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公開番号2024131125
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023041208
出願日2023-03-15
発明の名称鞍乗型車両
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60T 7/06 20060101AFI20240920BHJP(車両一般)
要約【課題】より簡単な操作でパーキングブレーキを作動させることができる鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】運転者が足(S)で操作するブレーキペダル(30)と、該ブレーキペダル(30)の操作に応じて作動するブレーキ装置(9)とを有する鞍乗型車両(1)において、前記ブレーキペダル(30)を踏むことで前記ブレーキ装置(9)が通常ブレーキとして作動すると共に、前記ブレーキペダル(30)を上方にかき上げることで前記ブレーキ装置(9)がパーキングブレーキとして作動するように構成する。前記ブレーキペダル(30)をかき上げて所定角度まで上方に揺動させると、前記ブレーキペダル(30)が所定角度に保持されてパーキングブレーキが作動するように構成する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
運転者が足(S)で操作するブレーキペダル(30)と、該ブレーキペダル(30)の操作に応じて作動するブレーキ装置(9)とを有する鞍乗型車両(1)において、
前記ブレーキペダル(30)を踏むことで前記ブレーキ装置(9)が通常ブレーキとして作動すると共に、前記ブレーキペダル(30)を上方にかき上げることで前記ブレーキ装置(9)がパーキングブレーキとして作動するように構成されていることを特徴とする鞍乗型車両。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記ブレーキペダル(30)をかき上げて所定角度まで上方に揺動させると、前記ブレーキペダル(30)が所定角度に保持されてパーキングブレーキが作動するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項3】
前記鞍乗型車両(1)の車体に揺動自在に軸支されるベース部材(70)を有し、
前記ベース部材(70)の前端部に前記ブレーキペダル(30)が支持されており、
前記ブレーキペダル(30)を踏むと、前記ベース部材(70)が前記ブレーキペダル(30)と一体に揺動することで前記ブレーキ装置(9)が作動し、
前記ブレーキペダル(30)をかき上げると、前記ベース部材(70)に取り付けられたリンク機構(L)が作動することで前記ブレーキ装置(9)が作動することを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗型車両。
【請求項4】
前記ブレーキペダル(30)に山型のカム(34)が形成されており、
前記ブレーキペダル(30)をかき上げると、前記リンク機構(L)を構成する入力部材(40)が前記カム(34)に押されることで前記リンク機構(L)が作動すると共に、前記入力部材(40)を初期位置に戻す方向の付勢力によって前記ブレーキペダル(30)が所定角度に保持されることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗型車両。
【請求項5】
前記ブレーキペダル(30)が所定角度で保持された状態は、前記ブレーキペダル(30)を踏むことで解除されることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗型車両。
【請求項6】
前記リンク機構(L)は、前記ベース部材(70)の前後寸法の間に配設されていることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両。
【請求項7】
前記ベース部材(70)は、前記ブレーキペダル(30)より車幅方向内側に配設されていることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗型車両に係り、特に、車両の停車時に車輪の回転を継続的に禁止するためのパーキングブレーキを有する鞍乗型車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、走行中の車両を減速させる通常ブレーキに加えて、車両の停車時に車輪の回転を継続的に禁止するためのパーキングブレーキを有する構成が知られている。
【0003】
特許文献1には、自動二輪車のブレーキシステムにおいて、運転者がブレーキレバーを握ることで通常ブレーキが作動すると共に、ブレーキレバーの基部に設けられたロック機構によってブレーキレバーを揺動させた状態で保持することで、パーキングブレーキを作動させるようにした構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-189189号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の構成では、パーキングブレーキを作動させるために、まずブレーキレバーを握り、次にブレーキレバーを握ったままロック機構を操作するという2段階の操作が必要であり、操作が煩わしいという課題があった。
【0006】
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、より簡単な操作でパーキングブレーキを作動させることができる鞍乗型車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本発明は、運転者が足(S)で操作するブレーキペダル(30)と、該ブレーキペダル(30)の操作に応じて作動するブレーキ装置(9)とを有する鞍乗型車両(1)において、前記ブレーキペダル(30)を踏むことで前記ブレーキ装置(9)が通常ブレーキとして作動すると共に、前記ブレーキペダル(30)を上方にかき上げることで前記ブレーキ装置(9)がパーキングブレーキとして作動するように構成されている点に第1の特徴がある。
【0008】
また、前記ブレーキペダル(30)をかき上げて所定角度まで上方に揺動させると、前記ブレーキペダル(30)が所定角度に保持されてパーキングブレーキが作動するように構成されている点に第2の特徴がある。
【0009】
また、前記鞍乗型車両(1)の車体に揺動自在に軸支されるベース部材(70)を有し、前記ベース部材(70)の前端部に前記ブレーキペダル(30)が支持されており、前記ブレーキペダル(30)を踏むと、前記ベース部材(70)が前記ブレーキペダル(30)と一体に揺動することで前記ブレーキ装置(9)が作動し、前記ブレーキペダル(30)をかき上げると、前記ベース部材(70)に取り付けられたリンク機構(L)が作動することで前記ブレーキ装置(9)が作動する点に第3の特徴がある。
【0010】
また、前記ブレーキペダル(30)に山型のカム(34)が形成されており、前記ブレーキペダル(30)をかき上げると、前記リンク機構(L)を構成する入力部材(40)が前記カム(34)に押されることで前記リンク機構(L)が作動すると共に、前記入力部材(40)を初期位置に戻す方向の付勢力によって前記ブレーキペダル(30)が所定角度に保持される点に第4の特徴がある。
(【0011】以降は省略されています)

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