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公開番号2025099785
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216714
出願日2023-12-22
発明の名称感情表現推定システム、感情表現推定装置、および感情表現推定方法
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250626BHJP(計算;計数)
要約【課題】装置に対して特定の感情を表現するよう訓練することができる感情表現推定システム、感情表現推定装置、および感情表現推定方法を提供することを目的とする。
【解決手段】感情表現推定システムは、使用者の情報を取得するセンサと、特定の感情を呼び起こす物語を聞かせる実行部と、実行部が物語を聞かせの際にセンサが取得する使用者の情報を用いて、使用者の見た目の感情と特定の感情を比較する比較部と、を備え、比較部は、比較した結果に基づいて、特定の感情に前記使用者の見た目の感情を近づける指示を出力する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
使用者の情報を取得するセンサと、
特定の感情を呼び起こす物語を聞かせる実行部と、
前記実行部が物語を聞かせの際に前記センサが取得する前記使用者の情報を用いて、前記使用者の見た目の感情と前記特定の感情を比較する比較部と、
を備え、
前記比較部は、比較した結果に基づいて、前記特定の感情に前記使用者の見た目の感情を近づける指示を出力する、感情表現推定システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記特定の感情に前記使用者の見た目の感情を近づけるように促すように話の仕方を変える変更部、
をさらに備える請求項1に記載の感情表現推定システム。
【請求項3】
前記特定の感情に使用者の見た目の感情を近づけるように促す感情教示部、
をさらに備える請求項1または請求項2に記載の感情表現推定システム。
【請求項4】
前記特定の感情は、心理学における「興奮」、「愛情」、「恐怖」、「怒り」、「悲しみ」、「喜び」に分類されるものである、
請求項1または請求項2に記載の感情表現推定システム。
【請求項5】
前記変更部は、話し方の速さの変更、話すトーンの変更、物語のタイプの変更のうちの少なくとも1つを変更する、
請求項2に記載の感情表現推定システム。
【請求項6】
前記感情教示部は、
前記使用者が提供される物語の感情を理解していない場合、正しい感情となるように、子どもを惹きつけるように話しかけ、
前記使用者が提供される物語の感情を理解している場合、正しく感情を理解できていることを褒める発話を行う、
請求項3に記載の感情表現推定システム。
【請求項7】
前記センサは、
撮影装置と、収音部と、を備え、
前記撮影装置が撮影した画像、および前記収音部が収音した音響信号のうち少なくとも1つを用いて、前記使用者の感情を推定することで、前記使用者の情報を取得する、
請求項1または請求項2に記載の感情表現推定システム。
【請求項8】
使用者の情報を取得するセンサと、
特定の感情を呼び起こす物語を聞かせる実行部と、
前記実行部が物語を聞かせの際に前記センサが取得する前記使用者の情報を用いて、前記使用者の見た目の感情と前記特定の感情を比較する比較部と、
を備え、
前記比較部は、比較した結果に基づいて、前記特定の感情に前記使用者の見た目の感情を近づける指示を出力する、感情表現推定装置。
【請求項9】
センサが、使用者の情報を取得し、
実行部が、特定の感情を呼び起こす物語を聞かせ、
比較部が、前記実行部が物語を聞かせの際に前記センサが取得する前記使用者の情報を用いて、前記使用者の見た目の感情と前記特定の感情を比較し、
前記比較部は、比較した結果に基づいて、前記特定の感情に前記使用者の見た目の感情を近づける指示を出力する、
感情表現推定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、感情表現推定システム、感情表現推定装置、および感情表現推定方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
人の発達状態を評価し、フィードバックするシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の技術では、プロセッサに、行動障害、発達遅延、または神経学的障害に関連する個人に関する入力を受け取らせる。そして、プロセッサに、行動障害、発達遅延、または神経学的障害を抱える複数の個人からのデータを用いて訓練されたコンピュータプログラムの訓練済み分類子モジュールを使用して、個人が行動障害、発達遅延、または神経学的障害の存在の兆候を有すると決定させる。そして、プロセッサに、コンピュータプログラムによって生成された機械学習モデルを用いて、個人が前記存在の兆候を有する行動障害、発達遅延、または神経学的障害が、社会的互恵性を促進するデジタル治療によって改善されると決定させる。さらに、プロセッサに、社会的互恵性を促進するデジタル治療を提供させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2022-527946号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、ADHDかどうか診断するプログラムやそれに対してのアプローチの提案であるが、具体的にロボット等で特定の感情を表現するよう訓練するものはなかった。
【0005】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、装置に対して特定の感情を表現するよう訓練することができる感情表現推定システム、感情表現推定装置、および感情表現推定方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る感情表現推定システムは、使用者の情報を取得するセンサ(例えば、環境センサ、取得部、感情推定部)と、特定の感情を呼び起こす物語を聞かせる実行部と、前記実行部が物語を聞かせの際に前記センサが取得する前記使用者の情報を用いて、前記使用者の見た目の感情と前記特定の感情を比較する比較部と、を備え、前記比較部は、比較した結果に基づいて、前記特定の感情に前記使用者の見た目の感情を近づける指示を出力する感情表現推定システムである。
【0007】
(2)上記(1)の本発明の一態様に係る感情表現推定システムにおいて、前記特定の感情に前記使用者の見た目の感情を近づけるように促すように話の仕方を変える変更部、をさらに備えるようにしてもよい。
【0008】
(3)上記(1)または(2)の本発明の一態様に係る感情表現推定システムにおいて、前記特定の感情に使用者の見た目の感情を近づけるように促す感情教示部、をさらに備えるようにしてもよい。
【0009】
(4)上記(1)から(4)のうちのいずれか1つの本発明の一態様に係る感情表現推定システムにおいて、前記特定の感情は、心理学における「興奮」、「愛情」、「恐怖」、「怒り」、「悲しみ」、「喜び」に分類されるものであるようにしてもよい。
【0010】
(5)上記(2)の本発明の一態様に係る感情表現推定システムにおいて、前記変更部は、話し方の速さの変更、話すトーンの変更、物語のタイプの変更のうちの少なくとも1つを変更するようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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