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公開番号
2025099794
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216727
出願日
2023-12-22
発明の名称
情報処理システム、情報処理装置、および情報処理方法
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G16H
20/70 20180101AFI20250626BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】注意力を向上させることができる情報処理システム、情報処理装置、および情報処理方法を提供することを目的とする。
【解決手段】情報処理システムは、操作者の状況を取得する取得部と、操作者とともにルールがあるゲームを行う仮想共同操作者の情報を有するポリシー部と、仮想共同操作者の操作者に対するアプローチを出力可能な出力部と、操作者の活動と仮想共同操作者の活動を使用して訓練された識別器と、操作者の報酬を予測する報酬ネットワークと、を備え、ポリシー部は、報酬ネットワークと識別器によって提供される報酬から仮想共同操作者のゲームを操作するポリシーを学習し、出力部は、取得部が取得した情報に基づく情報とポリシー部の情報から操作者の関心を促す出力を行う。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
操作者の状況を取得する取得部と、
前記操作者とともにルールがあるゲームを行う仮想共同操作者の情報を有するポリシー部と、
前記仮想共同操作者の操作者に対するアプローチを出力可能な出力部と、
前記操作者の活動と前記仮想共同操作者の活動を使用して訓練された識別器と、
前記操作者の報酬を予測する報酬ネットワークと、
を備え、
前記ポリシー部は、前記報酬ネットワークと前記識別器によって提供される報酬から、前記仮想共同操作者のゲームを操作するポリシーを学習し、
前記出力部は、前記取得部が取得した情報に基づく情報と、前記ポリシー部の情報から前記操作者の関心を促す出力を行う、
情報処理システム。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記出力部は、前記取得部が取得した情報に基づく情報と、前記ポリシー部の情報から前記操作者の関心を促す前記ゲームの操作を行う、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記取得部が取得した情報は、前記操作者の顔を含む画像、および前記操作者の音声信号のうちの少なくとも1つを含み、
前記操作者の顔を含む画像を用いて前記操作者の視線方向を推定、前記操作者の顔を含む画像を用いて前記視線方向がとどまっている時間を推定、前記操作者の顔を含む画像を用いて前記操作者の表情を推定、および前記操作者の音声信号を用いて前記操作者の前記ゲームに対する興味を示す度合いを推定、のうちの少なくとも1つの推定を行うことで、前記操作者の注意力を推定する注意力推定部、
をさらに備える請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記識別器は、
前記操作者の前記ゲームの状態と前記ゲームに対する行動の組である活動と、
前記仮想共同操作者の前記ゲームの状態と前記ゲームに対する行動の組である活動と、
を前記ゲームの進行毎に比較し、前記識別器の報酬を求める、
請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記出力部は、
前記注意力推定部が推定した結果、前記操作者の注意力が持続または向上している場合、前記操作者を褒める発話を出力し、
前記注意力推定部が推定した結果、前記操作者の注意力が持続していない場合、前記操作者に前記ゲームへさらなる参加を促す発話を出力し、
前記操作者が前記ゲームに参加していない時間が所定時間継続した場合、前記操作者に前記ゲームへの参加を促す発話を出力する、
請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項6】
学習時、前記ゲームの状態と、前記操作者の行動に重み付けして、前記報酬ネットワークを学習させる、
請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項7】
撮影装置と、収音部とを備える環境センサ、をさらに備え、
前記取得部は、前記環境センサが撮影した画像、および収音した音響信号のうち少なくとも1つを取得して、前記操作者の状況を取得する、
請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記仮想共同操作者は、ロボットであり、
前記ロボットは、音声出力部と、表示部とを備え、
前記出力部は、前記音声出力部、および前記表示部のうちの少なくとも1つであり、
前記ロボットは、前記操作者に、前記音声出力部から発話、および前記表示部に表情を表す画像を表示のうちすくなくとも1つを行うことで、前記仮想共同操作者の操作者に対するアプローチを出力する、
請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項9】
操作者の状況を取得する取得部と、
前記操作者とともにルールがあるゲームを行う仮想共同操作者の情報を有するポリシー部と、
前記仮想共同操作者の操作者に対するアプローチを生成して、前記仮想共同操作者に出力可能な出力部と、
前記操作者の活動と前記仮想共同操作者の活動を使用して訓練された識別器と、
前記操作者の報酬を予測する報酬ネットワークと、
を備え、
