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公開番号2025098793
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023215164
出願日2023-12-20
発明の名称ナックルガード取付構造およびナックルガード取付ブラケット
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B62J 23/00 20060101AFI20250625BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】ハンドルのミラーホルダーにナックルガードを取り付け可能とするナックルガード取付構造およびナックルガード取付ブラケットにおいて、ナックルガードの支持剛性を高めるとともにミラーホルダーへの取り付けを容易にする。
【解決手段】ハンドル2にクラッチレバー21Lを支持するレバーホルダー20Lを備え、レバーホルダー20Lのミラー締結ボス27にナックルガードを取り付ける鞍乗り型車両のナックルガード取付構造およびブラケット30Lであって、レバーホルダー20Lの上部のミラー締結ボス27に、ミラー26とともにブラケット30Lを共締めして固定するとともに、レバーホルダー20Lの下部に、ブラケット30Lの下部を固定する下部締結ボス28を備え、ミラー締結ボス27と下部締結ボス28とは、互いに軸心C2,C3をオフセットさせて又は傾けて設けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
ハンドル(2)に固定したミラーホルダー(20L)のミラー締結ボス(27)に、ブラケット(30L)を介してナックルガード(40L)を取り付ける鞍乗り型車両(1)のナックルガード取付構造であって、
前記ミラーホルダー(20L)の上部の前記ミラー締結ボス(27)に、ミラー(26)とともに前記ブラケット(30L)を共締めして固定するとともに、前記ミラーホルダー(20L)の下部に、前記ブラケット(30L)の下部を固定する下部締結ボス(28)を備え、
前記ミラー締結ボス(27)と前記下部締結ボス(28)とは、互いに締結中心軸線(C2,C3)をオフセットさせて又は傾けて設けられていることを特徴とするナックルガード取付構造。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記ミラー締結ボス(27)と前記下部締結ボス(28)とは、互いに締結中心軸線(C2,C3)を左右方向にオフセットさせて左右方向にオフセットして設けられていることを特徴とする請求項1に記載のナックルガード取付構造。
【請求項3】
前記ミラー締結ボス(27)に形成される上係止部(27a)と、
前記ブラケット(30L)における前記ミラー締結ボス(27)に締結される上締結部(31)に形成され、前記ミラー締結ボス(27)の軸心(C2)中心の回転方向で前記上係止部(27a)に係合し、前記上締結部(31)の前記軸心(C2)中心の回転を規制するブラケット上係止部(31a)と、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のナックルガード取付構造。
【請求項4】
前記下部締結ボス(28)に形成される下係止部(28a)と、
前記ブラケット(30L)における前記下部締結ボス(28)に締結される下締結部(38)に形成され、前記下部締結ボス(28)の軸心(C3)中心の回転方向で前記下係止部(28a)に係合し、前記下締結部(38)の前記軸心(C3)中心の回転を規制するブラケット下係止部(38a)と、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のナックルガード取付構造。
【請求項5】
ハンドル(2)に固定したミラーホルダー(20L)のミラー締結ボス(27)に取り付けられてナックルガード(40L)を支持するナックルガード取付ブラケット(30L)であって、
前記ミラーホルダー(20L)の上部の前記ミラー締結ボス(27)に、ミラー(26)とともに共締め固定される上締結部(31)と、
前記ミラーホルダー(20L)の下部において前記ミラー締結ボス(27)の締結中心軸線(C2)に対してオフセットした又は傾いた締結中心軸線(C3)を有する下部締結ボス(28)に締結される下締結部(38)と、を備えることを特徴とするナックルガード取付ブラケット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ナックルガード取付構造およびナックルガード取付ブラケットに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
自動二輪車等の鞍乗り型車両では、操向ハンドルのグリップ部の前方にナックルガードを配置し、グリップ部を握る手への風当たりや異物の衝突を抑えることがある。ナックルガードの取付構造は種々のものがあるが、例えば特許文献1には、レバーホルダー(ミラーホルダーでもある)にブラケットを介してナックルガードを取り付ける構造が開示されている。ブラケットは、レバーホルダーの上部に一体形成されたミラー締結ボスに、ミラーとともに共締め固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭58-93585号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1の構成では、ブラケットをミラーホルダー上部のミラー締結ボスの1点でミラーホルダーに取り付けるため、ブラケットひいてはナックルガードの支持剛性を確保し難いという課題がある。また、ブラケットの締結時には、ミラーとともにブラケットが共回りしやすく、ナックルガードの取り付けに手間が掛かるという課題がある。
