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公開番号2024127907
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2024106605,2019205198
出願日2024-07-02,2019-11-13
発明の名称KRAS G12C阻害剤化合物の重要な中間体の改良合成法
出願人アムジエン・インコーポレーテツド
代理人弁理士法人川口國際特許事務所
主分類C07D 471/04 20060101AFI20240912BHJP(有機化学)
要約【課題】 KRAS G12C阻害剤化合物の重要な中間体の改良合成法を提供する。
【解決手段】 本発明は、
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2024127907000156.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">46</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">161</com:WidthMeasure> </com:Image> などの、KRAS G12C変異をターゲットとする化合物の合成に有用な、構造
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2024127907000157.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">34</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">161</com:WidthMeasure> </com:Image> を有する、化合物5Mなどの中間体化合物を調製するための、改良された効率的でスケーラブルな方法に関する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
組成物であって、式4:
TIFF
2024127907000126.tif
38
161
の化合物、及び式B:
TIFF
2024127907000127.tif
33
161
の化合物を含む組成物。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記式4の化合物は式5M:
TIFF
2024127907000128.tif
39
161
の化合物である、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記式4の化合物は式5P:
TIFF
2024127907000129.tif
39
161
の化合物である、請求項1に記載の組成物。
【請求項4】
前記式Bの化合物は式B1:
TIFF
2024127907000130.tif
26
161
の化合物である、請求項1~3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項5】
前記式Bの化合物は式B2:
TIFF
2024127907000131.tif
26
161
の化合物である、請求項1~3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項6】
前記組成物は、2:1の比の前記式4の化合物と前記式Bの化合物とを含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項7】
前記組成物は式:
TIFF
2024127907000132.tif
20
161
を有する2-メチルテトラヒドロフランをさらに含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項8】
前記2-メチルテトラヒドロフランと前記式Bの化合物との比は2:1である、請求項1~3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項9】
前記組成物は式:
TIFF
2024127907000133.tif
43
161
を有する、請求項1に記載の組成物。
【請求項10】
前記組成物は式:
TIFF
2024127907000134.tif
43
161
を有する、請求項9に記載の組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、KRAS G12C変異を阻害する化合物の合成に有用な、下記の構造を有する、化合物5Mなどの中間体化合物を調製するための、改良された効率的でスケーラブルな方法に関する。
TIFF
2024127907000002.tif
37
161
続きを表示(約 4,400 文字)【背景技術】
【0002】
KRAS遺伝子変異は、膵臓がん、肺腺がん、結腸直腸がん、胆嚢がん、甲状腺がん、及び胆管がんで一般的である。KRAS変異はまた、NSCLC患者の約25%において観察され、いくつかの研究では、KRAS変異がNSCLC患者の負の予後因子であることを示している。最近、V-Ki-ras2 Kirstenラット肉腫ウイルス癌遺伝子相同体(KRAS)変異は、結腸直腸がんにおける上皮成長因子受容体(EGFR)標的療法に対する耐性を付与することが見出されており、したがって、KRASの変異状態は、重要な情報をTKI療法の処方前に提供することができる。まとめると、膵臓がん、肺腺がん、又は結腸直腸がんを有する患者、特にKRAS変異を特徴とするがんを有すると診断された患者、及び化学療法後にまで進行した患者を含む患者のための新しい医学的治療が必要とされている。
【図面の簡単な説明】
【0003】
図1は、組成物4aの結晶配置を示す。
図2-1は、ジオンラセミ体A~E型のXRPDオーバーレイを示す。
図2-2は、(1S)-(-)-カンファン酸共結晶のXRPDオーバーレイを示す。
図2-3は、(+)-2,3-ジベンゾイル-D-酒石酸共結晶のXRPDオーバーレイを示す。
図2-4は、D-(+)-リンゴ酸共結晶のXRPDオーバーレイを示す。
図2-5は、異なる温度でのM-ジオン共結晶のXRPDオーバーレイを示す。
図2-6は、異なる温度でのP-ジオン共結晶のXRPDオーバーレイを示す。
図2-7は、異なる温度でのM-ジオン共結晶とP-ジオン共結晶の混合物のXRPDオーバーレイを示す。
図2-8は、異なる温度(I/II)でのジオンラセミ体のXRPDオーバーレイを示す。
図2-9は、異なる温度(II/II)でのジオンラセミ体のXRPDオーバーレイを示す。
図2-10は、M/P-ジオン共結晶の三元相図を示す。
図2-11は、M/P-ジオンの三元相図を示す。
図3-1は、ジオンラセミ体A型のXRPDを示す。
図3-2は、ジオンラセミ体A型のTGA/DSCオーバーレイを示す。
図3-3は、ジオンラセミ体A型の

H NMRスペクトルを示す。
図3-4は、ジオンラセミ体A型のPLM像を示す。
図3-5は、ジオンラセミ体B型のXRPDを示す。
図3-6は、ジオンラセミ体B型のTGA/DSCオーバーレイを示す。
図3-7は、ジオンラセミ体B型の

H NMRスペクトルを示す。
図3-8は、ジオンラセミ体C型のXRPDを示す。
図3-9は、ジオンラセミ体C型のTGA/DSCオーバーレイを示す。
図3-10は、ジオンラセミ体C型の

H NMRスペクトルを示す。
図3-11は、ジオンラセミ体D型のXRPDを示す。
図3-12は、ジオンラセミ体D型のTGA/DSCオーバーレイを示す。
図3-13は、ジオンラセミ体D型の

