TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025102575
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023220109
出願日2023-12-26
発明の名称車両のセンターコンソール
出願人ソニー・ホンダモビリティ株式会社,本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60R 11/02 20060101AFI20250701BHJP(車両一般)
要約【課題】制御ユニットと音源をコンパクトに配置することが可能な車両のセンターコンソールを提供する。
【解決手段】車両のセンターコンソール20は、センターコンソール20のうち車両前方の内部に配置された複数の制御ユニット21,22と、センターコンソール20のうち車両後方の内部に配置された音源23とを備え、音源23は、車両の側方に向けて配置されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両のセンターコンソールであって、前記センターコンソールのうち車両前方の内部に配置された複数の制御ユニットと、前記センターコンソールのうち車両後方の内部に配置された音源とを備え、
前記音源は、前記車両の側方に向けて配置されている、車両のセンターコンソール。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記センターコンソールは、前記音源用の空間を確保するボックスを備え、前記ボックスは、前記車両の前方乗員席の下部に延在して配置されている、請求項1に記載の車両のセンターコンソール。
【請求項3】
前記制御ユニットの下面から、前記制御ユニットと前記音源との間を経て、前記音源の上面に空調用ダクトを備える、請求項1に記載の車両のセンターコンソール。
【請求項4】
前記センターコンソールは、少なくとも前記制御ユニット及び前記音源を収容するカバーを備え、前記カバーは、前記制御ユニット及び前記音源に通じる開口部を有する、請求項1に記載の車両のセンターコンソール。
【請求項5】
前記開口部は、前記車両のシート座面と重なる位置に配置されている、請求項4に記載の車両のセンターコンソール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のセンターコンソールに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電気自動車の開発が盛んになるにつれて、制御ユニット(ECU)の配置について多くの提案がなされている。例えば、特許文献1には、センターコンソール内に電力変換装置が配置された車両が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-96908号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車室内の音響にこだわる場合、多数のスピーカーを配置した車両も増えてきているが、スピーカーの配置において、レイアウトに課題がある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、制御ユニットと音源をコンパクトに配置することが可能な車両のセンターコンソールを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る車両のセンターコンソールは、上記課題を解決するために、以下の構成を採用した。
即ち、本発明に係る車両(例えば、実施形態の車両100)のセンターコンソール(例えば、実施形態のセンターコンソール20)は、前記センターコンソールのうち車両前方の内部に配置された複数の制御ユニット(例えば、実施形態の制御ユニット21,22)と、前記センターコンソールのうち車両後方の内部に配置された音源(例えば、実施形態の音源23)とを備え、前記音源は、前記車両の側方に向けて配置されている。
【0007】
上記の構成により、音源の占有面積を大きく確保しても、制御ユニットと合わせてセンターコンソール内にコンパクトに配置することができる。
【0008】
前記センターコンソールは、前記音源用の空間を確保するボックス(例えば、実施形態のボックス24)を備え、前記ボックスは、前記車両の前方乗員席(例えば、実施形態の運転席12)の下部に延在して配置されていてもよい。
この場合、前方乗員席の下部におけるデッドスペースを有効活用して、音源のボックスの配置をするための空間を確保することができる。
【0009】
前記制御ユニットの下面から、前記制御ユニットと前記音源との間を経て、前記音源の上面に空調用ダクト(例えば、実施形態の空調用ダクト27)を備えてもよい。
この場合、空調用ダクトを制御ユニット及び音源と合わせて、センターコンソール内にコンパクトに配置することができる。
【0010】
前記センターコンソールは、少なくとも前記制御ユニット及び前記音源を収容するカバー(例えば、実施形態のカバー25)を備え、前記カバーは、前記制御ユニット及び前記音源に通じる開口部(例えば、実施形態の開口部28)を有してもよい。
この場合、センターコンソールの外部に制御ユニットの排熱及び音源の音圧を逃がすことができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許