TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025067896
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2024179213
出願日
2024-10-11
発明の名称
測定システム
出願人
アークレイ株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G16H
10/40 20180101AFI20250417BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】測定装置、端末装置および報知装置を有する測定システムにおいて、測定装置と端末装置との間で測定結果を送受信する際のセキュリティを担保できるようにする。
【解決手段】測定システムは、第1通信方式で通信を行う第1通信部と、第1通信方式とは異なる第2通信方式で通信を行う第2通信部とを有し、ユーザの生体情報の測定結果を取得する測定装置、測定装置の第1通信部と通信する端末通信部を有する端末装置、および第2通信方式により測定装置の第2通信部と通信する報知通信部と、情報を報知する報知部とを有する報知装置を備える。測定装置が報知装置と通信している場合、測定装置と端末装置との間において、測定装置が報知装置と通信していない場合よりも、セキュリティレベルが高い通信を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1通信方式で通信を行う第1通信部と、前記第1通信方式とは異なる第2通信方式で通信を行う第2通信部とを有し、ユーザの生体情報の測定結果を取得する測定装置、
前記測定装置の前記第1通信部と通信する端末通信部を有する端末装置、および
前記第2通信方式により前記測定装置の前記第2通信部と通信する報知通信部と、情報を報知する報知部とを有する報知装置を備え、
前記測定装置が前記報知装置と通信している場合、前記測定装置と前記端末装置との間において、前記測定装置が前記報知装置と通信していない場合よりも、セキュリティレベルが高い通信を行う測定システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記セキュリティレベルが高い通信は、通信確立のためのパスコードを前記端末装置に入力することにより行われ、
前記測定装置が前記報知装置と通信していない場合に行われる、前記セキュリティレベルが高い通信よりも前記セキュリティレベルが低い通信は、前記パスコードを使用することなく行われる請求項1に記載の測定システム。
【請求項3】
前記パスコードは前記測定装置に固有のコードである請求項2に記載の測定システム。
【請求項4】
前記パスコードは前記測定装置によりランダムに生成される請求項2に記載の測定システム。
【請求項5】
前記測定装置が前記報知装置と通信している場合、前記報知装置は前記報知部により前記パスコードを報知する請求項3または4に記載の測定システム。
【請求項6】
前記報知装置の前記報知部はディスプレイであり、前記報知装置は前記ディスプレイへの表示により前記パスコードを報知する請求項5に記載の測定システム。
【請求項7】
前記報知装置は、前記測定装置から送信される前記測定結果を報知する第1モードと、前記パスコードを報知する第2モードとを切り替え可能であり、前記第1モードに切り替えられている場合に前記測定結果を報知し、前記第2モードに切り替えられている場合に前記パスコードを報知する請求項2に記載の測定システム。
【請求項8】
前記報知装置が前記第1モードに切り替えられている場合、前記測定装置は前記端末装置との通信を停止し、前記報知装置が前記第2モードに切り替えられている場合、前記測定装置は前記端末装置と通信する請求項7に記載の測定システム。
【請求項9】
前記測定装置と前記端末装置との間において、前記セキュリティレベルが高い通信よりも前記セキュリティレベルが低い通信が確立されている場合において、前記測定装置が前記報知装置と通信された場合、前記測定装置と前記端末装置との間において、前記セキュリティレベルが高い通信を行う請求項1または2に記載の測定システム。
【請求項10】
前記測定装置と前記端末装置との間において前記セキュリティレベルが高い通信が確立され、かつ前記測定装置が前記報知装置と通信している場合、前記端末装置の識別情報を前記報知装置により報知する請求項1または2に記載の測定システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、測定システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、血液中の血糖値を測定する測定装置において、小型化することにより携帯性を向上させるために、測定結果を表示するディスプレイを備えていないものが知られている(特許文献1)。特許文献1に記載された測定装置は、スマートフォン等の端末装置と、例えばBluetooth(登録商標)等の無線通信を行うことにより、端末装置に測定結果を表示するようになっている。また、測定装置は有線による通信を行うことも可能であり、特許文献1には、測定装置とコンピュータとをケーブルにより電気的に接続し、コンピュータに測定結果を送信して保存することが記載されている。一方、測定装置と有線接続され、測定値を読み上げることにより測定値を報知する報知装置が提案されている(特許文献2参照)。
【0003】
一方、上述したように、Bluetooth等の無線通信を行うことにより、測定装置と端末装置との間で通信を確立した後は、測定装置と端末装置とを近づけることにより、使用者は意識することなく自動的に測定装置から端末装置への測定結果を送信して測定結果を端末装置において表示することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許5535251号
