)は、前記ヘッドパイプ(18)の後方において、前記車体フレーム(11)の前端部に締結されることにより、前記ABSモジュレータ(110)を、電気配線接続部(115)が前方になり流体配管接続部(113、114)が後方になるように支持し、
前記モジュレータカバー(150)は、前記ABSモジュレータ(110)の前記電気配線接続部(115)の一部に、車体正面視、車体側面視、車体上面視および車体下面視で重なる
ことを特徴とする鞍乗り型車両。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記ABSモジュレータ(110)は、前記電気配線接続部(115)が車体幅方向内側に向くように配置される
ことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
【請求項3】
前記ABSモジュレータ(110)は、前記流体配管接続部(113、114)が車体上下方向上側に向くように配置される
ことを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両。
【請求項4】
前記モジュレータカバー(150)と前記モジュレータステー(120)とは、側面及び下面で締結される
ことを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両。
【請求項5】
前記モジュレータステー(120)は、外側ステー(140)と、前記外側ステー(140)の内側に支持される内側ステー(130)と、で構成され、
下面及び後面で、前記外側ステー(140)、前記内側ステー(130)、および、前記ABSモジュレータ(110)が、ラバー(172、173)を配置した状態で締結され、
側面で、前記外側ステー(140)、および、前記内側ステー(130)がラバー(171)を配置した状態で締結される
ことを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両。
【請求項6】
前記電気配線接続部(115)に接続される電気配線(95)と、
前記モジュレータステー(120)に差し込まれ、前記電気配線(95)を支持する配線支持部(98)と、を備え、
前記モジュレータカバー(150)の側面には、前記配線支持部(98)の差込端(98a)から離間する方向に凹んで突出する凸部(156)が設けられている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗り型車両に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ABSモジュレータを備える鞍乗り型車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、ヘッドパイプから下方に延びるダウンフレームの側部にABSモジュレータが支持されている。特許文献1では、ボトムブリッジの高さ程度にABSモジュレータが配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6800197号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のように、鞍乗り型車両においては、ABSモジュレータは車体フレームの前端部に設けられることが多い。これは、レイアウト上の制約が生じ易い鞍乗り型車両にあっては、車体フレームの前端部にABSモジュレータを設けることにより、車体フレームの前端部を機器搭載スペースとして有効活用できるためである。しかしながら、車体フレームの前端部は、前輪の直後となり易いため、雨水や泥などが撥ね易い位置でもある。このため、ABSモジュレータを車体フレームの前端部に配置する場合には、非電気、非電子部分である流体配管接続部を前方に配置し、電気配線接続部を流体配管接続部よりも後方に配置することになり易く、ABSモジュレータの配置に自由度を持たせ難いという課題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、車体フレームの前端部にABSモジュレータを設ける場合において、ABSモジュレータの配置に自由度を持たせることができる鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
鞍乗り型車両は、ヘッドパイプと前記ヘッドパイプから後方に延びるモノバックボーンフレームとを備える車体フレームと、前記車体フレームの前端部に取り付けられるABSモジュレータと、を備える鞍乗り型車両において、前記ABSモジュレータを支持するモジュレータステーと、前記モジュレータステーに支持され前記ABSモジュレータを覆うモジュレータカバーと、を備え、前記モジュレータステーは、前記ヘッドパイプの後方において、前記車体フレームの前端部に締結されることにより、前記ABSモジュレータを、電気配線接続部が前方になり流体配管接続部が後方になるように支持し、前記モジュレータカバーは、前記ABSモジュレータの前記電気配線接続部の一部に、車体正面視、車体側面視、車体上面視および車体下面視で重なることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
車体フレームの前端部にABSモジュレータを設ける場合において、ABSモジュレータの配置に自由度を持たせることができる鞍乗り型車両を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。
鞍乗り型車両のフロントフェンダーの周辺部を示す斜視図である。
鞍乗り型車両のブレーキ配管系を示す正面図である。
ABSモジュレータ支持構造の周辺を示す右前方からの斜視図である。
ABSモジュレータ支持構造の周辺を示す右側面図である。
ABSモジュレータ支持構造の周辺を示す右後方からの斜視図である。
ABSモジュレータ支持構造の分解斜視図である。
ABSモジュレータを底面側から見た斜視図である。
ABSモジュレータ支持構造を左後方から見た斜視図である。
ABSモジュレータ支持構造の車体上面図である。
ABSモジュレータに入力ブレーキホースと出力ブレーキホースと電気ハーネスとが接続された状態を示すABSモジュレータ支持構造の車体上面図である。
ABSモジュレータに入力ブレーキホースと出力ブレーキホースと電気ハーネスとが接続された状態を示すABSモジュレータ支持構造の車体正面図である。
ABSモジュレータに入力ブレーキホースと出力ブレーキホースと電気ハーネスとが接続された状態を示すABSモジュレータ支持構造の車体下面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
【0009】
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
【0010】
車体フレーム11は、車体フレーム11の前端部に設けられるヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18の後方に位置するフロントフレーム19と、フロントフレーム19の後方に位置するリアフレーム20とを備える。フロントフレーム19の前端部は、ヘッドパイプ18に接続される。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
(【0011】以降は省略されています)
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