前記ポリシー部は、前記報酬ネットワークと前記識別器によって提供される報酬から、前記仮想共同操作者のゲームを操作するポリシーを学習し、
前記出力部は、前記取得部が取得した情報に基づく情報と、前記ポリシー部の情報から前記操作者の関心を促す出力を生成して、前記仮想共同操作者に出力する、
情報処理装置。
【請求項10】
情報処理装置において、
取得部が、操作者の状況を取得し、
ポリシー部が、前記操作者とともにルールがあるゲームを行う仮想共同操作者の情報を有すると、
出力部が、前記仮想共同操作者の操作者に対するアプローチを生成して、前記仮想共同操作者に出力し、
前記操作者の活動と前記仮想共同操作者の活動を使用して訓練された識別器が、前記操作者の活動と前記仮想共同操作者の活動を比較して報酬を求め、
報酬ネットワークが、前記操作者の報酬を予測し、
前記ポリシー部が、前記報酬ネットワークと前記識別器によって提供される報酬から、前記仮想共同操作者のゲームを操作するポリシーを学習し、
前記出力部が、前記取得部が取得した情報に基づく情報と、前記ポリシー部の情報から前記操作者の関心を促す出力を生成して、前記仮想共同操作者に出力する、
情報処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理装置、および情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
注意欠如・多動症(ADHD:Attention-deficit/hyperactivity disorder)は、通常、不注意(集中力がないなど)、多動性・衝動性(落ち着きがない、順番待ちができないなど)の症状が現れる。この障害は、子供たちが集中することが困難であるため、家庭や学校での日常生活の遂行に影響を及ぼすため、子供たち、親、教師にとって問題となる。
【0003】
このような障害に対して、発達障害支援システムが提案されている(例えば特許文献1参照)。このような発達障害支援システムでは、被支援者の被支援者識別情報と、被支援者に関する複数種類の検査情報があらかじめ対応づけられている。被支援者識別情報とその支援者の支援者識別情報を対応づける権限情報も支援サーバに格納されている。そして、支援サーバは、発達障害者である被支援者に関する検査情報を受信する。支援サーバは、検査情報の取得要求を受信したとき、検査情報の要求者が、検査情報の対象となる。
被支援者に関してアクセス権限を付与されていることを条件として、検査情報を要求者に送信する。これにより、発達障害者に関する各種情報を集約し、プライバシーに配慮しながら情報を関係者が円滑に共有するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-101853号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術の発達障害支援システムでは、発達障害者に関する各種情報を集約、共有できても、発達障害者の注意力を向上させることができなかった。
【0006】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、注意力を向上させることができる情報処理システム、情報処理装置、および情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る情報処理システムは、操作者(例えば子供)の状況を取得する取得部と、前記操作者とともにルールがあるゲームを行う仮想共同操作者(ロボット)の情報を有するポリシー部(Generator(policy))と、前記仮想共同操作者の操作者に対するアプローチを出力可能な出力部(スピーカ、表示部)と、前記操作者の活動と前記仮想共同操作者の活動を使用して訓練された識別器(Discriminator)と、前記操作者の報酬を予測する報酬ネットワーク(Human reward net)と、を備え、前記ポリシー部は、前記報酬ネットワークと前記識別器によって提供される報酬から、前記仮想共同操作者のゲームを操作するポリシーを学習し、前記出力部は、前記取得部が取得した情報に基づく情報と、前記ポリシー部の情報から前記操作者の関心を促す出力を行う、情報処理システムである。
【0008】
(2)上記(1)の本発明の一態様に係る情報処理システムにおいて、前記出力部は、前記取得部が取得した情報に基づく情報と、前記ポリシー部の情報から前記操作者の関心を促す前記ゲームの操作を行うようにしてもよい。
【0009】
(3)上記(1)または(2)の本発明の一態様に係る情報処理システムにおいて、前記取得部が取得した情報は、前記操作者の顔を含む画像、および前記操作者の音声信号のうちの少なくとも1つを含み、前記操作者の顔を含む画像を用いて前記操作者の視線方向を推定、前記操作者の顔を含む画像を用いて前記視線方向がとどまっている時間を推定、前記操作者の顔を含む画像を用いて前記操作者の表情を推定、および前記操作者の音声信号を用いて前記操作者の前記ゲームに対する興味を示す度合いを推定、のうちの少なくとも1つの推定を行うことで、前記操作者の注意力を推定する注意力推定部、をさらに備えるようにしてもよい。
【0010】
(4)上記(1)から(3)のうちのいずれか1つの本発明の一態様に係る情報処理システムにおいて、前記識別器は、前記操作者の前記ゲームの状態と前記ゲームに対する行動の組である活動と、前記仮想共同操作者の前記ゲームの状態と前記ゲームに対する行動の組である活動と、を前記ゲームの進行毎に比較し、前記識別器の報酬を求めるようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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