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公開番号
2024132430
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-01
出願番号
2023043182
出願日
2023-03-17
発明の名称
車両用ブレーキランプ
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60Q
1/44 20060101AFI20240920BHJP(車両一般)
要約
【課題】後続車両の離間距離に拘わらず制動時における縞状の点灯状況を後続車両の運転者に確実に認識させることができる車両用ブレーキランプを提供する。
【解決手段】車両用ブレーキランプは、複数の縞状発光領域15と、複数の非発光領域16と、を備える。縞状発光領域15は、帯状の複数の発光部13と非発光部14が交互に配列される。非発光領域16は、発光部がない。縞状発光領域15と非発光領域16は交互に配列される。非発光領域16の配列方向の延在幅w1は、縞状発光領域15内の非発光部14の配列方向の延在幅w2よりも広く設定される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の後部に配置される車両用ブレーキランプであって、
帯状の複数の発光部と非発光部が交互に配列された複数の縞状発光領域と、
発光部のない複数の非発光領域と、を備え、
前記縞状発光領域と前記非発光領域が交互に配列されるとともに、前記非発光領域の配列方向の延在幅が、前記縞状発光領域内の前記非発光部の配列方向の延在幅よりも広く設定されていることを特徴とする車両用ブレーキランプ。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記発光部と前記非発光部の配列方向は、前記縞状発光領域と前記非発光領域の配列方向と同方向とされていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキランプ。
【請求項3】
車両の減速度を検出する減速度検出部と、
前記発光部の発光を制御する発光制御部と、をさらに備え、
前記発光制御部は、前記減速度検出部による検出値が規定値よりも小さいときに、一の前記縞状発光領域のみを発光させ、前記減速度検出部による検出値が前記規定値以上のときに、一の前記縞状発光領域と併せて他の前記縞状発光領域を発光させることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ブレーキランプ。
【請求項4】
前記縞状発光領域は、車両の主ブレーキランプとは別に車両の上部に配置されるハイマウントストップランプであり、
前記発光制御部は、前記減速度検出部による検出値が規定値よりも小さいときに、車幅方向中央の一の前記縞状発光領域のみを発光させ、前記減速度検出部による検出値が規定値以上に増大すると、当該検出値の増大に応じて一の前記縞状発光領域に併せて車幅方向外側の他の前記縞状発光領域を順次発光させることを特徴とする請求項3に記載の車両用ブレーキランプ。
【請求項5】
前記発光制御部は、前記減速度検出部による検出値が規定値よりも小さいときには、前記減速度検出部による検出値が規定値以上のときよりも車幅方向中央の前記縞状発光領域の発光量を増大させることを特徴とする請求項4に記載の車両用ブレーキランプ。
【請求項6】
車幅方向中央の前記縞状発光領域は、その他の前記縞状発光領域よりも車幅方向の幅が広く設定されていることを特徴とする請求項4に記載の車両用ブレーキランプ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の後部に配置される車両用ブレーキランプに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
車両の後部に配置されるブレーキランプはブレーキ装置の作動に連動して点灯する。これにより、後続車両に前方車両の制動状況を知らせることができる。ブレーキランプは、点灯状態を後続車両により明確に認識させることが重要となるため、このための各種の工夫がなされている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載の車両用ブレーキランプは、発光面に帯状の高光度発光部と低光度発光部が交互に配置されている。これにより、ブレーキ装置の作動時(制動時)には、ブレーキランプが縞状に光って見え、後続車両の運転者にランプの点灯をより明確に認識させることができる。
一般に、踏切の遮断器等のコントラストのある縞模様は視認者の危険に対する警告意識を高めることができる。このため、縞状に点灯する上記のブレーキランプは、ブレーキ装置の作動時に後続車両の運転者により注意を換気させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-52977号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来の車両用ブレーキランプは、発光面の全体がほぼ均等な縞状に点灯して見える。このため、後続車両が一定距離以内に近接した場合には、発光面の縞状の点灯を後続車両の運転者が認識することができる。しかし、後続車両が一定距離よりも離れている場合には、発光面の点灯自体は視認できても、縞状の点灯状況までは認識することができない。このため、縞状の点灯によって視認者の警告意識を充分に高めることができず、この点の改善が望まれている。
【0006】
そこで本発明は、後続車両の離間距離に拘わらず制動時における縞状の点灯状況を後続車両の運転者に確実に認識させることができる車両用ブレーキランプを提供しようとするものである。そして、延いては持続可能な輸送システムの発展に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る車両用ブレーキランプは、上記課題を解決するために、以下の構成を採用した。
即ち、本発明に係る車両用ブレーキランプは、車両の後部に配置される車両用ブレーキランプであって、帯状の複数の発光部(例えば、実施形態の発光部13)と非発光部(例えば、実施形態の非発光部14)が交互に配列された複数の縞状発光領域(例えば、実施形態の縞状発光領域15)と、発光部のない複数の非発光領域(例えば、実施形態の非発光領域16)と、を備え、前記縞状発光領域と前記非発光領域が交互に配列されるとともに、前記非発光領域の配列方向の延在幅(例えば、実施形態のw1)が、前記縞状発光領域内の前記非発光部の配列方向の延在幅(例えば、実施形態のw2)よりも広く設定されていることを特徴とする。
【0008】
上記の構成を採用した場合、後続車両が離れている場合に複数の縞状発光領域の発光部が発光すると、後続車両の運転者からは、縞状発光領域と非発光領域が全体として縞状に点灯して見える。このため、後続車両が離れていても、車両用ブレーキランプを視認する後続車両の運転者の警告意識を充分に高めることができる。
また、後続車両が接近している場合に縞状発光領域の発光部が発光すると、縞状発光領域内の発光部と非発光部が後続車両の運転者から縞状に点灯して見える。このため、この場合も車両用ブレーキランプを視認する後続車両の運転者の警告意識を充分に高めることができる。
【0009】
前記発光部と前記非発光部の配列方向は、前記縞状発光領域と前記非発光領域の配列方向と同方向とすることが望ましい。
【0010】
この場合、縞状発光領域と非発光領域の配列方向と、各縞状発光領域内の発光部と非発光部の配列方向が一致しているため、後方から視認する視認者が違和感を感じることなく、制動時の警告意識を高めることができる。特に、前方車両の制動時に後続車両が次第に接近する状況では、縞状発光領域と非発光領域による全体の縞状の点灯視認から、発光部と非発光部による個別のセグメント(発光領域)内の縞状の点灯視認に違和感なく移ることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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