TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024129353
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-27
出願番号
2023038499
出願日
2023-03-13
発明の名称
液体吐出装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人ATEN
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20240919BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】直交方向の小型化と、液漏れによる電子部材の不具合の防止と、の両方を実現する。
【解決手段】プリンタは、ヘッドユニット10の電子部材15の端子16と取付ユニット20の電子部材25の端子26とが互いに離隔した第1状態と、ヘッドユニット10の電子部材15の端子16と取付ユニット20の電子部材25の端子26とが互いに接触した第2状態とを取り得る。第2状態において、電子部材25がヘッドユニット10の下面11aと平行に延びる板状であり、端子16,26の接点が流路12よりも上方に位置する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
吐出口を有する第1流路及び前記吐出口が開口した吐出面を有する第1流路部材と、第1端子を有する第1電子部材と、を含むヘッドユニットと、
前記ヘッドユニットを着脱可能に支持する取付ユニットであって、第2端子を有する板状の第2電子部材を含む取付ユニットと、を備え、
前記第1端子と前記第2端子とが互いに離隔した第1状態と、前記第1端子と前記第2端子とが互いに接触した第2状態と、を取り得るものであり、
前記第2状態において、前記第2電子部材が前記吐出面と平行に延び、前記第1端子と前記第2端子との接点が前記第1流路よりも上方に位置することを特徴とする、液体吐出装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1流路部材は、前記吐出面と反対側の反対面をさらに有し、
前記第1電子部材は、前記反対面に配置されており、
前記取付ユニットは、前記ヘッドユニットを支持する支持部材と、前記支持部材に回動可能に取り付けられた回動部材と、をさらに含み、
前記第2電子部材は、前記回動部材に配置されており、前記回動部材が回動することで前記反対面を上方から覆う位置に配置されることを特徴とする、請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記第2電子部材は、前記第2端子が配置された第1面を有し、前記第1面と平行な方向に移動可能であることを特徴とする、請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記第1流路は、前記吐出口に連通する第1連通口を有し、
前記第1流路部材は、前記吐出面と反対側の反対面と、前記吐出面及び前記反対面を繋ぐ第2面とをさらに有し、前記第2面に、前記第1連通口が開口しており、
前記取付ユニットは、第2連通口を有する第2流路が形成された第2流路部材をさらに含み、
前記第1状態において、前記第1連通口と前記第2連通口とが互いに連通せず、
前記第2状態において、前記第1連通口と前記第2連通口とが互いに連通し、
前記第2流路部材が前記第1流路部材に対して前記第2面と交差する方向に相対的に移動することで、前記第1状態から前記第2状態へと移行することを特徴とする、請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記第2流路部材は、前記第2連通口が開口した第3面を有し、前記第3面と平行な方向に移動可能であることを特徴とする、請求項4に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
前記第1流路部材は、前記吐出面と反対側の反対面と、前記吐出面及び前記反対面を繋ぐ第2面とをさらに有し、前記第2面に、前記第1電子部材が配置されており、
前記第2電子部材が前記第1電子部材に対して前記第2面と交差する方向に相対的に移動することで、前記第1状態から前記第2状態へと移行することを特徴とする、請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
前記取付ユニットを前記吐出面と平行な方向に移動させる走査機構をさらに備えたことを特徴とする、請求項1~6のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
前記走査機構は、前記取付ユニットに連結されたベルトであって、前記取付ユニットよりも下方に位置するベルトを含むことを特徴とする、請求項7に記載の液体吐出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、流路と第1端子及び第2端子の接点とを有する液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、インクタンクから吐出口へと向かう流路が形成されたカートリッジ(第1流路部材)と、接続電極(第1端子)を有するエネルギー発生素子ユニット(第1電子部材)と、接続電極(第2端子)を有する駆動素子ユニット(第2電子部材)とを備えたインクジェット装置(液体吐出装置)が開示されている。駆動素子ユニットは、カートリッジにおける吐出口が開口した面(吐出面)と平行に延びる板状の部材である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-141874号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1によると、第2電子部材が吐出面と平行に延びる板状であるため、吐出面と直交する直交方向における小型化を実現できる。しかしながら、特許文献1では、図9において吐出口が下方を向くようにカートリッジを配置すると、カートリッジの流路が接続電極(端子)の接点よりも上方に位置する。この場合、流路から漏れ出た液体が端子に付着し、電子部材に不具合が生じる。