特に、同一車種でもパワーユニットの仕様が異なり、クラッチレバーの有無がある場合もある。この場合、クラッチレバーの有無によらず共通のブラケットを使用可能な構成が要望される。
【0005】
そこで本発明は、ハンドルのミラーホルダーにナックルガードを取り付け可能とするナックルガード取付構造およびナックルガード取付ブラケットにおいて、ナックルガードの支持剛性を高めるとともにミラーホルダーへの取り付けを容易にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題の解決手段として、本発明の第一の態様は、ハンドル(2)に固定したミラーホルダー(20L)のミラー締結ボス(27)に、ブラケット(30L)を介してナックルガード(40L)を取り付ける鞍乗り型車両(1)のナックルガード取付構造であって、ミラーホルダー(20L)の上部のミラー締結ボス(27)に、ミラー(26)とともにブラケット(30L)を共締めして固定するとともに、ミラーホルダー(20L)の下部に、ブラケット(30L)の下部を固定する下部締結ボス(28)を備え、ミラー締結ボス(27)と下部締結ボス(28)とは、互いに締結中心軸線(C2,C3)をオフセットさせて又は傾けて設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、ミラー締結ボスと下部締結ボスとが、互いにオフセットして又は傾いて設けられることで、ミラー締結ボスと下部締結ボスとが互いに同軸配置される構成と比べて、ブラケットの取付剛性ひいてはナックルガードの取付剛性を高めるとともに、ブラケットを各締結ボスに締結する際に共回りし難くすることができる。
【0007】
本発明の第二の態様は、上記第一の態様において、ミラー締結ボス(27)と下部締結ボス(28)とは、互いに締結中心軸線(C2,C3)を左右方向にオフセットさせて設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、ミラー締結ボスと下部締結ボスとが、互いに左右方向にオフセットして設けられることで、ミラー締結ボスと下部締結ボスとがハンドルの長さ方向に沿うようにずれるため、ブラケットの前後方向の張り出しを抑えて効率よく両締結ボス同士のオフセット量を確保することができる。
【0008】
本発明の第三の態様は、上記第一又は第二の態様において、ミラー締結ボス(27)に形成される上係止部(27a)と、ブラケット(30L)におけるミラー締結ボス(27)に締結される上締結部(31)に形成され、ミラー締結ボス(27)の軸心(C2)中心の回転方向で上係止部(27a)に係合し、上締結部(31)の軸心(C2)中心の回転を規制するブラケット上係止部(31a)と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、ミラー締結ボスに形成した上係止部とブラケットの上締結部に形成したブラケット上係止部とが、ミラー締結ボスの軸心中心の回転方向で互いに係合することで、ブラケットの上締結部の締結時における上締結部の共回りを規制し(回り止めをなし)、ブラケットの取り付けを容易にすることができる。
【0009】
本発明の第四の態様は、上記第一から第三の態様の何れか一つにおいて、下部締結ボス(28)に形成される下係止部(28a)と、ブラケット(30L)における下部締結ボス(28)に締結される下締結部(38)に形成され、下部締結ボス(28)の軸心(C3)中心の回転方向で下係止部(28a)に係合し、下締結部(38)の軸心(C3)中心の回転を規制するブラケット下係止部(38a)と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、下部締結ボスに形成した下係止部とブラケットの下締結部に形成したブラケット下係止部とが、下部締結ボスの軸心中心の回転方向で互いに係合することで、ブラケットの下締結部の締結時における下締結部の共回りを規制し(回り止めをなし)、ブラケットの取付を容易にすることができる。
【0010】
本発明の第五の態様は、ハンドル(2)に固定したミラーホルダー(20L)のミラー締結ボス(27)に取り付けられてナックルガード(40L)を支持するナックルガード取付ブラケット(30L)であって、ミラーホルダー(20L)の上部のミラー締結ボス(27)に、ミラー(26)とともに共締め固定される上締結部(31)と、ミラーホルダー(20L)の下部においてミラー締結ボス(27)の締結中心軸線(C2)に対してオフセットした又は傾いた締結中心軸線(C3)を有する下部締結ボス(28)に締結される下締結部(38)と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、互いにオフセットした又は傾いた上下の締結ボスに対し、上下締結部をそれぞれ締結することで、自身の取付剛性ひいてはナックルガードの取付剛性を高めるとともに、上下締結部を各締結ボスに締結する際に共回りし難くすることができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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