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公開番号2024108489
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-13
出願番号2023012886
出願日2023-01-31
発明の名称ピラゾール類の製造方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類C07D 231/38 20060101AFI20240805BHJP(有機化学)
要約【課題】取り扱いが比較的困難な酸ハロゲン化物を使用しなくとも、特定構造を有するピラゾール類を強酸性の副生物の発生を抑制しつつ簡便に製造することが可能なピラゾール類の製造方法を提供する。
【解決手段】一般式(2)で表される化合物とマロノニトリルを反応させて得た一般式(3)で表される化合物に脱水剤を作用させて、一般式(4)で表される化合物を生成させた後、一般式(5)で表される化合物を反応させて、下記一般式(1)で表される化合物を得る方法である。
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(式(1)及び(5)中、R1は、H、アルキル基、アラルキル基、又はアリール基を表し、式(1)~(4)中、R2は、アルキル基、アラルキル基、又はアリール基を表す)
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記第1工程、下記第2工程、及び下記第3工程を有することを特徴とする、下記一般式(1)で表される化合物の製造方法。
第1工程:下記一般式(2)で表される化合物とマロノニトリルを反応させて、下記一般式(3)で表される化合物を生成させる工程
第2工程:下記一般式(3)で表される化合物に脱水剤を作用させて、下記一般式(4)で表される化合物を生成させる工程
第3工程:下記一般式(4)で表される化合物と下記一般式(5)で表される化合物を反応させて、下記一般式(1)で表される化合物を生成させる工程
TIFF
2024108489000025.tif
40
170
(前記一般式(1)中、R

は、水素原子、アルキル基、アラルキル基、又はアリール基を表し、R

は、アルキル基、アラルキル基、又はアリール基を表す)
TIFF
2024108489000026.tif
29
170
(前記一般式(2)中、R

は、アルキル基、アラルキル基、又はアリール基を表す)
TIFF
2024108489000027.tif
30
170
(前記一般式(3)中、R

は、アルキル基、アラルキル基、又はアリール基を表す)
TIFF
2024108489000028.tif
29
170
(前記一般式(4)中、R

は、アルキル基、アラルキル基、又はアリール基を表す)
TIFF
2024108489000029.tif
29
170
(前記一般式(5)中、R

は、水素原子、アルキル基、アラルキル基、又はアリール基を表す)
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記一般式(1)中、R

がアルキル基である請求項1に記載の製造方法。
【請求項3】
前記一般式(1)中、R

が、水素原子又は置換基を有してもよいフェニル基である請求項1に記載の製造方法。
【請求項4】
前記脱水剤が、金属触媒である請求項1乃至3のいずれか1項に記載の製造方法。
【請求項5】
前記脱水剤が、チタン酸エステルである請求項1乃至3のいずれか1項に記載の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ピラゾール類の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ピラゾール類、なかでも5-アミノピラゾール化合物は、色素及び医薬品などの中間体や原料として有用であることが知られている(特許文献1及び2)。
【0003】
ピラゾール環の4位にシアノ基が結合した5-アミノ-4-シアノピラゾール類を製造する方法として、例えば、以下の方法が提案されている。すなわち、マロノニトリルと酸ハロゲン化物を塩基の存在下で反応させて得たアシルマロノニトリルに脱水剤を作用させてジシアノメチリデン誘導体とした後、ヒドラジン類を作用させる方法が提案されている(特許文献3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特公平5-054834号公報
米国特許第5294612号明細書
特開2003-012650号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献3で提案された方法では、取り扱いが困難な酸ハロゲン化物を用いる必要がある。また、製造時に強酸が副生するため、鉄やステンレスなどの腐食しやすい金属製の容器を使用することが困難であるなど、使用可能な反応容器や設備に制限がある。
【0006】
したがって、本発明の目的は、取り扱いが比較的困難な酸ハロゲン化物を使用しなくとも、特定構造を有するピラゾール類を強酸性の副生物の発生を抑制しつつ簡便に製造することが可能なピラゾール類の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
すなわち、本発明によれば、下記第1工程、下記第2工程、及び下記第3工程を有することを特徴とする、下記一般式(1)で表される化合物の製造方法が提供される。
第1工程:下記一般式(2)で表される化合物とマロノニトリルを反応させて、下記一般式(3)で表される化合物を生成させる工程
第2工程:下記一般式(3)で表される化合物に脱水剤を作用させて、下記一般式(4)で表される化合物を生成させる工程
第3工程:下記一般式(4)で表される化合物と下記一般式(5)で表される化合物を反応させて、下記一般式(1)で表される化合物を生成させる工程
【0008】
TIFF
2024108489000001.tif
40
170
(前記一般式(1)中、R

は、水素原子、アルキル基、アラルキル基、又はアリール基を表し、R

は、アルキル基、アラルキル基、又はアリール基を表す)
【0009】
TIFF
2024108489000002.tif
29
170
(前記一般式(2)中、R

は、アルキル基、アラルキル基、又はアリール基を表す)
【0010】
TIFF
2024108489000003.tif
30
170
(前記一般式(3)中、R

は、アルキル基、アラルキル基、又はアリール基を表す)
(【0011】以降は省略されています)

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