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公開番号
2025102425
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219866
出願日
2023-12-26
発明の名称
車両の室内構造
出願人
ソニー・ホンダモビリティ株式会社
,
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60R
11/02 20060101AFI20250701BHJP(車両一般)
要約
【課題】車室内の広い範囲をカメラによって確実に撮像することができ、かつ、車両内外からの見栄えも良好に維持することができる車両の室内構造を提供する。
【解決手段】車両の室内構造は、車室内の天井部の車幅方向の中央領域に配置されるルーフコンソール10を備える。ルーフコンソール10は、コンソール本体13と、コンソールパネル14を備える。コンソール本体13は、車室内の前席近傍を照射するマップランプ12の作動装置を実装する。コンソールパネル14は、コンソール本体13の車室内側を覆う。コンソールパネル14には、マップランプ12の配置面に対して上方側に窪む窪み部16が設けられる。窪み部16内の車両前方側位置には、撮像方向が車室内の後部側下方に向くようにカメラ30が配置される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車室内の天井部の車幅方向の中央領域に配置されるルーフコンソールを備え、
前記ルーフコンソールは、
車室内の前席近傍を照射するマップランプの作動装置を実装するコンソール本体と、
前記コンソール本体の車室内側を覆うコンソールパネルと、を備え、
前記コンソールパネルには、当該コンソールパネルの前記マップランプの配置面に対して上方側に窪む窪み部が設けられ、
前記窪み部内の車両前方側位置には、撮像方向が車室内の後部側下方に向くようにカメラが配置されていることを特徴とする車両の室内構造。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記カメラは、前記窪み部の左右の側壁がケラレとして四隅に映り込むように車室内を撮像することを特徴とする請求項1に記載の車両の室内構造。
【請求項3】
前記カメラで撮像された画像は、前記ケラレが消失、若しくは、低減するように画像補正部によって歪を補正されることを特徴とする請求項2に記載の車両の室内構造。
【請求項4】
前記カメラの撮像部の下端は、前記マップランプの発光部の下端よりも高い位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の室内構造。
【請求項5】
前記コンソールパネルの前記窪み部の車幅方向の一側と他側には夫々前記マップランプの発光部が配置され、
前記コンソールパネルの一側と他側の各前記発光部の車幅方向外側には、左右の対応する前部座席の乗員を撮像する第2のカメラが夫々配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の室内構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車室内を撮像するカメラを備えた車両の室内構造に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、車室内の様子をカメラで撮像し、その映像をモニターで確認したり、録画したりすることがユーザーにより望まれている。この要望に対応する車両の室内構造として、車室内の天井部にカメラを設置したものが知られている(特許文献1,2参照)。特許文献1,2に記載の室内構造は、いずれも前席側の天井部の車幅方向の中央領域に配置されるルーフコンソールに室内撮像用のカメラが設置されている。
【0003】
特許文献1に記載の室内構造は、ルーフコンソールの車室内に臨むコンソールパネルの平坦面に撮像部が下方を向くようにカメラが設置されている。
【0004】
また、特許文献2に記載の室内構造は、ルーフコンソールの前端部に下方側に膨出する膨出壁が設けられ、その膨出壁に、撮像部が車室内の後部側下方を向くようにカメラが設置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-126357号公報
特開2019-219899号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の室内構造は、撮像部が下方を向くようにカメラがコンソールパネルの下面に設置されているため、車室内の広範囲を確実にカメラによって映すことが難しい。つまり、特許文献1に記載の室内構造では、カメラが前席寄りの上方位置で下方に向いて設置されているため、車室内の後方領域の広い範囲を確実に映すことが難しい。
【0007】
一方、特許文献2に記載の室内構造は、ルーフコンソールの前端側の膨出壁に、カメラが車室内の後部側下方を向くように設置されているため、車室内の前部から後方領域までの比較的広い範囲をカメラによって撮像することができる。しかし、特許文献2に記載の室内構造の場合、ルーフコンソールの前端部に下方に向かって膨出する膨出壁が設けられるため、車両内外からの見栄えを低下させる原因となり易い。
【0008】
また、特許文献2に記載の室内構造では、カメラの設置される膨出壁がルーフコンソールの下方の一般面よりも下方に位置されるため、室内高を充分に確保することが難しい車両では、前席の乗員やシート(シートバック)が邪魔になって車室内の後方領域を確実に撮像できないことがある。
【0009】
そこで本発明は、車室内の広い範囲をカメラによって確実に撮像することができ、かつ、車両内外からの見栄えも良好に維持することができる車両の室内構造を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る車両の室内構造は、上記課題を解決するために、以下の構成を採用した。
即ち、本発明に係る車両の室内構造は、車室内の天井部の車幅方向の中央領域に配置されるルーフコンソール(例えば、実施形態のルーフコンソール10)を備え、前記ルーフコンソールは、車室内の前席近傍を照射するマップランプ(例えば、実施形態のマップランプ12)の作動装置を実装するコンソール本体(例えば、実施形態のコンソール本体13)と、前記コンソール本体の車室内側を覆うコンソールパネル(例えば、実施形態のコンソールパネル14)と、を備え、前記コンソールパネルには、当該コンソールパネルの前記マップランプの配置面に対して上方側に窪む窪み部(例えば、実施形態の窪み部16)が設けられ、前記窪み部内の車両前方側位置には、撮像方向が車室内の後部側下方に向くようにカメラ(例えば、実施形態のカメラ30)が配置されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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