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公開番号2024132432
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-01
出願番号2023043184
出願日2023-03-17
発明の名称車両の点灯表示装置
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60Q 1/50 20060101AFI20240920BHJP(車両一般)
要約【課題】外観の意匠性を低下させることなく、図形や文字等の情報を点灯表示することができる車両の点灯表示装置を提供する。
【解決手段】車両の点灯表示装置は、筒部集合壁21と、複数の光源26と、点灯制御部28と、を備える。筒部集合壁21は、車両の前方、若しくは、後方の点灯表示方向を向く複数の筒部22が上下方向と車幅方向に配列される。光源26は、筒部集合壁21の少なくとも一部の筒部22の内部に臨んで配置される。点灯制御部28は、図形や文字等の情報を表示するように光源26の点灯を制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両の前方、若しくは、後方の点灯表示方向を向く複数の筒部が上下方向と車幅方向に配列された筒部集合壁と、
前記筒部集合壁の少なくとも一部の前記筒部の内部に臨んで配置される複数の光源と、
図形や文字等の情報を表示するように前記光源の点灯を制御する点灯制御部と、を備えていることを特徴とする車両の点灯表示装置。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
各前記筒部は、周壁が六角形状に形成され、
複数の前記筒部は、上下方向と車幅方向に千鳥状に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の点灯表示装置。
【請求項3】
各前記筒部の点灯表示方向の前部側には、六角形状の前記周壁の一つおきに離れた三つの頂部を連結するY字状の連結壁が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の車両の点灯表示装置。
【請求項4】
前記Y字状の連結壁は、前記周壁よりも正面視での幅が狭く形成されていることを特徴とする請求項3に記載の車両の点灯表示装置。
【請求項5】
前記筒部は、
点灯表示方向に臨んで配置される輪郭壁と、
前記輪郭壁から点灯表示方向と逆側に延びる奥壁と、を備え、
前記光源は、前記奥壁の内側で当該奥壁と前後方向で重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の車両の点灯表示装置。
【請求項6】
少なくとも一部の前記輪郭壁の上部領域には、点灯表示方向の前方側に延出する遮光壁が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の車両の点灯表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の前方、若しくは、後方に文字や図形等を点灯表示する車両の点灯表示装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
車両後部のリヤパネルに開口を設け、その開口内にLED光源による点灯表示装置を配置したものが案出されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載の車両の点灯表示装置は、複数のLED発光素子をマトリックス状に配置したプリント基板を備えている。プリント基板は、車両後部のリヤパネルに形成された開口内に設置されている。開口は、透明な光透過部を有するレンズによって閉塞されている。複数のLED発光素子は、駆動回路によって所定の文字や図形を表示するように点灯する。複数のLED発光素子の点灯は、レンズを通して車両後方側から視認可能となる。点灯表示装置は、これにより後続車両等に様々な情報を提供することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平3-91834号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の車両の点灯表示装置は、複数のLED発光素子の点灯によって文字や図形等を車両後方に点灯表示することができる。しかし、LED発光素子を点灯しない場合には、レンズの光透過部を通して複数のLED発光素子やそれを実装するプリント基板が車両の外部から見え、外観の意匠性が低下することが懸念される。
【0006】
そこで本発明は、外観の意匠性を低下させることなく、図形や文字等の情報を点灯表示することができる車両の点灯表示装置を提供しようとするものである。そして、延いては持続可能な輸送システムの発展に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る車両の点灯表示装置は、上記課題を解決するために、以下の構成を採用した。
即ち、本発明に係る車両の点灯表示装置は、車両の前方、若しくは、後方の点灯表示方向を向く複数の筒部(例えば、実施形態の筒部22)が上下方向と車幅方向に配列された筒部集合壁(例えば、実施形態の筒部集合壁21)と、前記筒部集合壁の少なくとも一部の前記筒部の内部に臨んで配置される複数の光源(例えば、実施形態の光源26)と、図形や文字等の情報を表示するように前記光源の点灯を制御する点灯制御部(例えば、実施形態の点灯制御部28)と、を備えていることを特徴とする。
【0008】
上記の構成により、車外に図形や文字等の情報を表示する場合には、点灯制御部による制御によって光源を点灯させる。点灯した光源の光は筒部集合壁の筒部を通して車外に出射される。車外の視認者は、筒部内で点灯する光源の光によって表示された文字や図形等を認識することができる。
また、光源を点灯しない場合には、光源が筒部の周壁によって隠され、外部から見えにくくなる。したがって、本構成を採用した場合には、車外からは筒部集合壁がメッシュ状の意匠壁に見え、外観の意匠性を良好に保つことが可能になる。特に、筒部集合壁が車両前部の左右のヘッドライトの間や、車両後部の左右のブレーキランプの間に設けられる場合には、筒部集合壁がグリル状の意匠壁に見え、さらに外観の意匠性が高まる。
【0009】
各前記筒部は、周壁(例えば、実施形態の周壁22a)が六角形状に形成され、複数の前記筒部は、上下方向と車幅方向に千鳥状に配置されるようにしても良い。
【0010】
この場合、筒部集合壁を構成する各筒部の周壁が連続したハニカム形状を形成することになる。このため、筒部集合壁の強度が高まるとともに、外観もよりグリルらしい形状となり、外観の意匠性がより高まる。
(【0011】以降は省略されています)

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