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公開番号
2024132081
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023042736
出願日
2023-03-17
発明の名称
芝刈機
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人桐朋
主分類
A01D
34/71 20060101AFI20240920BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【解決手段】芝刈機10は、ハウジング22の後端に設けられるディスチャージ部24を備える。ディスチャージ部24は、カッタブレード16によって刈られてハウジング22内に取り込まれた芝草Lを、ハウジング22の外部へと排出する。ディスチャージ部24には、芝草Lの排出方向の下流端に設けられる複数の突起42が形成される。複数の突起42は、カッタブレード16の下面161よりも下方に突出し、カッタブレード16の後方における芝面LFを掻き分ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
回転駆動力を発生する駆動部と、
前記駆動部により回転駆動され、上下方向に延在する回転軸線を中心として回転可能なカッタブレードと、
前記カッタブレードを覆うハウジングと、
前記カッタブレードより後方に設けられ前記カッタブレードによって刈られて前記ハウジング内に取り込まれた芝草を、前記ハウジングの外部へと排出するディスチャージ部と、
を備える芝刈機であって、
前記カッタブレードは、前記ハウジングの下方に向かい合う前記芝草を刈り取ることで、前記カッタブレードの下面に沿った芝面を形成し、
前記ディスチャージ部における前記芝草の排出方向の下流端に設けられ、且つ前記カッタブレードの前記下面よりも下方に突出し、前記カッタブレードの後方における前記芝面を掻き分ける複数の突起を有する、芝刈機。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
請求項1記載の芝刈機において、
前記複数の突起は、前記芝刈機の進行方向と直交する前記ハウジングの幅方向に離間して配置される、芝刈機。
【請求項3】
請求項2記載の芝刈機において、
前記複数の突起は、前記ディスチャージ部の後端に前記ハウジングの幅方向に沿って配置され、且つ前記後端の下端から下方に突出した櫛歯である、芝刈機。
【請求項4】
請求項2記載の芝刈機において、
前記ディスチャージ部の後端に、前記芝刈機の進行方向と直交する回転軸線を中心に回転する回転体を備え、
前記回転体は、中心シャフトと、
前記中心シャフトから径方向外方に突出した前記複数の突起と、
を有し、
前記複数の突起は、前記回転体の回転方向に沿って配置される、芝刈機。
【請求項5】
請求項1又は2記載の芝刈機において、
前記複数の突起に向けて送風する送風部を備える、芝刈機。
【請求項6】
請求項5記載の芝刈機において、
前記送風部は、前記カッタブレードに設けられる翼部である、芝刈機。
【請求項7】
請求項5記載の芝刈機において、
前記送風部は、前記カッタブレードとは別に配置された送風ファンを備える、芝刈機。
【請求項8】
請求項3又は4記載の芝刈機において、
前記ディスチャージ部は、刈り取られた前記芝草を排出する排出口を有し、
前記複数の突起は、前記幅方向における前記排出口の開口幅の全域にわたって配置される、芝刈機。
【請求項9】
請求項3記載の芝刈機において、
前記複数の突起は、前記芝刈機の進行方向において前記カッタブレードの配置される前方に向けて前記幅方向の幅が徐々に小さくなる、芝刈機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カッタブレードによって芝草を刈る芝刈機に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、より多くの人々が手頃で信頼でき、持続可能且つ先進的なエネルギーへのアクセスを確保できるようにするため、エネルギーの効率化に貢献する研究開発が行われている。特許文献1の芝刈機は、ハウジングと、ハウジングに収容されるカッタブレードと、ハウジングの後部に設けられるディスチャージ部とを備え、カッタブレードによって切断された芝をハウジング内に取り込んだ後、ディスチャージ部を通じてハウジングの後方に排出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第11503762号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来技術においては、芝が長く伸びた状態で刈り取りを行うと、ディスチャージ部から排出された長い芝の切断片がハウジングの後方の芝面上に残ってしまう。そのため、芝を刈り取った後の芝面上の美観を損ねるという課題がある。一方、マルチングの場合、ハウジング内に取り込まれる芝の切断片の量が増加することで、ハウジング内に切断片が付着してカッタブレードが回転するときに切断片と接触して作動負荷が高くなる。
【0005】
本発明は上記課題の解決のため、芝の刈り取り時における作動負荷を低減しつつ、芝を刈り取った後の芝面の美観を損ねることの防止の達成を目的としたものである。そして、延いてはエネルギーの効率化に寄与することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様は、回転駆動力を発生する駆動部と、前記駆動部により回転駆動され、上下方向に延在する回転軸線を中心として回転可能なカッタブレードと、前記カッタブレードを覆うハウジングと、前記カッタブレードより後方に設けられ前記カッタブレードによって刈られて前記ハウジング内に取り込まれた芝草を、前記ハウジングの外部へと排出するディスチャージ部と、を備える芝刈機であって、前記カッタブレードは、前記ハウジングの下方に向かい合う前記芝草を刈り取ることで、前記カッタブレードの下面に沿った芝面を形成し、前記ディスチャージ部における前記芝草の排出方向の下流端に設けられ、且つ前記カッタブレードの前記下面よりも下方に突出し、前記カッタブレードの後方における前記芝面を掻き分ける複数の突起を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、芝刈機によって芝草を刈るとき、複数の突起によってディスチャージ部の排出方向の芝面に下方に向けて窪んだ複数の窪みが形成されるため、ディスチャージ部より排出された刈り芝を複数の窪み内に入れ込むことで、芝面上に刈った芝が残ることが抑制され芝面の美観を高めることができる。ハウジング内における刈り芝の滞留が抑制されるため、ハウジング内に滞留した刈り芝との接触によるカッタブレードの作動抵抗の増加が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の第1実施形態に係る芝刈機の一部省略側面図である。
図2は、図1の芝刈機のハウジングを示す平面断面図である。
図3Aは、ディスチャージ部のカバー部材及び芝面を示す正面図である。図3Bは、芝刈機によって刈られた芝面の断面説明図である。
図4は、本発明の第2実施形態に係る芝刈機の一部省略側面図である。
図5は、図4に示す芝刈機のカバー部材及び芝面を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1に示されるように、第1実施形態に係る芝刈機10は、機体12と、駆動部14と、カッタブレード16と、ハンドル18と、送風部20とを備える。例えば、芝刈機10は歩行型の作業機であり、図示しないユーザがハンドル18を操作することによって移動する。なお、芝刈機10は、歩行型の作業機に限られず、例えば、ユーザが芝刈機10に乗用して移動するものであってもよい。
【0010】
図1に示す矢印A方向は、芝刈機10の進行方向である前方を示す。図1に示す矢印B方向は、芝刈機10の進行方向と反対方向である後方を示す。図2に示す矢印C方向は、芝刈機10の進行方向と直交する左右方向(幅方向ともいう)を示す。
(【0011】以降は省略されています)
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