【0005】
本発明の目的は、直交方向の小型化と、液漏れによる電子部材の不具合の防止と、の両方を実現できる液体吐出装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る液体吐出装置は、吐出口を有する第1流路及び前記吐出口が開口した吐出面を有する第1流路部材と、第1端子を有する第1電子部材と、を含むヘッドユニットと、
前記ヘッドユニットを着脱可能に支持する取付ユニットであって、第2端子を有する板状の第2電子部材を含む取付ユニットと、を備え、前記第1端子と前記第2端子とが互いに離隔した第1状態と、前記第1端子と前記第2端子とが互いに接触した第2状態と、を取り得るものであり、前記第2状態において、前記第2電子部材が前記吐出面と平行に延び、前記第1端子と前記第2端子との接点が前記第1流路よりも上方に位置することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の第1実施形態に係るプリンタ1の内部を示す概略平面図である。
本発明の第1実施形態に係るプリンタ1に含まれるヘッドユニット10の断面図である。
本発明の第1実施形態に係るプリンタ1に含まれる取付ユニット20の斜視図である。
本発明の第1実施形態に係るヘッドユニット10を取付ユニット20に取り付ける作業の第1工程を示す斜視図である。
本発明の第1実施形態に係るヘッドユニット10を取付ユニット20に取り付ける作業の第2工程を示す斜視図である。
本発明の第1実施形態に係るヘッドユニット10を取付ユニット20に取り付ける作業の第3工程を示す斜視図である。
本発明の第1実施形態に係るヘッドユニット10を取付ユニット20に取り付ける作業の第4工程を示す斜視図である。
(a)は、図6のVIIIA-VIIIA線に沿ったヘッドユニット10及び取付ユニット20の断面図である。(b)は、図7のVIIIB-VIIIB線に沿ったヘッドユニット10及び取付ユニット20の断面図である。
(a)は、取付ユニットの流路部材21における連通口22yが開口した側面21sを示す図である。(b)は、取付ユニットの電子部材25における端子26が配置された表面25sを示す図である。
本発明の第2実施形態に係るヘッドユニット10を取付ユニット20に取り付ける作業工程を示す側面図である。
本発明の第2実施形態に係るヘッドユニット10を取付ユニット20に取り付ける作業が完了した状態を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係るプリンタ1は、図1に示すように、筐体1aと、ヘッドユニット10及び取付ユニット20を含む吐出ユニット2と、走査機構30と、タンクユニット40と、搬送機構50と、制御部90とを備えている。吐出ユニット2、走査機構30、タンクユニット40、搬送機構50及び制御部90は、筐体1aの内部に配置されている。
【0009】
ヘッドユニット10は、流路部材11を含む。流路部材11には、複数の吐出口12xを有する流路12が形成されている。流路部材11は本発明の「第1流路部材」に該当し、流路12は本発明の「第1流路」に該当する。
【0010】
吐出口12xは、走査方向に並ぶ4つの列11C,11M,11Y,11Kを構成している。各列11C,11M,11Y,11Kは、搬送方向に並ぶ複数の吐出口12xで構成されている。列11Cを構成する吐出口12xはシアンのインク、列11Mを構成する吐出口12xはマゼンタのインク、列11Yを構成する吐出口12xはイエローのインク、列11Kを構成する吐出口12xはブラックのインクを、それぞれ吐出する。
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本化薬株式会社
記録材料
2か月前
東レ株式会社
凸版印刷版原版
10日前
株式会社リコー
印刷装置
2か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
1か月前
株式会社リコー
印刷装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
2か月前
独立行政法人 国立印刷局
印刷物
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
2か月前
フジコピアン株式会社
熱転写シート
1か月前
三菱製紙株式会社
直接感熱記録材料
2か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
2か月前
フジコピアン株式会社
熱転写記録媒体
1か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
2か月前
カシオ計算機株式会社
印刷装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
17日前
カシオ計算機株式会社
印刷装置
2か月前
フジコピアン株式会社
中間転写シート
5日前
キヤノン株式会社
印刷制御装置
10日前
株式会社リコー
画像形成システム
1か月前
株式会社リコー
画像形成システム
1か月前
イーデーエム株式会社
プリンタ装置
11日前
キヤノン株式会社
印刷制御システム
23日前
株式会社リコー
吐出ヘッド、吐出装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
2か月前
ヤマハ発動機株式会社
印刷装置
2か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
1か月前
セイコーエプソン株式会社
印刷システム
2か月前
ブラザー工業株式会社
箔転写装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
箔転写装置
1か月前
セイコーエプソン株式会社
記録装置
10日前
独立行政法人 国立印刷局
排出孔を設けた番号器
2か月前
続きを見る
他の特許を見る