特許4707296号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方、血糖値等の生体情報の測定結果は個人情報の1つであるため、測定結果を送受信する際には、測定結果が他人に知られないようにセキュリティを担保する必要がある。測定装置と端末装置との間で測定結果を送受信する際にセキュリティを担保するためには、測定装置と端末装置との間のペアリングを正しく行っておく必要がある。
【0006】
しかしながら、ディスプレイを備えない測定装置と端末装置とをペアリングする場合、ペアリングに必要なパスコードをユーザに知らせることができない。また、パスコードを測定装置に記載しておくことも可能であるが、その場合、他人がパスコードを容易に盗み見ることができてしまう。一方、ペアリングをしないで測定装置と端末装置との間で通信を行うと、測定装置と端末装置とが通信可能な距離にあれば、測定装置は誰の端末装置とでも通信が行うことが可能となってしまうため、測定結果を送受信する際のセキュリティを担保できない。
【0007】
本開示は上記事情に鑑みなされたものであり、測定装置と端末装置との間で測定結果を送受信する際のセキュリティを担保できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本開示の一態様に係る測定システムは、
第1通信方式で通信を行う第1通信部と、前記第1通信方式とは異なる第2通信方式で通信を行う第2通信部とを有し、ユーザの生体情報の測定結果を取得する測定装置、
前記測定装置の前記第1通信部と通信する端末通信部を有する端末装置、および
前記第2通信方式により前記測定装置の前記第2通信部と通信する報知通信部と、情報を報知する報知部とを有する報知装置を備え、
前記測定装置が前記報知装置と通信している場合、前記測定装置と前記端末装置との間において、前記測定装置が前記報知装置と通信していない場合よりも、セキュリティレベルが高い通信を行う。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、測定装置と端末装置との間で測定結果を送受信する際のセキュリティを担保できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係る測定システムの一例を示す概略図である。
測定装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
測定装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
端末装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
端末装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
報知装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
報知装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
測定装置と報知装置とが接続された状態を示す概略図である。
本実施形態に係る測定システムにおいて測定装置と報知装置とが接続された場合に行われる処理の一例を示すシーケンス図である。
本実施形態に係る測定システムにおいて端末装置に測定結果を表示する場合に行われる処理の一例を示すシーケンス図である。
本実施形態に係る測定システムにおいて測定装置と報知装置とが接続された場合に行われる処理の一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
アークレイ株式会社
測定装置
1日前
アークレイ株式会社
測定システム
1日前
アークレイ株式会社
測定システム
1日前
アークレイ株式会社
精度管理方法、精度管理物質液の調製方法、及び測定装置
1日前
個人
N式トータルシステム
4か月前
個人
情報システムおよび方法
22日前
エムスリー株式会社
媒体
2か月前
富士通株式会社
リスクと診断
5か月前
株式会社M-INT
情報処理システム
8日前
株式会社M-INT
情報処理システム
4か月前
株式会社タカゾノ
作業時間計測システム
5か月前
大王製紙株式会社
作業管理システム
22日前
富士電機株式会社
食事管理システム
1か月前
医療法人社団梅華会
医療の支援装置
3か月前
個人
透析医療に関する回答方法及びその装置
3か月前
株式会社日立製作所
情報システム
4か月前
株式会社サンクスネット
リスク判定システム
3か月前
株式会社Smart119
情報処理システム
5か月前
個人
弾塑性有限要素法におけるデータ同化の演算方法
5か月前
アルケア株式会社
コミュニケーションシステム
3か月前
株式会社JVCケンウッド
表示装置及び表示方法
3か月前
合同会社フォース
オンライン診療システム
17日前
株式会社グローバルビジョン
検体検査管理システム
3か月前
HITOTSU株式会社
手術管理システム1
2日前
公立大学法人大阪
診断装置
2か月前
個人
服薬指導支援システム、及び、服薬指導支援方法
3か月前
公益財団法人がん研究会
画像診断報告書作成システム
5か月前
日本光電工業株式会社
医療支援装置
8日前
日本光電工業株式会社
医療支援装置
8日前
株式会社メディファーム
代替候補品目付き相互作用禁忌DB
29日前
富士通株式会社
敗血症の診断および予測
1か月前
株式会社バシラックス
零売サービス提供システム
5か月前
大和ハウス工業株式会社
推定装置、及び推定方法
16日前
株式会社HJ Link‐do
オンライン診療システム
1日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
4か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
4か月前
続きを見る
他の特許を見る