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公開番号2024129717
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023039086
出願日2023-03-13
発明の名称乗客コンベア乗車制御装置
出願人フジテック株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B66B 29/00 20060101AFI20240919BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】ベビーカーなどの所定の運搬物体を運搬している利用者の乗車をより確実に防止することができる乗客コンベア乗車制御装置を提供する。
【解決手段】乗客コンベア乗車制御装置(10)は、乗客コンベア(1)の乗込口領域(R1)に設けられるゲート(30)と、利用者が運搬している運搬物体(T)を検出する運搬物体検出部(20)と、乗込口領域(R1)および該乗込口領域(R1)に近接する乗込口前領域(R2)の少なくともいずれか一方において、運搬物体検出部(20)によって運搬物体(T)が検出された場合に、ゲート(30)を閉じる制御を行うゲート制御部(112)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
乗客コンベアの乗込口領域に設けられるゲートと、
利用者が運搬している所定の運搬物体を検出する運搬物体検出部と、
前記乗込口領域および該乗込口領域に近接する乗込口前領域の少なくともいずれか一方において、前記運搬物体検出部によって前記運搬物体が検出された場合に、前記ゲートを閉じる制御を行う制御部と、を備える乗客コンベア乗車制御装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記ゲートは、該ゲートが閉じられた状態において、利用者が通行可能な間隙が設けられている、請求項1に記載の乗客コンベア乗車制御装置。
【請求項3】
前記ゲートのゲート部材が開閉する領域を含むゲート開閉領域に存在する物体を検出するゲート近傍物体検出部をさらに備え、
前記制御部は、前記ゲート近傍物体検出部によって前記物体が検出された場合に、前記ゲートの前記ゲート部材が閉じる速度を低下させる、請求項1に記載の乗客コンベア乗車制御装置。
【請求項4】
前記ゲートは、鉛直方向の軸を中心にゲート部材が回転する構造であり、
前記ゲート部材が、前記乗客コンベアの移動ステップ側に回転した状態が開位置であり、前記ゲート部材が、該開位置から、前記移動ステップとは反対側に回転することによって閉位置に変位する、請求項1に記載の乗客コンベア乗車制御装置。
【請求項5】
前記閉位置から前記開位置に変位するときの前記ゲート部材の最外周部の速度は、前記乗客コンベアの前記移動ステップの移動速度よりも遅い、請求項4に記載の乗客コンベア乗車制御装置。
【請求項6】
前記ゲートは、前記ゲート部材を回転させるトルクを発生させるモータと、前記トルクを、所定のトルク値を上限として前記ゲート部材に伝達するトルクヒンジと、を備える、請求項4に記載の乗客コンベア乗車制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は乗客コンベア乗車制御装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
エスカレータにおいて、通常はベビーカーやショッピングカートを搬送することは禁止されている。例えば特許文献1には、乗客がショッピングカート或いはベビーカーとともにエスカレータに乗り込もうとしている場合に、乗客に対して注意を促す音声メッセージを乗り口側の乗降口近傍に設置されたスピーカから出力させる構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-107761号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、音声メッセージが出力されるだけでは、該音声メッセージに気が付かずにベビーカーなどをエスカレータに乗車させてしまう利用者が発生することが考えられる。これを防止するために、ベビーカーなどを検出した場合にエスカレータの運転を停止する制御を行うことも考えられるが、エスカレータに乗車中の利用者も停止させてしまうことになるという問題や、他の利用者のエスカレータ利用も止めてしまうという問題がある。
【0005】
本発明の一態様は、例えばベビーカーなどの所定の運搬物体を運搬している利用者の乗車をより確実に防止することができる乗客コンベア乗車制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る乗客コンベア乗車制御装置は、乗客コンベアの乗込口領域に設けられるゲートと、利用者が運搬している所定の運搬物体を検出する運搬物体検出部と、前記乗込口領域および該乗込口領域に近接する乗込口前領域の少なくともいずれか一方において、前記運搬物体検出部によって前記運搬物体が検出された場合に、前記ゲートを閉じる制御を行う制御部と、を備える。
【0007】
上記の構成によれば、利用者が所定の運搬物体を運搬して乗客コンベアに乗車しようとしている場合には、乗込口領域に設けられているゲートが閉じられる。よって、所定の運搬物体を運搬している利用者の乗車をより確実に防止することができる。
【0008】
本発明の他の態様に係る乗客コンベア乗車制御装置では、前記ゲートは、該ゲートが閉じられた状態において、利用者が通行可能な間隙が設けられていてもよい。
【0009】
上記の構成によれば、所定の運搬物体が検出されてゲートが閉じられた場合でも、利用者は間隙を通って乗車することができる。よって、通常の利用者の乗車が必要以上に制限されることを防止することができる。
【0010】
本発明の他の態様に係る乗客コンベア乗車制御装置では、前記ゲートのゲート部材が開閉する領域を含むゲート開閉領域に存在する物体を検出するゲート近傍物体検出部をさらに備え、前記制御部は、前記ゲート近傍物体検出部によって前記物体が検出された場合に、前記ゲートの前記ゲート部材が閉じる速度を低下させてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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