H NMRスペクトルを示す。
図3-14は、ジオンラセミ体E型のXRPDオーバーレイを示す。
図3-15は、ジオンラセミ体E型のTGA/DSCオーバーレイを示す。
図3-16は、ジオンラセミ体E型の

H NMRスペクトルを示す。
図3-17は、M-ジオン共結晶A型のXRPDを示す。
図3-18は、M-ジオン共結晶A型のTGA/DSCオーバーレイを示す。
図3-19は、M-ジオン共結晶A型の

H NMRスペクトルを示す。
図3-20は、P-ジオン共結晶A型のXRPDを示す。
図3-21は、P-ジオン共結晶A型のTGA/DSCオーバーレイを示す。
図3-22は、P-ジオン共結晶A型の

H NMRスペクトルを示す。
図3-23は、ジオンラセミ体形態のXRPDオーバーレイを示す。
図3-24は、競合スラリー試料のXRPDを示す。
図3-25は、調製されたP-ジオン共結晶のXRPDオーバーレイを示す。
図3-26は、M/P-ジオン共結晶の

H NMRスペクトルオーバーレイを示す。
図3-27は、調製されたP-ジオン共結晶のXRPDオーバーレイを示す。
図4-1は、M-ジオンDBTA共結晶の結晶形態の相互変化図である。
図5-1は、M-ジオンDBTA共結晶の結晶形態(A~E型)のXRPDオーバーレイを示す。
図5-2は、M-ジオンDBTA共結晶の結晶形態(F~K型)のXRPDオーバーレイを示す。
図5-3は、M-ジオンDBTA共結晶の結晶形態(L~Q型)のXRPDオーバーレイを示す。
図5-4は、A型のXRPDパターンを示す。
図5-5は、A型のTGA/DSC曲線を示す。
図5-6は、A型の

H NMRを示す。
図5-7は、B型のXRPDオーバーレイを示す。
図5-8は、B型のTGA/DSC曲線を示す。
図5-9は、B型の

H NMRを示す。
図5-10は、C型のXRPDパターンを示す。
図5-11は、C型のTGA/DSC曲線を示す。
図5-12は、C型の

H NMRを示す。
図5-13は、D型のXRPDパターンを示す。
図5-14は、D型のTGA/DSC曲線を示す。
図5-15は、D型の

H NMRを示す。
図5-16は、E型のXRPDパターンを示す。
図5-17は、E型のTGA/DSC曲線を示す。
図5-18は、E型の

H NMRを示す。
図5-19は、F型のXRPDパターンを示す。
図5-20は、F型のTGA/DSC曲線を示す。
図5-21は、F型の

H NMRを示す。
図5-22は、G型のXRPDパターンを示す。
図5-23は、G型のTGA/DSC曲線を示す。
図5-24は、G型の

H NMRを示す。
図5-25は、H型のXRPDパターンを示す。
図5-26は、H型のTGA/DSC曲線を示す。
図5-27は、H型の

H NMRを示す。
図5-28は、I型のXRPDパターンを示す。
図5-29は、I型のTGA/DSC曲線を示す。
図5-30は、I型の

H NMRを示す。
図5-31は、J型のXRPDパターンを示す。
図5-32は、J型のTGA/DSC曲線を示す。
図5-33は、J型の

H NMRを示す。
図5-34は、K型のXRPDパターンを示す。
図5-35は、K型のTGA/DSC曲線を示す。
図5-36は、K型の

H NMRを示す。
図5-37は、L型のXRPDパターンを示す。
図5-38は、L型のTGA/DSC曲線を示す。
図5-39は、L型の

H NMRを示す。
図5-40は、M型のXRPDパターンを示す。
図5-41は、M型のTGA/DSC曲線を示す。
図5-42は、M型の

H NMRを示す。
図5-43は、N型のXRPDパターンを示す。
図5-44は、N型のTGA/DSC曲線を示す。
図5-45は、N型の

H NMRを示す。
図5-46は、O型のXRPDパターンを示す。
図5-47は、O型のTGA/DSC曲線を示す。
図5-48は、O型の

H NMRを示す。
図5-49は、P型のXRPDパターンを示す。
図5-50は、P型のTGA/DSC曲線を示す。
図5-51は、P型の

H NMRを示す。
図5-52は、Q型のXRPDパターンを示す。
図5-53は、Q型のTGA/DSC曲線を示す。
図5-54は、Q型の

H NMRを示す。
図6-1は、1,3-ジフェニル-3-オキソプロパンスルホン酸による分割からのM-5のHPLCを示す。
図6-2は、1,3-ジフェニル-3-オキソプロパンスルホン酸による分割からの5(P-アトロプ異性体過剰)のHPLCを示す。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、下記の化学構造
TIFF
2024127907000003.tif
35
161
を有する化合物、並びにその重要な中間体、すなわち、下記の化学構造
TIFF
2024127907000004.tif
37
161
を含む組成物及び化合物の改良調製法に関する。
【0005】
本発明はさらに、下記の化学構造
TIFF
2024127907000005.tif
37
161
を有する化合物5Mの調製方法に関する。
【0006】
本発明はさらに、構造
TIFF
2024127907000006.tif
32
161
を含む組成物に関する。
【発明を実施するための形態】
【0007】
定義
略語:以下の略語が本明細書で使用され得る:
【0008】
TIFF
2024127907000007.tif
223
170
【0009】
TIFF
2024127907000008.tif
248
170
【0010】
TIFF
2024127907000009.tif
174
170
(【0011】以降は省略されています)

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